2023.07.25 20:22|未分類|
やっと梅雨明け。
長い梅雨による日照不足でトマトとオクラが不調でしたが、これから収穫出来ますように!昼御飯が美味しくないと午後からの労働意欲が湧きませんね。バニツァと羊飼いのサラダをテイクアウト出来たらなあ!胡瓜を片っ端から糠漬けにしているので古漬けと、だし巻きで卵サンドにしています。ポテトサラダにも生の胡瓜でなく古漬けを使います。グレーテルのかまど、透明度が高く常温で固まるアガーで花のゼリーを作っていましたが、硬めの感じ。食べるのが勿体ない美しさです。薔薇のジャムやシロップで薔薇の花の模様のゼリーを作ったら最高でしょうが田邊美佐紀先生の超絶技巧は真似出来ない。花弁は着色した牛乳のゼリー。そしてジュラシックパークの緑のゼリーは恐怖を表しているなんて!緑は西洋では悪魔や妖怪の色なんですね。癒しの色じゃなかったんだ。最近出たクラーク・アシュトン・スミスの魔術師の帝国3にも緑のイメージの作品がありますが植物系も入っているような。コロナのせいで町内の春の草刈りが中止になり葛やセイタカアワダチソウが植物の王国を謳歌しています。梅雨が明けたら途端に猛暑で堪りません。お身体に気を付けて下さい。
Re: やっと梅雨明け。
グレーテルのかまどのゼリー回また見逃してしまいました。向日葵のゼリーたしかに夏らしくて綺麗!しかし食べてしまうのがもったいなさすぎるので、自分で作るには単色のシンプルなゼリーが一番かな(要は面倒くさいw)最近はネットで買えるモナンのフレーバーシロップをよくゼリーに使っていて、先日バイオレットシロップを使いきったので次はエルダーフラワーを注文してみました。あの味好きなんです。「魔法使いたちの料理帖」に載ってるエント水もエルダーフラワー入りでしたっけ。
そういえば緑には毒々しい(実際に昔使われていた鉱物由来の緑絵の具は猛毒だったそうですし)イメージもつきまといますよね。深い森に代表される木々の緑もつい近世までは癒しの空間というよりは、魔物や精霊が跋扈する危険な異界の象徴だったのじゃないかとアヴェロワーニュ読んで実感しました。ジュラシックパークも島の熱帯林あってこそだし。
ツイッターにも似たようなこと書きましたが、C・A・スミスの怪奇幻想作品によく植物が登場するのはそういった植物界の神秘への畏怖のようなものを体現してたりするのでしょうか。まあそういう問題でなくてもぼうぼうの草木に虫が大発生したりすると普通に恐いですけど(笑)
そういえば緑には毒々しい(実際に昔使われていた鉱物由来の緑絵の具は猛毒だったそうですし)イメージもつきまといますよね。深い森に代表される木々の緑もつい近世までは癒しの空間というよりは、魔物や精霊が跋扈する危険な異界の象徴だったのじゃないかとアヴェロワーニュ読んで実感しました。ジュラシックパークも島の熱帯林あってこそだし。
ツイッターにも似たようなこと書きましたが、C・A・スミスの怪奇幻想作品によく植物が登場するのはそういった植物界の神秘への畏怖のようなものを体現してたりするのでしょうか。まあそういう問題でなくてもぼうぼうの草木に虫が大発生したりすると普通に恐いですけど(笑)
胡瓜は採れなくなりました。
モナンのシロップは色もフレーバーも百花繚乱でお菓子作りが楽しくなりそう。西遊妖猿伝は西域らしい彫りの深い顔立ちの登場人物が増えてきました。宴会のメニューも羊肉や葡萄酒。幻想と怪奇、子供が惨い目にあう作品が多かったような。現代だったら警察と児童相談所案件です。シンシア・アスキスが現代に産まれたら敏腕編集者としてベストセラーを連発するか、起業して世界を股にかけ生活に革命を起こしていたりして。それともスローライフしながら執筆活動?公園にコキアが沢山植えてあるのですがコンモリとした形がファンタジー。妖精さんのお庭のようです。秋が深まると紅葉するのが素敵。公園の維持管理する人を尊敬します。季節ごとに花を植え替え、新品種や話題の植物も取り入れて。雑草は異常気象に関係無く生えまくるし。
Re: 胡瓜は採れなくなりました。
この間入手したアンソロジーに入っていたレ・ファニュの「マダム・クロウルの幽霊」なんかもそうですが、事故にせよ事件にせよ子供が行方不明になるケースは珍しくなかったんでしょうね。日本で神隠しといわれるような案件、外国ではどう結論づけられることが多かったのやら。「幻想と怪奇」3巻は律儀に冒頭から読んでいるので、アスキスの「白い蛾」まであともう少しなのですが、冒頭をちらっと眺めたところ出版業界の話みたいで楽しみです。
>異常気象
今年は何が原因かバラのカイガラムシが異常繁殖して、ひどいところなど枝が白い綿にくるまれたみたいになってます。専用の薬をスプレーして古歯ブラシでこすり落としてもすぐ復活するし本当にどうしたものかと。本来なら秋剪定しなくてはいけない季節だというのにあれが生理的に不快過ぎていまだに手を付けてません… 観賞用植物はちょっと手を抜くと見た目に即反映されるのが厄介ですよね。
>異常気象
今年は何が原因かバラのカイガラムシが異常繁殖して、ひどいところなど枝が白い綿にくるまれたみたいになってます。専用の薬をスプレーして古歯ブラシでこすり落としてもすぐ復活するし本当にどうしたものかと。本来なら秋剪定しなくてはいけない季節だというのにあれが生理的に不快過ぎていまだに手を付けてません… 観賞用植物はちょっと手を抜くと見た目に即反映されるのが厄介ですよね。
今年は桃が遅いので無花果ばかり食べてます。
