ゴールデンウィーク中には一斉に咲き始めたベランダのバラを写真に収めようと意気込んでいたのに、連日吹き荒れた強風のおかげでほとんど撮影できずじまいでした。六階にある家のベランダは立地やマンションの構造もあってかとにかく風が強く、特に南風は地上の数倍はあろうかという勢いになるのです。
写真がブレるくらいならまだ良かったのですが、相当数の花が見る影もなく傷んでしまったのには流石にがっくり。ちょうど風の通り道にあたる作りつけ花壇のアンブリッジ・ローズなどは、元々トゲが多い品種なのも手伝って悲惨な状態でした。生育にはそこまで影響ないとはいえ、強風で葉擦れすると黒ずんで見栄えも悪くなるし、ベランダでバラ栽培する上での最大の悩みの種かもしれません。
かろうじて外で撮ったエリアーヌ・ジレの蕾。蕾の外側だけが赤く、開くとうっすらピンクが乗った白になるギヨーのフレンチローズです。
左は無傷ですが右は風のせいでズタズタ...。

↑なんと小さなクモが飛び入りで写ってました

咲くと白色に
写真では本来の色が出にくいことに定評のあるベンジャミン・ブリテン(通称紅ショウガ)
樹勢のわりにいつも花付きがいま一つですが、バラにありがちなごわごわ感の無い葉の色や質感が個人的に好み(そのおかげで葉を傷めないよう、一番風の当たりにくい特等地に置かれるという恩恵に浴してます)。

外で写した分はここまで。結局風を避けるため室内に取り込んだ数鉢を撮って終わりにしちゃいました。
ストロベリー・ヒル

修道士カドフェルことブラザー・カドフィール。家で一番の大輪咲き(但し、ブラインド多し)

