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餌泥棒はそっくりさん

2018.03.28 13:36|
 久しぶりの更新のうえに唐突ですみませんが、先日帰宅したらこんな事になってました。

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 一面の歯型にご注目ください。

 誰の仕業かというと
KIMG0023_convert.jpg

 いや何のことはない猫の盗み食いというだけなんですが...黒白が瓜二つの顔の付いたパックに齧りついていた光景が衝撃的でついここに(汗) 元々のパッケージデザインもあいまってちょっと面白いことになってます。あいにく簡単には食い破れなかったようで、中身に手をつけるには至らず未遂に終わりました。
 
 補足しますと、その日は母が外出していつもの時間に餌が貰えず、お腹を空かした黒白が家探ししたあげく奥の部屋に置いてあったフードのパウチを引っ張り出してきた模様。猫たちも普段はあまり入らない場所のためすっかり油断してました。
 このハチワレ猫パッケージのキャットフード(フ○○○○ス)、大抵の店で買えて値段も手頃なうえ、うちの猫たちの口にも合うようなのでよく食べさせてるのです。パッケージの絵柄のおかげで無意識に贔屓が入っているような気がするのは否定しませんが(笑)なお15歳以上用とあるのは歯の悪い茶白専用の餌だからで、決して間違えて買ってきてしまった訳ではないです。

 まあ本人(猫)としてはパッケージに自分そっくりのイラストが描かれていることなんて気にも留めなかったでしょうね。そもそも猫という生物が自身の顔とか毛色についてどれくらい認識しているものなのか私もさっぱり分かりませんけど。

ついでにこれまた黒白そっくりな絵本を見つけたので記念に撮ったツーショット。

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 パリのアパルトマンの最上階にある家で飼われることになった猫が主人公の「てっぺんねこ」(Amazonリンク)という本です。
 
 先月パリに旅行した時泊まったホテルの向かいの建物もこの本に出てくるようなアパルトマンだったんですが、屋根の構造等もろもろ気になりまして、帰国後にちょっと調べてみたら偶然この絵本がヒット。
 猫飼いとしてはちょっと肝が冷えるハプニングの話とはいえ、主役の好奇心旺盛なハチワレ君が可愛いのですべて良し。もちろんパリの日常が一味違った視点から覗けるという点でもお薦めです。

 猫と暮らしているとハプニングはいつだって付き物ですしね...(この数日後ぐちゃぐちゃに噛まれた二つ目のパウチパックがベッドの下から発見されました。暑くなる前のこの季節でまだ良かった)

2133~01
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テーマ:猫のいる生活
ジャンル:ペット

コメント

フェ○○○○のCM可愛い。

本当にソックリですね。CMに出られそうなくらい。ハチワレ猫さん、絵本やエッセイでも人気者で群ようこ先生を思い出します。図書館で猫の日にちなんで猫エッセイコーナーを設置してました。凄い冊数!「世界ふれあい街あるき」のパリ編でガラス屋根のパッサージュの上を黒白の猫さんが散歩していた場面が印象に残っています。先日まで寒くて霜がおりていたのに、昨日は半袖でも暑いくらいで衣替えが追い付きません。畑のアスパラガスも毎日チェックしないと育ち過ぎて可食時期を過ぎてしまいます。

Re: フェ○○○○のCM可愛い。

まったく玄関のドアを開けて最初に出くわしたパウチを咥えて逃げていく姿、フ○○○○スの人にぜひお目にかけたかったですよ~。
あんなに歯型だらけにしてしまっちゃ宣伝になりそうもありませんが。
世界街歩きには時々チャンネルを合わせてますがその回は見逃してしまったような。パサージュ屋上の映像ってなかなか貴重ではないでしょうか。猫になって春先の今頃あの上で日向ぼっこしたら気持ち良さそう。

こちらでも桜の開花後に雪が降ったかと思えば、ここ数日は初夏のような日続きです。
しかし暖かくなったとたんバラに出現する丸々と太ったアブラムシ…e-443

ボートの三人男

光文社文庫から「ボートの三人男」が出る前に中公文庫版を読んでいます。英国紳士に川とくれば「楽しい川辺」を思い出します。もぐら君、川ねずみ君、ヒキガエルの馬車旅を。英国紳士は満員電車で痛勤したり家事に追われたりしなくて良いのですね。そんなことは労働者階級にやらせればよい。しかしボート旅の途上では自分でテントを張ったり缶詰を開けなくてはならず抱腹絶倒の展開に。ダンジョン飯新刊も楽しみです。