姑さんは和歌山の「あらかわの桃」が好物で楽しみにしているのですが今年はまだ店頭で見かけず、無花果が安いので山盛り買ってます。子供の頃、無花果は畑の縁に沢山植えてあり、自宅の庭にもあってお金で買う物ではなかった。食べきれない程あるんだもの。熟成の進んだチーズと一緒に食べると美味しいです。ブリティッシュメイドというサイトにイギリス人が好きなコンホォートについて書かれた記事があって、イギリスならではのチーズやソーセージに言及されています。コッパードの「ジプシーチーズの呪い」でイギリスのチーズについて調べていた際に読んで面白かったです。日本のプロセスチーズは無味無臭に感じるなんて。幻想と怪奇3の「池の子たち」に出てくるカーフィリチーズも凄く美味しそう!ブラウマンズランチかしら?ダルメインの庭にも出てきましたね。ソーダブレッドに自家製チャツネに林檎にチーズ。カイガラムシは染料になる仲間もいるくらい赤い汚れが嫌になります。害虫は手替え品替えナンボでも襲ってきますね。
Re: 今年は桃が遅いので無花果ばかり食べてます。
私は断然桃より無花果派ですので、山盛り買えるなんてなんと羨ましい!生も干したのもコンポートも大好物なんですよね。昨年フランス旅行の際、ホテルの近所で見つけたパン屋さんの無花果タルトがそれは美味しそうで、最後の日の朝に食べてから空港に向かう(イートインスペースがあるので)つもりだったんですが、よりによってその日に限り店頭に並んでなかったのが最大の心残りです(泣)フランスの無花果は皮が黒紫で小粒なものがメジャーなようでしたが、イギリスでもそうなんですかね。
「池の子たち」に出てくる食べ物は他にも「グーズべリのジャムにクリーム」、「アヒルの丸焼きに青豆」といかにも食欲をそそりそうな夏のご馳走揃いですよね。前者は以前イギリス料理のレシピ本で読んだグースベリー・フールという冷たいデザートかなあと思いながら読んでいました。
あと直接関係ありませんが、平井呈一先生の実家が上野の和菓子屋さんというのを初めて知って驚いてしまいました。併設カフェのハチミツを使ったシロップのかき氷が食べてみたいけれどもう季節が遅いかなあ…
やはりジェイムズ、E・F・ベンスン、バレイジ辺りの古典怪談はいくらでも読めてしまう安定のラインナップですね。その流れで先日出た「アラバスターの手」もなかなか。アスキスの「白い蛾」も良くできた怪奇譚とは思うものの、ジョイスの母の強烈な毒親っぷりが怪異以上に印象に残ってしまったのは困ったものです。
「池の子たち」に出てくる食べ物は他にも「グーズべリのジャムにクリーム」、「アヒルの丸焼きに青豆」といかにも食欲をそそりそうな夏のご馳走揃いですよね。前者は以前イギリス料理のレシピ本で読んだグースベリー・フールという冷たいデザートかなあと思いながら読んでいました。
あと直接関係ありませんが、平井呈一先生の実家が上野の和菓子屋さんというのを初めて知って驚いてしまいました。併設カフェのハチミツを使ったシロップのかき氷が食べてみたいけれどもう季節が遅いかなあ…
やはりジェイムズ、E・F・ベンスン、バレイジ辺りの古典怪談はいくらでも読めてしまう安定のラインナップですね。その流れで先日出た「アラバスターの手」もなかなか。アスキスの「白い蛾」も良くできた怪奇譚とは思うものの、ジョイスの母の強烈な毒親っぷりが怪異以上に印象に残ってしまったのは困ったものです。
「銀のいす」の、ほんとのソーセージ
上野うさぎやカフェのかき氷、大人の味で老舗に相応しいと紹介されてました。食べ損ねた無花果タルトは夢に出てきそう。無花果も色々な種類があるんですね。コンフォートなイギリスの記事に昔のイギリス名物、混ぜ物タップリのソーセージが出てきました。パン粉35%というハンバーグより混ぜ物が多い代物で焼くと水分で破裂し見た目も味も日本人には受け入れられない。パンかだいずをまぜあわせたまずいソーセージなぞというけちなものではなくて、という文章が「銀のいす」にあります。キャロットケーキも戦時中の砂糖不足から生まれたし。ルーシー達も疎開していたから飢えはしないけど温かい家庭の御馳走から遠い生活で、タムナスさんのお茶やビーバー夫妻のもてなしが身に染みたことでしょう。でも「肉がたっぷりに香料をきかせたほんとのソーセージ」がいくらでも買える現在でも混ぜ物タップリソーセージは大人気で売り場に置いていないスーパーは無いそうです。台風12号による秋雨前線活性化でミニトマトとオクラがトドメをさされ、季節がガラリと変わりました。
Re: 「銀のいす」の、ほんとのソーセージ
「だいず」って訳にあたっての変更ではなく、原文でも同じなんでしょうか。実は以前一度だけソイミートを食べる機会があったんですが、私にはあれを常食にするのは無理だとつくづく思ったものです。大豆と本物の肉が中途半端に混ざったソーセージはさらに中途半端な味わいでまずそう(汗)
ナルニアの食べ物は大体美味しそうですが、その中でもあそこで出されるメニューは子供心にもいいなあと思ったものです。しかし「やきいも」というのはいま考えるとさつまいもじゃなくてじゃがいもですよね。まあソーセージにはポテトの付け合わせがないと物足りないでしょうし。暖炉で焼いた焼きリンゴのアイスクリーム添えが食べたい!
>キャロットケーキも戦時中の砂糖不足から生まれた
そうなんですか!これは初耳でした。ニンジン本来の甘味を生かすわけですね。ひょっとしてキャロットケーキのレシピで白砂糖使うものがほとんどないのもそれが遠因だったり?
ナルニアの食べ物は大体美味しそうですが、その中でもあそこで出されるメニューは子供心にもいいなあと思ったものです。しかし「やきいも」というのはいま考えるとさつまいもじゃなくてじゃがいもですよね。まあソーセージにはポテトの付け合わせがないと物足りないでしょうし。暖炉で焼いた焼きリンゴのアイスクリーム添えが食べたい!
>キャロットケーキも戦時中の砂糖不足から生まれた
そうなんですか!これは初耳でした。ニンジン本来の甘味を生かすわけですね。ひょっとしてキャロットケーキのレシピで白砂糖使うものがほとんどないのもそれが遠因だったり?