アブラハム・ダービー
あとは数本ほどを切り花に。 先週母が日帰り旅行先で買ってきた花籠に活けてみました。
黄色いチャールズ・ダーウィンとアプリコットオレンジで丸っこいジュード・ジ・オブスキュア、その上に見えるのがトランクウィリティーと小輪のコーネリアです。
しかし新調したipadのカメラ、綺麗に撮れるぶん壁紙の小さなシミまで目立つのだけが厄介(笑)
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テーマ:バラが好き!
ジャンル:趣味・実用
昼は暑いのに最低気温5℃とかで夏野菜の発芽も遅れています。強風でキュウリとタマトの苗が傷んでしまいました。
今年は初夏の花が早くてツツジとシャクナゲが終わってしまい公園の薔薇が満開です。
和風の花籠にも、とても良く合っていますね。淡い色合いが素敵です。17日発売の諸星先生のムック大増補新版、2011年版も
持ってるんですけど欲しくなります。23日発売の皆川博子先生のムックも欲しい!
苗や新芽はとりわけダメージを受けやすいからこの時期の強風は厄介ですよね。バラもですが、ちょうど伸びてきたローリエの若葉が風に当たってだいぶ変色してしまったのには地味に困りました(あまり傷むと料理に使えなくなるし…)
>淡い色合い
なぜか私が買うのは薄色系ばかりで、バラの王道といえるような真紅のものは一本もありません。特に色に好き嫌いがあるわけでもないのに我ながら不思議です。
2011年のムック、増補版が出るんですか!しょっちゅうアマゾンから来る広告につられて旧版を買わされなくてよかった~。
冠婚葬祭と法事が毎週あり、御供物は重くて嵩張るほど値打ちがあるという土地柄なので果物の缶詰やサイダー、乾物に生のパイナッブルが座敷の片隅に山をなしています。香典返しもカタログなどもっての他!食べ盛りの子供が何人もいる家庭ばかりでは無いでしょうに。缶詰とサイダーでゼリーを作って姑さんと食べています。ゼリーなら年寄りが噎せにくくて助かります。旦那さんと娘はコンビニスイーツの方が美味しいと。その通りなんですが昔、母が作ってくれた淡雪かんや牛乳かんを思い出して懐かしさで胸が一杯になります。薔薇と関係ない話ですみません。パイナッブルは生食かサングリアで消費するしかないでしょうか?
実を言うと私も一度パイナップルの山に囲まれて暮らしてみたい…丸ごとのパインを最後に手にしたのはいつだったかさえ思い出せないくらいです(笑)
>消費方
私もやったことないし好き嫌いも別れそうですけど、生パインは肉を柔らかくするといいますしスペアリブ等と煮込んでみるとか?あとうちの小学校の給食のフレンチドレッシング和えサラダにはなぜか必ず缶詰パイナップルが入ってたんですが(これ前に一度書いたかも)、あれ生のパイナップルで作ればもっとさっぱりして美味しそうな気がします。
でも料理に入れるよりはやっぱりスイーツの方が無難でしょうか。暑い日ならピューレにしたのを凍らせてシャーベットも良さそうですよね。
パイナップルは薄切りベーコンで巻いて炒めてみました。あとサングリア。お知恵をかして頂いてありがとうございました。
生食は舌がピリピリすると不評で。このところ雨ばかりで寒いのでシャーベットはまたの機会に。
梅雨の前に乾物をチェックして古いものは使い切らないと。
NHKでイギリス郷土菓子の番組を放映していて食い入るように見てしまいました。
限られた時間内で出来るだけ多種類のお菓子を味わうため三食お菓子なんですね。
イギリスの朝食を味わえないなんて。しかも甘いズッシリしたお菓子に甘ーーーいカスタードソースやシロップを
かける糖質オフに真っ向勝負のハイカロリーです。なのに郷土菓子研究家の林さんは鉛筆みたいに痩せておられます。
諸星先生のムック、表紙が栞と紙魚子で可愛い!カタツムリ漫画も先生らしいです。栞と紙魚子もっと描いて頂きたい。
パイナップルとベーコンの組み合わせは色もきれいで食欲をそそりそうですね。そういえば昔どこかのレストランで食べたパイナップル(缶詰ですが)をのせたハムステーキが気に入って、家でも真似しようとしたけれどなかなか同じ味にならなかったのを思い出しました。
その郷土菓子の番組、私も見ましたよ~。金色でとろとろのカスタード美味しそうでしたし、小さなパンケーキみたいなウェールズのお菓子も食べてみたくなりましたが、あいにく半分過ぎたところでBSプレミアムにチャンネルを変えてしまいました。そっちではパリの旅番組をやってたので(笑)
再放送があるらしいので今度こそ最後まで見てみます(次回はバラ特集らしいのでそちらも楽しみ)
ムック本はどうも品薄気味なのか、ぐずぐずしていたら近場では売り切れてしまったみたいです。いざとなればネット購入ですが、そんなに人気なら栞と紙魚子続編もぜひ…。
ケニアのバラは日本のバラと質感が異なるような。花もちが良いのですね。
ヨーロッパは地中海超えてスグだから良いお客さんですが日本まで空輸するのは大変そう。
農園のスーザンお母さんが素敵で。凄い方だなあ。
梅雨に入りトマトの元気がありません。バラにも梅雨は大敵ですね。
来週のイタリアグルメも美味しそう!でも自分はオリーブオイルが苦手なんです。
ボウエンの「陽気なお化け」でもイギリス人コックがストライキしますものね。
混ぜ物無しの本物のオリーブオイルは美味しいのでしょうか?
バラもこの季節になるとうどんこ病が目立ち始めて予防が追いつきません。先月風でやられてしまったのは二番花でリベンジしたいところですが、どうなることやら…。
ケニアのバラは本当に色鮮やかで見とれてしまいました。切り花品種だから鉢植えでは出回らないでしょうけど、緑と紫のグラデーションの色合いは日本でも人気が出そう。家庭料理も美味しそうだったし、行けるものならあの巨大ハウスに行ってみたいです。
私もあまりよく分かりませんが、むしろ本場の純粋なオリーブオイルのほうが香りや癖が強く好き嫌いが別れるのじゃないでしょうか?この前亡くなったピーター・メイルの「プロヴァンスの12か月」でも、現地のオリーブ油を胃腸が受け付けず苦労する英国人の来客の話があったような。
イタリア料理、ヨダレが出ました。世界中のチーズを制覇するのが夢とは。でもバイヤーさんは仕事だから大変なんですね。脂肪肝養成ギプス。国書刊行会から来月末に英国怪談珠玉集が刊行予定で楽しみです。お値段も結構するので図書館が入れてくれないかなあ。
バターの生ハム包みは二、三枚なら試してみたくなっちゃいました。お昼から店の梯子するのは真似できそうにありませんが。
>英国怪談珠玉集
「怪談の悦び」と「イギリス恐怖小説傑作選」の二冊を中心にした再録+αっぽい感じですけど、いくつか読んだことのないものもあってやっぱり気になります。あと南條先生のアンソロは作品冒頭ごとのエッセイ風解説がいつも面白いので、そこに大幅加筆していただけるなら喜んで買うのに…(笑)
南條先生は、まだそんなお年ではないのに、旧き善き時代の香気溢れる文章を書かれますね。紹介と本編の両方楽しめるという。マツコの知らない世界で薔薇を取り上げていましたがセットにお金が掛かってました。あの沢山の薔薇はスタッフさんが持ち帰ったのかしら?薔薇マダムのお庭も素晴らしかったですが区画整理で2年後、更地になる予定だそうです。長年かけて、あそこまで薔薇を育て上げたのに。四季咲きでない一季咲きの薔薇は、一年中世話して2週間だけの花なのですね。それだけの価値はありますけれど。マダムは冬の枝だけの薔薇も後ろ姿の薔薇もお好きだそうです。
おや、こっちの番組はノーチェックでした。HPを見たら香りの系統ごとの紹介まであって結構本格的ですね~。(私はあえて言うならミルラ派です)
私もオールドローズ系など育ててみたい一期咲きの品種が沢山ありますが、今年みたいに開花時期に強風でだめになったらと考えるとどうしても二の足を踏んでしまいます。花のない季節のバラにもいろいろ発見があっていいものですけど。
南條先生には新書の「ドリトル先生の英国」でもお世話になりました。昔のイギリスの生活、とりわけ食に関する知識はあの本でずいぶん豊富になった気がします。
猫肉屋のマシューの脂身のお菓子についての記述が良かったです。当時のイギリスの食事は凄く魅力的ですが、現代人には糖質過多ですね。さらにダブダブお手製の夜食が堪らなく美味しそう!寝る前の飲食は肥満に直結すると分かっていてもココアにトーストとか食べたい!サーカス編でダイエットを厳命されるガブガブに我が身を重ねてしまいます。
近頃はクリスマスシーズンになると輸入品のプラムプディングの缶詰など見かけたりするので、超高カロリーとはいえ年に一度くらいならいいんじゃないかという誘惑に駆られてしまいます。マシューが差し入れたのもクリスマス用のものなんでしょうか。おかみさんのお手製?
小説を読んでいるとイギリス人って本当に夜食のココア好きですよね。甘いココアには何といっても香ばしいバターたっぷりのトーストがぴったりですし、何を隠そう私もときどき真似したものです(笑)