Re: ボートの三人男

昔「たのしい川べ」のハードカバーを誕生日プレゼントに貰ったのですが、英国式階級社会についての知識などない小学校低学年児にはどうも取っつきにくく、もっぱら挿絵ばかり眺めていたものです。絵のほうは同じE・シェパードの「プーさん」よりこちらが好みだったんですが。後年読み直したときのほうがヒキガエル氏に振り回される仲間たちの苦労がよく分かって楽しめました。あの珍道中、たしかに「ボートの三人男」的なところがありますよね。

変な話ですが「ボートの三人男」に出てくる「臭いチーズ」ってどれぐらいの匂いなのか時々気になります。以前うちでもお土産に貰った海外産のチーズを冷蔵庫に入れたところ、なかなか匂いが消えず閉口したことがあって…。

リヴァプールで購入したチーズ

素敵な誕生日プレゼントですね。挿絵で一番好きなのはヒキガエルの洗濯婆さんコスプレです。三人男の作者やグレアム自身が経済的に厳しい環境で育ったそうですが、紳士階級の貧困と我々の知る貧困とは違うような。父親から屋敷と財産を相続したヒキガエルが一番お金持ちなのでしょうがアナグマやモグラの地下の家も憧れでした。アナグマは広大な地下スペースを一人で維持管理出来るのかしら?ラヴェンダーの香りの客室ベッドなんか女中さんがいないと無理なような。そしてグルメな川ねずみ!あのピクニックバスケット!船乗りねずみをもてなす際も「臭いくさいチーズ」をだしてましたね。食品のブランドにも拘りがあるようですし。三人男のチーズ、シュールストレミングの缶詰を開けたような事態に!今だったら通報されますよね。モーセの十戒の如く人並が引いてゆく。ウォッシュタイプのチーズかしら?

Re: リヴァプールで購入したチーズ

なるほど蓋を開けたシュールストレミングを持ち歩くようなものと考えればいいんですね!(まあシュールストレミングの匂い知らないんですけど…)リヴァプールで買ったということは大陸からの輸入品なんですかね~。どこの国のチーズなんでしょう。

作中で小さくてみすぼらしいと言われている「たのしい川べ」のモグラの家、池や彫像付きの可愛い前庭まであって今でも普通に羨ましいです。確かにごく当たり前のお屋敷という感じのヒキガエル邸より、小ぢんまりしてファンタジー感溢れるアナグマやモグラ宅、それに川べりにあるネズミの家の方が居心地よさそうで住んでみたくなりますよね。
あの時代の英国小説にはアナグマみたいな独身貴族の男性がよく登場しますけど、一人暮らしと言いつつ実際は家事をしてくれる従僕や家政婦さんがいたりしますし(使用人は家族のうちに数えない?)案外通いの女中さんを雇ってるのかも。

泥棒猫

こんばんは。
先日はブログコメントありがとうございました。

猫の盗み食い…。
ひょっとしたら以前自分のブログに書いたかもですが昼飯を食べられちゃった事がありました、猫に。
多分高校生の時の夏休み。
昼食テーブルに準備してあるから~、と言い残して母は仕事に行ったのですが、食べようと思って確認すると皿の上に山盛りの千切りキャベツが(汗)。
「なんのつもりだろう?」と思いつつキャベツも食べたけどインスタントラーメンか何かを作って食べたような。

母の帰宅後話を訊いてみると、キャベツの横にトンカツがあったはずなんだそうで。
外部から人が入った形跡はないし(だとしたらトンカツだけ食べて済むはずがない)当時飼っていた黒猫が食べたとしか思えないんですよね。
しかし猫がトンカツ一枚食べられるだろうか?とちょっと疑問でした。
案外トンカツゲットだぜ!の後、庭に引っ張っていって近所の猫たちと優雅にランチでもしてたのかもしれません(笑)。

>チーズ
チーズの事が話題になってますが、最初にブルーチーズを食べた時はちょっと仰天しました。
ボディの強い赤ワインと一緒なら今は食べられますが。

Re: 泥棒猫

こんばんはー、こちらこそ先日はお邪魔しました。

お昼のトンカツ~~!
猫達のランチパーティーを想像したら可笑しくなってしまいましたが、当事者としては笑い事じゃすみませんよねえ。食べ盛りの男子高校生になんてことをe-350そういえば昔母の実家にいた猫もフライや天ぷらの揚げかすに目がなく、よく紙にくるんで捨ててあるのを盗み食いしようとしては怒られてました。

逆にうちで最初に飼った猫は温野菜、特にアスパラとブロッコリーが好物というヘルシー志向で、キッチンに置いたままのゆで野菜を何回か食い荒らしたことがあったんですけどね。最初やられた時にはまさか猫のしわざとは思わなかったので仰天してしまいました。今いる二匹は人間の食べ物に興味がない反面、キャットフードの好き嫌いが激しいのが困ったものです。

私はブルーチーズはわりと好きなんですけど、山羊とか羊のミルクから作った一部の種類がどうもダメです。
匂いだけが苦手というより味やその他もろもろ含めたクセと相性が悪いんだと自己分析してますが…

衣か!