アガサ・クリスティのアフタヌーンティー
日参してすみません。キャロットケーキのエピソードは「グレーテルのかまど」で出てきました。あと、あらかわの桃はもうとっくにシーズンが終っていました。長梅雨とコロナでワタワタしているうちに。来年は食べたい!土曜日に地上波で「オリエント急行殺人事件」を放映してくれるのが楽しみです。帝国ホテルでクリスティー作品ゆかりのアフタヌーンティーが10月末まで催されるそうでサイトを見るだけで幸せ。バートラムホテルのキャラウェイシードケーキもあって香料なんかで誤魔化していない本物のシードケーキなんでしょうね。日曜日に図書館で「鉱物のお菓子 夏」という美しい本を見つけ夢中になりました。モナンのブルーキュラソウ・シロップとアガーで目を見張るような青いゼリーが出来るのですね。鉱物と文学とお菓子のコーナーも素敵!「青い森の天然青色りんご」で作る「青い魔法のお菓子」も食べるのが勿体ない!外見だけでなくお菓子としても丁寧に作ってあって美味しいのが分かります。色々、書き散らしてすみません。
Re: アガサ・クリスティのアフタヌーンティー
帝国ホテルのクリスティアフタヌーンティー! ハイ・ティーというんでしたっけ、お茶とお菓子だけでなくがっつり食事も兼ねたようなメニューですね。相当お腹を減らしていかないと全部入らなさそうとか、行くわけでもないのに余計な心配をしてしまいます(笑)
かわりといってはなんですが、きのうアマゾンでこんな本を見つけて注文してしまったのでした。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%8F%93%E5%AD%90%E3%81%A8%E3%81%94%E3%81%A1%E3%81%9D%E3%81%86-%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%A3%9F%E5%8D%93-%E5%8C%97%E9%87%8E-%E4%BD%90%E4%B9%85%E5%AD%90/dp/4576190318/ref=sr_1_7?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89&qid=1601484850&s=books&sr=1-7
クリスティは結構読んでいるつもりだったのに、半分以上どんなシーンで登場したメニューか思い出せない…。
青いゼリー、私もアガーとモナンのバタフライピーシロップで作ってます!しかしバタフライピーシロップ、色は深海のような群青で本当に綺麗なんですが、味がいま一つパンチに欠けるというかただの砂糖水とそう変わらない感じなんですよね。風味づけにレモン汁など酸性のものを入れたりすると青でなく紫になってしまうし。やはりブルーキュラソーを使った方が味は楽しめる?
あと暑い盛りにはバタフライピーシロップで色付けした青白まだらの白玉団子とか作って、これほど涼しげな食べ物はないとか喜んでました(子供か)
かわりといってはなんですが、きのうアマゾンでこんな本を見つけて注文してしまったのでした。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%8F%93%E5%AD%90%E3%81%A8%E3%81%94%E3%81%A1%E3%81%9D%E3%81%86-%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%A3%9F%E5%8D%93-%E5%8C%97%E9%87%8E-%E4%BD%90%E4%B9%85%E5%AD%90/dp/4576190318/ref=sr_1_7?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89&qid=1601484850&s=books&sr=1-7
クリスティは結構読んでいるつもりだったのに、半分以上どんなシーンで登場したメニューか思い出せない…。
青いゼリー、私もアガーとモナンのバタフライピーシロップで作ってます!しかしバタフライピーシロップ、色は深海のような群青で本当に綺麗なんですが、味がいま一つパンチに欠けるというかただの砂糖水とそう変わらない感じなんですよね。風味づけにレモン汁など酸性のものを入れたりすると青でなく紫になってしまうし。やはりブルーキュラソーを使った方が味は楽しめる?
あと暑い盛りにはバタフライピーシロップで色付けした青白まだらの白玉団子とか作って、これほど涼しげな食べ物はないとか喜んでました(子供か)
アガサ・クリスティの食卓
台風一過、洗濯と夏の寝具の始末に追われています。木枯しが吹くまでは半袖の出番があるからなあ。断捨離しようと思いつつ、来年着てから捨てようとプラケースにしまいこんでしまう。「アガサ・クリスティの食卓」はカラー写真無しの旧版を愛読しておりました。文章だけでも美味しそうでしたが素敵な写真が添付されたら涎ものですね。イギリスのお菓子やアフタヌーンティー関係の本はナンボでも欲しくなってしまう。アフタヌーンティーだけで二時間special番組とか放映して欲しい!椿山荘アフタヌーンティーレシピの本も読み応えがありましたがダイエット中は卵と鶏むね肉とストレートティーしか・・・。スコーンとかケーキとか厳禁。トホホ。図書館の新刊コーナーにマンビーの「アラバスターの手」が!装丁も内容にピッタリで素晴らしい!表題作は諸星先生の「赤い唇」を思い出しました。ヨーロッパは木像でなく石像なんですね。イギリスの由緒正しいお屋敷が沢山出てきて嬉しい!「クリスマスのゲーム」は婦人客もいるのにスプラッタな連想ゲームをするのが不思議でしたが怪談を冬の炉辺で話すのが伝統だそうですし、屋内の娯楽が限られていたせいでしょうか?もっと穏当なカードゲームやチェスではないのですね。公園の薔薇は秋剪定から再び開花し秋雨にも負けず咲き誇っていました。秋薔薇は色が冴えて美しい。
Re: アガサ・クリスティの食卓
この数日ですっかり寒くなり、さすがに夏物の出番も終わりかなといった感じですね。オーブン料理や煮込み料理も恋しくなってくる頃合いですが、「アガサ・クリスティの食卓」の写真を眺めていたらステーキキドニーパイかプディングが食べてみたいとなぜか生まれて初めて思ってしまいました。ああいった、デザートではなくメインの「プディング」の生地の食感ってどうも想像しにくいんですが、パイほどサクサクではなくお腹にたまる感じなんでしょうか。「プディングクラブ」の会合で出てくるデザートプディングもみんな美味しそうですよね。高級アフタヌーンティーほどお洒落でなくていいから、プディングクラブみたいな感じでイギリスの伝統スイーツ食べ放題みたいなスイーツビュッフェ企画されないかなあ。
