2015.03.08 05:20|レシピ|

前々回の記事の猫型クッキー、その後親に頼まれあるところに差し入れたところ意外に好評だったらしく、作り方を知りたいとのリクエストを頂いたので(直接面識はない方なんですが)こちらにもレシピを書いておくことにしました。
もちろん猫の抜き型が必要ですが、ネットで探すといろいろ見つかりますので気に入ったポーズのを選んでどうぞ。
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↑こういうのはちょっと欲しいかも。
今回は黒と茶(というよりはオレンジか)のカラーを入れて三毛猫のクッキーにしてみました。フレーバーの材料や色の組み合わせは他にもいろいろ工夫できそうなので、お好きなようにアレンジしてみてください。何も入れないプレーン生地で作れば白猫になります。
材料:
有塩バター 150g
砂糖(上白糖) 大さじ山盛り5
卵黄 2個分
薄力粉 300g(カップ3杯)
バニラエッセンス 小さじ1/2
ココアパウダー(できればブラック、ビター等と名前に入っているもの) 大さじ1 ※黒い生地の着色用
キャロット、もしくはパンプキンパウダー 大さじ1+シナモンパウダー 小さじ1 ※茶色い生地の着色用。
好みの色のアラザン 適量
作り方
1: 室温でしばらく置き、柔らかくなったバターに卵黄と砂糖、バニラエッセンスを入れてすり混ぜる。全体がよく混ざり合ったらふるった小麦粉を1カップずつ加えていき、むらなくこね上げて一つにまとめる。これで基本の生地(プレーン)は完成。
2: 全体の1/3~1/4ほどの量を取り分け(※作りたい色の配分に合わせて加減を)、それぞれにココアとキャロット+ シナモンパウダーを練りこみ色つきの生地を作る。粉っぽくなりすぎるようなら、追加のバター(※分量外)を少量足す。

3: できあがった生地をそれぞれ、幅が1センチ強ほどの細長い棒状に切り分けてから同じ色が隣同士にならないようにくっつけ合わせ、太い円柱状に形作る(※この分量だとだいたい二個が適当)。
あいだに隙間ができたりしないよう、ラップで包んで転がしてからしばらくおいておく。


4: 円柱を4~5等分に輪切りし、切り分けた生地を一つずつラップ二枚の間に挟む。上から麺棒で4~5ミリほどの厚さになるようのばし、クッキー型で抜いてクッキングシートかアルミホイルを敷いた天板に形を崩さないよう注意して並べる。
残った生地は寄せ集めてまたのばし、型抜きしていく(※これを繰り返すうち、色の違う生地が混ざりあって自然と面白い模様になります)。


5: つまようじの根元で両眼の位置にくぼみを作り、そこにアラザンを埋め込んで眼を入れる。(※アラザンがなければ、ようじで穴をあけておくだけでも可。)
余力があれば顔の左右に2-3本のみぞを入れてヒゲもつけてあげましょう。ようじの先でもできますが、虫ピンやクリップをのばしたものなど細い針金があるとやり易いです。

6: 180℃に熱したオーブンで9~10分焼いて完成。


型抜きの工程に多少時間がかかりますが、この方法で作ると毛なみも表情もみんな微妙に違う猫たちがたくさんできて楽しいですよ。生地は一度に作り切れないようなら、3:の円柱にした段階で乾燥しないようしっかりラップでくるんで冷蔵庫に入れておけば三日ほどは大丈夫です。
ところで今度は金だけでなく緑眼のネコもいるのがおわかりでしょうか(近くの百均にバレンタインの売れ残りと思しき緑のアラザンが大量にあったのでまとめ買いしちゃったんですが) ちなみにうちの二匹は、茶白はほぼ純粋な金眼ですが黒白は金緑とも青緑ともいえるような微妙な色です。

こんな風に左右で眼の色が違うのもいくつか作ってみたんですが、調べたら実際には猫のオッドアイってほとんどが青と金色だそうで。片目が緑でもう一方が金の組み合わせの猫っていないんですかね。