Hollyさんのコメントで合点がいきました。
猫はきっと衣だけが目当てだったんだ!、と。
どう考えても猫がトンカツ一枚食べられるとは思えなかったので。
どこかに引っ張っていって、衣だけ食べたのでしょう。
やがて豚肉は土に還ったか、カラスの胃袋にでも収まったのでしょうね…。
トンカツ返せ(笑)。

乳製品は牛乳とかヨーグルトでも身体に合わない人いるみたいですから、山羊、羊系はだめとかあるんでしょう。

私は山芋嫌いじゃないのですが、以前上用饅頭を作る為にすり下ろしていたら手というか腕が火傷みたいに爛れた事がありました。
一種のアレルギーなんですかね?

Re: 衣か!

確かに、火を通した肉より香ばしく揚がった衣の方が猫にはご馳走だったというのはありえそうです。化け猫が夜な夜な行燈の油を…という話もあるくらいだし、猫って案外脂っこいものが好きなんでしょうかね。

実は私にもトンカツと衣にまつわるほろ苦い思い出があります(笑)
確か大学に入ったばかりの頃、大阪に単身赴任していた父のところに遊びに行ったときのことです。その日父は会食があって遅くなるというので、デパ地下で目にとまった「ヘレカツ」(この呼び方、最初見た時には結構なカルチャーショックでした)を買ってきて一人で食べることにしました。

しかしレンジで温めてさあ食べようと切り分けたら、なんと衣の中ががらんどうで肉がない!?と思ってよく見たらその空洞の端っこに、ジャーキーよりもさらに干からびた状態でへばりついた肉の残骸が…
家のと勝手が違う電子レンジの操作を誤り、適切な時間をはるかに超えて加熱してしまったのが原因なんですが、外見はそのままなのに内側の肉だけあんな風になるというのが衝撃でした。今でもお店でヒレカツが売られているのを見るとその光景がよみがえります(泣)

>山芋でただれ
確かアレルギーというよりは、あのぬめぬめに皮膚を刺激する成分が含まれているんじゃなかったかと。うちでは大和芋の磯辺揚げ(おろして味付けしたのを海苔でくるんで揚げたもの)をよく作るんですが、私もそれで何度か指に軽い湿疹が出たことがあります。ゴム手袋をつけて調理すればいいんでしょうけど、どうも邪魔に感じていつも素手でやっちゃうんですよね。

No title

>行灯の脂
…でなんとなく納得(笑)。
うちではドライフードだけでしたが、庭で結構狩りしてましたしエネルギー補給に必要だったのか…。

>ヘレカツ
私も最初違和感を覚えました(笑)。
関西圏独特のものなのでしょうかね?
大阪では「きずし」と呼ばれているものが地元では「しめさば」だったりとかもありました。
魚関係は地方で名前がかなり異なる事は知ってましたけど。
関東ではなんと呼ぶのだろう??

縮んでしまったのは残念でした(汗)。
私も市販の切り餅をレンジに掛けてどろどろに溶けてしまった事がありました(笑)。

>山芋
皮膚に刺激を与える成分があるのは知ってましたが、過敏なのかな~、と。
それまでも山芋おろした事がなかった訳じゃないのですが、その時はとにかく大量で(汗)。
掌とかの皮膚の厚い部分じゃなくて、手首から肘までの皮膚の柔らかい部分が火傷みたいに爛れました。
病院に行って包帯巻いて…一週間ぐらいはそのままだったかな。
普段食べる分にはあまり関係無いのですが、時々口元がかゆかったりすることはあります。

Re: No title

「化け猫と油」で検索してみたら、まさに昔ながらの猫まんまではエネルギーが不足していたからという裏事情が説明されていてへ~となりました。母の実家の猫も外飼いでかなり活動的だったので油もの好きになったんでしょうね。

>ヘレカツ
最初「ヘレ」の意味がわからず、しばらくしてやっとヒレ肉のことだと思い当たる始末でした。その後美味しい串カツ屋さんには何度か行きましたが大阪風ヘレカツは食べる機会がないままなので、たぶん名前が違うだけだろうとは分かりながらも味が気になります。
「きずし」という呼び方は確かにあまり聞きなれませんねー。こちらでも「しめさば」と呼ぶのが一般的だと思います。

火傷状となるとそうとう重傷ですね、考えただけで痛痒そう…。山芋の量が多すぎて、皮膚が本来耐えられる許容範囲みたいなものを超えてしまったのかも?私も以前、山芋でなく大量のトマトでも(ソースを作るのに湯むきして刻んだんですが)同じような湿疹が出たことがあったので、やはり分量が問題なんじゃないかと思います。

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