「クリスマスのゲーム」のあの遊びはブラッドベリの「十月のゲーム」のハロウィンパーティでやってたのと同じですよね。何か異教の儀式チックな要素を感じますけど、由来でもあるんですかね……暇な時調べてみよう。「アラバスターの手」、私的にゾッとしたのは「霧の中の邂逅」と「悪魔の筆跡」でした。
「クリスマスのゲーム」のあの遊びはブラッドベリの「十月のゲーム」のハロウィンパーティでやってたのと同じですよね。何か異教の儀式チックな要素を感じますけど、由来でもあるんですかね……暇な時調べてみよう。「アラバスターの手」、私的にゾッとしたのは「霧の中の邂逅」と「悪魔の筆跡」でした。
大どろぼうホッツェンプロッツ
青と白の白玉やモナンシロップゼリーに涼しさを求めた季節から、鍋物や焼き芋が恋しい季節に。NHK漫勉ネオで諸星先生が来月登場なさるみたい。仲良しの星野先生も素晴らしかった!趣味どきっ「本の道しるべ」も毎回楽しみにしてます。渡辺満里奈さんの回に大どろぼうホッツェンプロッツが出てきました。プロイスラー作品のイギリスとはまた違ったドイツの料理やお菓子が凄く美味しそう!三部作を図書館で借りて読み耽りました。悪い魔法使いの好物のジャガイモ料理、木曜日の御馳走の焼きソーセージ、おばあさん秘伝のカボチャ、ニンニクとベーコンタップリのどろぼう料理。大団円で食べるシュトロイゼルクーヘンは「コトリンゴのりんごのポロポロケーキ」で出てきました。昔読んだ時、カスパールとゼッペルを双子の兄弟だと思い込んでいたのですが、おばあさんの孫がカスパールでゼッペルは親友なんですね。クラバートや小さい魔女には異教の儀式や土俗的な呪いが沢山出てきますがマンビーやブラッドベリとは読後感が違います。モヤモヤした気味の悪さはアーサー・マッケンが一番だと思います。
Re: 大どろぼうホッツェンプロッツ
ホッツェンプロッツ、私は子供の頃家にあったのがいつの間にか処分されてしまってたので数年前にブックオフで見つけた文庫版のセットを買い直しましたよ(ほんとは単行本版が欲しかったのですが、場所を取るしまあ仕方ありません)
おばあさんのお得意、生クリーム添えプラムケーキは「グレーテルのかまど」でも取り上げられていたの全然知りませんでした。生のプルーンにイースト生地のレシピ、以前ポーランド料理のサイトでもそっくりのプラムケーキを見かけた気がしますが、プロイスラ―の出身地のドイツ、チェコ、ポーランドが国境を接しているあたりに共通のものなんでしょうか。作りたいんですが私イーストの扱いがどうも苦手で… きっとクリスティのアフタヌーンティーと同じ位には需要があるのではないかと思いますが、ホッツェンプロッツカフェとかどこかで開催してほしいです。
「クラバート」の不気味さは舞台の水車小屋がある湿地帯の風景描写をぬきにしては語れないような。あのじっとりとした重苦しさはマッケンなどのもやつく感じともまた違いますよね。
ああいった雰囲気の怪奇幻想譚をもっと読みたいと思うんですが、さいきん新装版で再刊された河出の「東欧怪談集」とかどうなんでしょう。来月出る「幻想と怪奇」4もテーマが吸血鬼らしいので、スラブの土臭い吸血鬼譚をいくつか掲載してくれないかと密かに期待してます。
おばあさんのお得意、生クリーム添えプラムケーキは「グレーテルのかまど」でも取り上げられていたの全然知りませんでした。生のプルーンにイースト生地のレシピ、以前ポーランド料理のサイトでもそっくりのプラムケーキを見かけた気がしますが、プロイスラ―の出身地のドイツ、チェコ、ポーランドが国境を接しているあたりに共通のものなんでしょうか。作りたいんですが私イーストの扱いがどうも苦手で… きっとクリスティのアフタヌーンティーと同じ位には需要があるのではないかと思いますが、ホッツェンプロッツカフェとかどこかで開催してほしいです。
「クラバート」の不気味さは舞台の水車小屋がある湿地帯の風景描写をぬきにしては語れないような。あのじっとりとした重苦しさはマッケンなどのもやつく感じともまた違いますよね。
ああいった雰囲気の怪奇幻想譚をもっと読みたいと思うんですが、さいきん新装版で再刊された河出の「東欧怪談集」とかどうなんでしょう。来月出る「幻想と怪奇」4もテーマが吸血鬼らしいので、スラブの土臭い吸血鬼譚をいくつか掲載してくれないかと密かに期待してます。
ユーローが主人公のスピンオフが読みたい。
高菜の種を蒔いて発芽したのですがバッタの食害に。辛くても平気で食べる。姑さんの実家の村にムカゴを採りに行きましたがコロナで人が入らないせいか山道が荒れていました。大きなムカゴを採ろうとしてポロリと落ちて行方不明になる悔しさ!タラノ木に紫の実が成って鳥が啄んでいました。イギリス人だったらパイのフィリングにするかも。文化出版局「ミセス・ギフォードのイギリスパイとプディング」を図書館で借りました。この本によるとイギリス人は炭水化物と、それに包まれた中身という取り合わせの食感をこよなく愛するそうです。甘くないパイと、甘いパイとプディングの章に分かれ筆者のスコットランドのお屋敷の話も素敵!東欧怪談集に吸血鬼ものは二話収載されていますね。マケドニアの話が土俗的。この怪談集は不条理で暗い話が多く、作者の経歴も悲劇的なものが目立ちます。クラバートを久しぶりに読んでユーローとトンダの格好よさに惚れ直しました。ユーローの認識阻害の円陣の魔法、これがあったら人間関係の悩みは半減するでしょう。見えてるけど注意を払わなくなるという。あと兵隊が村に押し掛けるというのは大迷惑なんですね。土足で上がり込んで上等の酒と食事、寝床を要求し若い衆を徴用していくなんてヤクザより質が悪い。ラスト、クラバートを解放する少女は名無し。親方の断罪は書かれずアッサリした終わりですが骨や歯を挽く石臼が不気味で、地獄で永遠の責め苦にあっていると・・・。諸星先生デビュー50周年の「異界への扉」どうしようかな。漫勉ネオの放映を観てから決めようかしら。
Re: ユーローが主人公のスピンオフが読みたい。
秋の山の幸狩り、羨ましいです。今年に入ってから都外にほとんど出られてないので、せめて一日でもどこか自然の豊かなところに行ってのんびりしたい! タラノキの実ってまったく知りませんでしたが紫色で鳥の好物なんですね。甘いんでしょうか。
「ミセス・ギフォードのイギリスパイとプディング」、中古なら値段も手頃ですし買ってみようかな。実は夏に職場から20分ほど歩いた場所においしいパン屋さんを見つけまして、昼休み天気も良くちょっとした散歩の余裕があるなという時に遠征しているのですが、先週行ったところイギリス風?のメープルシロップ風味ブレッドバタープディングがありさっそく買ってきました。いわゆる「パンプディング」とは全然違い、かなりもっちりどっしりした食感で食べきるまで丸二日かかりました(笑)甘味控えめでしたのでカスタード系のソースなど欲しいところでしたが、自分で作れば良かったかなあ。
昔の海軍なんかも半分人さらいみたいに強制徴用で一般人を船に乗せたりして評判が悪かったそうですが、読み直すとクラバートに出てくる選帝侯の軍隊の傍若無人ぶりもなかなかですね。まあ下っ端の兵隊からしたら命をかけて戦うかわりにそれなりの食事でも提供してもらわないとやってられないのかもしれませんが、無償で供出させられる方としたらたまったものではないですよね。本篇で語りきれてない部分ではベタながら親方の過去も気になります。
月末の諸星先生の「美少女を食べる」は予約済みなんですけど、50周年記念の図録もその少し前に出るんですか。ちょっとお高めですが「異界」にフォーカスした内容にはそそられます… 漫勉ネオも録画を忘れないようにしないと。
「ミセス・ギフォードのイギリスパイとプディング」、中古なら値段も手頃ですし買ってみようかな。実は夏に職場から20分ほど歩いた場所においしいパン屋さんを見つけまして、昼休み天気も良くちょっとした散歩の余裕があるなという時に遠征しているのですが、先週行ったところイギリス風?のメープルシロップ風味ブレッドバタープディングがありさっそく買ってきました。いわゆる「パンプディング」とは全然違い、かなりもっちりどっしりした食感で食べきるまで丸二日かかりました(笑)甘味控えめでしたのでカスタード系のソースなど欲しいところでしたが、自分で作れば良かったかなあ。
昔の海軍なんかも半分人さらいみたいに強制徴用で一般人を船に乗せたりして評判が悪かったそうですが、読み直すとクラバートに出てくる選帝侯の軍隊の傍若無人ぶりもなかなかですね。まあ下っ端の兵隊からしたら命をかけて戦うかわりにそれなりの食事でも提供してもらわないとやってられないのかもしれませんが、無償で供出させられる方としたらたまったものではないですよね。本篇で語りきれてない部分ではベタながら親方の過去も気になります。
月末の諸星先生の「美少女を食べる」は予約済みなんですけど、50周年記念の図録もその少し前に出るんですか。ちょっとお高めですが「異界」にフォーカスした内容にはそそられます… 漫勉ネオも録画を忘れないようにしないと。
ポカポカ陽気。
タラノ木の実は甘いのですが可食部が少なく種が入っているので果実酒にするそうです。赤ワインのような美しい色になるそうな。漫勉ネオの諸星先生、ストイック過ぎて寝て下さい!食べて下さい!と叫びたくなりました。Tシャツのチョイスも素敵!「美少女を食べる」も予約しました。創元文庫の「図書室の怪」、表題作が半分以上のボリュームでした。日本の六部殺しみたいなお話。末尾の息子さんの手記が余韻を添えています。グリーンマンも良かった。職場の近くに美味しいパン屋さんを見つけて良かったですね。小麦粉を控えようと決意しても米には無い香ばしさに、ついつい食べ過ぎてしまいます。イギリス人はカスタードソースをデザートに掛けるのが好きですよね。プディングにもコンポートにも。コロナ第3波が怖くて大阪に出られません。スーパー銭湯と図書館が閉鎖されませんように!
Re: ポカポカ陽気。
お返事が遅くなり失礼しました。実は連休明けから親不知が腫れて熱を出しダウンしておりまして…。抗生物質を処方してもらい痛みは収まったのですが、薬を飲んでいるせいかさっぱり食欲がなく季節外れのアガー製ゼリーばかり食べています。頭ではいい加減こってりボリューミーなメニューが恋しくなっているのに、胃がついていかない感じです。タラの木のことを考えていたら山菜の天麩羅盛り合わせなんていいなあと(笑)
>六部殺しみたいなお話
中世の図書室という舞台装置ばかりに関心がいって考え及びませんでしたが、いわれてみれば昔の旅の危険さ、恐ろしさが伝わってくる部分ですね。知っている土地を離れたら絶対の信頼を寄せられるものも存在しないし、故郷に連絡をとろうにも大変なお金と時間がかかりますしね。
読み終えたあと映画版「薔薇の名前」とグラナダホームズの「マスグレーヴ家の儀式書」が見たくなりました。あとホジスンのカーナッキの名前が引き合いに出されてましたが、本国イギリスでもオカルト探偵の中では代表的存在なんでしょうか。
>六部殺しみたいなお話
中世の図書室という舞台装置ばかりに関心がいって考え及びませんでしたが、いわれてみれば昔の旅の危険さ、恐ろしさが伝わってくる部分ですね。知っている土地を離れたら絶対の信頼を寄せられるものも存在しないし、故郷に連絡をとろうにも大変なお金と時間がかかりますしね。
読み終えたあと映画版「薔薇の名前」とグラナダホームズの「マスグレーヴ家の儀式書」が見たくなりました。あとホジスンのカーナッキの名前が引き合いに出されてましたが、本国イギリスでもオカルト探偵の中では代表的存在なんでしょうか。
Re: 親不知には散々苦しめられました。
私去年のちょうど今頃も気管支炎で一週間寝込んだ記憶があるので、寒くなるこの時期に弱いのかもしれません。コロナもこれからが一番危険かもしれませんし体調を万全にしておかないとですね。yoyoshiさんとご家族もご自愛くださいませ。
抗生物質の影響か主食のご飯やパンもいまだに胃もたれするので、雑炊やパンはスープでひたひたにしたものばかり食べてます。母が時々ご飯に混ぜて炊いているもち麦があるので、それで外国の小説で時々見かける大麦入りスープもどきを作ってみようと思いついたんですがこの二つって同じものなんですかね。
「異界への扉」、早く買っておいた方がいいかな~と迷ってましたが公式展の図録なら来年会場で買おうと決心しました。ツイッターでヒルコの顔出しパネルの写真も回ってきて期待大です(撮るつもりはありませんが)「美少女を食べる」はこれからゆっくり賞味!
そういえばこれもさっきツイッターで見たんですけどブライアン・ラムレイのヒロイックファンタジーシリーズ第一巻が刊行決定らしいですね。復活した異形コレクションもだし怪奇と幻想にナイトランドクォータリー、電子版で手に入りやすくなったあれもこれもと、最近ちょっと読むスピードが追いつかなくなりつつあります。
抗生物質の影響か主食のご飯やパンもいまだに胃もたれするので、雑炊やパンはスープでひたひたにしたものばかり食べてます。母が時々ご飯に混ぜて炊いているもち麦があるので、それで外国の小説で時々見かける大麦入りスープもどきを作ってみようと思いついたんですがこの二つって同じものなんですかね。
「異界への扉」、早く買っておいた方がいいかな~と迷ってましたが公式展の図録なら来年会場で買おうと決心しました。ツイッターでヒルコの顔出しパネルの写真も回ってきて期待大です(撮るつもりはありませんが)「美少女を食べる」はこれからゆっくり賞味!
そういえばこれもさっきツイッターで見たんですけどブライアン・ラムレイのヒロイックファンタジーシリーズ第一巻が刊行決定らしいですね。復活した異形コレクションもだし怪奇と幻想にナイトランドクォータリー、電子版で手に入りやすくなったあれもこれもと、最近ちょっと読むスピードが追いつかなくなりつつあります。
来年は明るい見通しがたちますように。
体調は回復なさいましたか?正月寒波の到来にビビり食料を買い込んでおります。ずっと家で過ごす予定なので昔のお正月みたいに廊下にまで食料を並べ漬物の桶もあります。停電しませんように!家族は回復したものの筋力が落ち腹回りだけがプヨプヨになってしまいボクササイズのゲームソフトをプレイしてます。公園を散歩したりラジオ体操をするだけでは筋肉がつかないないなんて。大変な一年でしたが本や漫画には恵まれました。諸星先生の新刊が読めて嬉しい!怪奇色が強かった。「このマンガがすごい!」で紹介された「葬送のフリーレン」という作品も面白かった。ダンジョン飯と同じような種族が登場しますが、読後感は全く違います。彩色ページが美しくアニメ化希望。いつも返信ありがとうございます。お身体大切になさって下さい。
Re: 来年は明るい見通しがたちますように。
新年おめでとうございます!長いこと開店休業状態のブログにいつもコメントしていただき恐縮ですが、楽しみにしておりますので今年もまたよろしくお願いいたします。
今年のお正月は必要最低限の外出しかしないと決めていたのですが、本当に冬籠り状態になってしまい明日から日常に戻れるか心配です。こちらでも感染者激増中ですし、いっそ読書時間が増やせるよう毎日テレワークにならないかなあ。
正月休みの楽しみにとってあった「美少女を食べる」、面白くて一気に読んでしまいました。どの話もそれぞれの背景や世界観が奇妙な味成分をさらによく引き出していて印象的。あえて個人的ベストを挙げるなら最後の「俺が増える」でしょうか…あと月童と星童が怖い(笑)他にはゾンビ海賊が敵のゲームブックをプレイしたりkindleで買ったド・グランダンシリーズの未訳作を読んでみたり、いつにも増して怪奇幻想漬けの年末年始でした。
今年のお正月は必要最低限の外出しかしないと決めていたのですが、本当に冬籠り状態になってしまい明日から日常に戻れるか心配です。こちらでも感染者激増中ですし、いっそ読書時間が増やせるよう毎日テレワークにならないかなあ。
正月休みの楽しみにとってあった「美少女を食べる」、面白くて一気に読んでしまいました。どの話もそれぞれの背景や世界観が奇妙な味成分をさらによく引き出していて印象的。あえて個人的ベストを挙げるなら最後の「俺が増える」でしょうか…あと月童と星童が怖い(笑)他にはゾンビ海賊が敵のゲームブックをプレイしたりkindleで買ったド・グランダンシリーズの未訳作を読んでみたり、いつにも増して怪奇幻想漬けの年末年始でした。
グレーテルのかまどでポアロ回
御無沙汰しております。三寒四温の気温変動が激しく、パンジーやビオラのプランターが気になります。3日間雨続きで、今朝やっと止んだら濃霧で真っ白!盆地の宿命だから仕方ないですが明日からまた下り坂とは。「趣味どきっ」で北欧スタイルを放映していましたが長く暗い冬の間、インテリアや照明を工夫するだけで乗りきれるのでしょうか?番組で大麦のお粥にベリージャムを添えて食べてました。もち麦は餅性の大麦なんですね。ダンジョン飯でもカブルー達からパクった麦と魚人の卵と水草を煮ていました。2月にダンジョン飯の新刊が出るから楽しみ!来週のグレーテルのかまどでポアロのチョコレートを取り上げるそうで録画しなくては。美少女を食べる、「アームレス」が一番好きでマッドマックス怒りのデスロードのフュリオサを思い出しました。バイオの黙示録と同じ世界線かしら。
Re: グレーテルのかまどでポアロ回
こちらも先日は一瞬でしたが雪になりました。在宅の日で外には一歩も出なかったんですが、ベランダに彩りが欲しくて植えたばかりのワスレナグサの葉が寒さにやられたのか一部黒ずんでしまいました。バラの鉢に生えるハコベはどんどん青々と茂っていくのに…。
西洋の小説で、お粥というかオートミールを砂糖で味付けして食べる場面がよく出てきて日本人の嗜好とはかなり違うなあと思ったものですが、北欧だとジャムも使うんですか!個人的にはただ甘いよりは酸味が入るベリージャムの方が麦とは相性いいような気もします。私見た目と味の両方でベリー類が好きで、過去何度となくブラックベリーやクランベリーをベランダに植えたんですがもって2,3年で全て枯れました
ダンジョン飯はストーリー最新刊だけでなく同時に出るワールドガイドも同じくらい楽しみです。あの世界、ダンジョンがある街の外のことは地図一枚と登場人物の話に出てくるぐらいであまりよく分からないですしね。各地に点在しているらしい他の迷宮の詳細がとりわけ楽しみです。
西洋の小説で、お粥というかオートミールを砂糖で味付けして食べる場面がよく出てきて日本人の嗜好とはかなり違うなあと思ったものですが、北欧だとジャムも使うんですか!個人的にはただ甘いよりは酸味が入るベリージャムの方が麦とは相性いいような気もします。私見た目と味の両方でベリー類が好きで、過去何度となくブラックベリーやクランベリーをベランダに植えたんですがもって2,3年で全て枯れました

ダンジョン飯はストーリー最新刊だけでなく同時に出るワールドガイドも同じくらい楽しみです。あの世界、ダンジョンがある街の外のことは地図一枚と登場人物の話に出てくるぐらいであまりよく分からないですしね。各地に点在しているらしい他の迷宮の詳細がとりわけ楽しみです。
スーパーがチョコレートだらけ。
宝石箱のようなチョコレート詰め合わせを見ているだけでも楽しいです。ポアロのチョコレート回、映像や早川文庫が出てきて嬉しい!ホットチョコレートは美味しそうだけど後で洗い物が・・・。今みたいに高品質なインスタントやスタバが無い時代、限られた人しか味わえないのですね。ダンジョン飯のワールドガイド欲しい!今回10巻だけど、まだ続くみたいですね。表紙絵のダークエルフがラスボス?それとも悪魔が?氷と炎の歌の前日單、「炎と血」を読みました。ダーガリエン家が想像より人間くさくて驚きです。兄弟姉妹で結婚するので家庭のドロドロも特濃で大変です。一旦拗れると修復出来ず、黄金時代も必ず終わる。しかもヴァリリアではダーガリエン家は弱小の雑魚家系だったそうで、滅びたヴァリリアはどれだけヤバいのか?本編の続きを早く読みたい!
Re: スーパーがチョコレートだらけ。
グレーテルのかまどポアロのチョコ回、かなり容赦のないネタバレに驚きましたがおかげでどの話だったか記憶が甦りました。チョコレート箱の色が解決の決め手になるくだりは完全に忘れていたけど…。私だったら箱のふたと本体が色違いでも、もともとそういうデザインなんだろうと納得してしまうかもしれません。
ポアロ長編の「鳩の中の猫」でも最後に出てくる女の人の容貌が”綺麗なチョコレートの箱”にたとえられていて、面白い比喩だなあと思ったものですが、有名ブランドのパッケージともなるとやはり西洋のスイーツ文化の美意識を凝縮したものなんでしょうね。
しかしドリンクのチョコレートって、味を思い出そうとするとだいたい濃いココアと区別がつかなくなってしまいます。正直ココアとチョコレートの何が違うのか未だに分かっておらず、美味しければどっちでもいい派かも… そしてヒルダ・ルイスの児童文学「とぶ船」に出てくる「ココアはだめ。ココアなんて、チョコレートとは大ちがいなんです」(引用怪しいですが)という一文がいつも頭に浮かびます。
ポアロ長編の「鳩の中の猫」でも最後に出てくる女の人の容貌が”綺麗なチョコレートの箱”にたとえられていて、面白い比喩だなあと思ったものですが、有名ブランドのパッケージともなるとやはり西洋のスイーツ文化の美意識を凝縮したものなんでしょうね。
しかしドリンクのチョコレートって、味を思い出そうとするとだいたい濃いココアと区別がつかなくなってしまいます。正直ココアとチョコレートの何が違うのか未だに分かっておらず、美味しければどっちでもいい派かも… そしてヒルダ・ルイスの児童文学「とぶ船」に出てくる「ココアはだめ。ココアなんて、チョコレートとは大ちがいなんです」(引用怪しいですが)という一文がいつも頭に浮かびます。
ココアとホットチョコレートの違いが分からない。
ダンジョン飯のワールドガイド、冒険者バイブを買って良かった!地図で見ると実家はバラバラで迷宮攻略のためにパーティを組まないと一生会わなかったりして。人身売買が当たり前の人権の無い世界。エルフの終身刑とか怖すぎる。カナリア隊が一番ぶっ壊れているような。本編はとにかくカレーが食べたくて堪らなくなりました。
Re: ココアとホットチョコレートの違いが分からない。
10巻と冒険者バイブル、私も一気読みしました。確かにカナリア隊の面子は濃いキャラクター揃いの中でもなかなかの強烈さですね。ミルシリルがカブルーを猫みたいに吸っている一コマで笑ってしまいましたが、その裏にも流れてる短命種族と長命種族の関係性がストーリー全体の鍵なのかなあ。
各大陸にもそれなりに細かい設定があるのに、舞台となるのはあの小さな島だけというのが思い切りいいですよね。本編完結のあかつきには他の国や迷宮のスピンオフをいろいろ読んでみたいものです。迷宮のエルフ式とかドワーフ式という定義の仕方がいちばん気になってるのですが、最初の主のことなんでしょうか?
各大陸にもそれなりに細かい設定があるのに、舞台となるのはあの小さな島だけというのが思い切りいいですよね。本編完結のあかつきには他の国や迷宮のスピンオフをいろいろ読んでみたいものです。迷宮のエルフ式とかドワーフ式という定義の仕方がいちばん気になってるのですが、最初の主のことなんでしょうか?
ダルチアンの一族、読みたい!
本当に膨大な設定を煮詰めて濾したコンソメスープみたいな本編なんですね。迷宮探索プレイバックで波瀾万丈の探索が1ヶ月足らずの間になされた事実にビックリ。迷宮にエルフ、ドワーフ、ノーム式があるのも知りませんでした。初代の主によるのか、探索者によるのか、存在する場所によるのか、形状によるのか謎は尽きません。角川からナルニア国の新訳が出ましたが、夜明けの向こう号とか沼ムッツリが受付ません。朝びらき丸と泥足にがえもんでないと!
Re: ダルチアンの一族、読みたい!
肝心の本編舞台となる迷宮は何式なのかまだ明かされてないんでしたっけ。最初の主と考えるのが自然かなあと思ってましたが、それほど単純ではないのかもしれませんね。短命種族の名前を冠した迷宮様式はないのかとか(ライオスがなろうとしてるように長命種しか主になれない訳ではなさそう)、迷宮出現のきっかけを作った古代人と文明についてとか謎は尽きませんし、少なくとももう一冊はガイド本が必要では⁉︎
正直夜明けの向こう号ならそのままドーン・トレッダーのほうがまだ雰囲気がある気がします。あまり懐古主義に走りたくはないんですけど、表紙絵のイラストレーターさんもいろんな所で見かける人でちょっと食傷気味です。もっと個性的な絵柄の人に頼んでもよさそうなものを…
正直夜明けの向こう号ならそのままドーン・トレッダーのほうがまだ雰囲気がある気がします。あまり懐古主義に走りたくはないんですけど、表紙絵のイラストレーターさんもいろんな所で見かける人でちょっと食傷気味です。もっと個性的な絵柄の人に頼んでもよさそうなものを…
今年は春の花が早い。
5月にマッケン傑作選が創元から出るんですね。デュ・モーリアの長編も未読でゲットしたい。公園のチューリップがもう咲いていてビックリ。薔薇も新芽が美しい!冒険者バイブルのカバー裏が一枚絵になっていると今更気付きました。小さくても誰かハッキリ見分けられるのに一枚絵としても、ちゃんとダンジョンの階層図になっていて見事です。ダンジョンは非常に危険なのに領主が金蔓として抱えたがるのが分かります。宝や資材、食材は採れるし冒険者が金を落とし門前町は栄える。福利厚生や社会福祉もダンジョンに奴隷や孤児を放り込めば解決。はみ出し者も冒険者になれば無問題。いつか悪魔が地上に手を伸ばすまで。セカホシも終わってしまうんですね。郷土菓子や薔薇、お茶の回がまた観たいです。
Re: 今年は春の花が早い。
デュ・モーリアの「荒野の館」、もう15年くらい前に近所のいまは無き古書店で旧訳版を買ったのですが、8割以上積読のままついに新訳が出てしまうとは…(笑)旧版の「埋もれた青春」という題よりはふさわしいかと思うんですが、できれば直訳の「ジャマイカ・イン」の方が良かったなあなどと思いつつ購入を迷っております。
ダンジョンが魔の手が地上に伸びてくるまでの「門前町」というのは言い得て妙ですね。そういえばあの世界、聖職者っぽいキャラや寺院や教会、神殿の描写が登場したことありましたっけ?今まで意識してませんでしたが信仰・宗教がどうなっているのかはかなり気になります。
カバー裏絵でタデが食べてるのハンバーガーに見えて仕方がないんですけど、島の食べ物があの一行の口に合ってるなら何よりですね(笑)
ダンジョンが魔の手が地上に伸びてくるまでの「門前町」というのは言い得て妙ですね。そういえばあの世界、聖職者っぽいキャラや寺院や教会、神殿の描写が登場したことありましたっけ?今まで意識してませんでしたが信仰・宗教がどうなっているのかはかなり気になります。
カバー裏絵でタデが食べてるのハンバーガーに見えて仕方がないんですけど、島の食べ物があの一行の口に合ってるなら何よりですね(笑)
荒野の館の見取り図や近辺の地図が欲しい!
そう言えば魔術師のマルシルやタンス夫妻が治癒や蘇生を行っていましたが、聖職者はいないような。ドラクエの教会みたいな施設も出てきません。冒険者は運任せな分、信心深いと思うのですが。荒野の館を読んで秘密の花園を思い出しました。ヒロインの名前が同じだしムーアが主役。でも美味しそうな御馳走は殆ど出てきません。あとヒロインだけ現代人で1800年代の話の中で浮いているというか。埋もれた青春の方にも地図は付いていないのでしょうか?
Re: 荒野の館の見取り図や近辺の地図が欲しい!
信仰や聖職者に関係した要素、思い返せるかぎりだと宝虫の回で登場した聖水ぐらい?そういう類いのお守りアイテムを商ってる場所は島にも存在していそうですが。政治と宗教と野球の話は…じゃないけれど、いろいろな出自のメンバーがいるパーティではトラブルを避けるためにあまり個人的信仰を表立たせない気風があったりするのかもしれませんね。
旧訳の「埋もれた青春」にも地図はないです。ムーアの存在感が強い作品というと個人的にはホームズの「バスカヴィル家の犬」ですね。あれはデヴォンだからコーンウォールとは隣同士の州か。
Bodmin moorで検索したところ、ケルトの遺跡も点在するという趣のある景色がたくさん出てきました。ジャマイカ・インのモデルになった場所が割り出せたなら、Googleマップとかで調べることもできそうなんですが...
旧訳の「埋もれた青春」にも地図はないです。ムーアの存在感が強い作品というと個人的にはホームズの「バスカヴィル家の犬」ですね。あれはデヴォンだからコーンウォールとは隣同士の州か。
Bodmin moorで検索したところ、ケルトの遺跡も点在するという趣のある景色がたくさん出てきました。ジャマイカ・インのモデルになった場所が割り出せたなら、Googleマップとかで調べることもできそうなんですが...
初夏の花が早くも咲いています。
コロナがエライ事になってますが職場も学校も大阪だから近鉄とJRを止める位しないと感染者が増えると思います。広報を見てもワクチン未定だし。公園も駐車場がギッシリで密です。春と初夏の花が咲き一番見応えがある季節だから仕方ないですね。薔薇の開花も早そうです。テレビと本に癒しを求めパワードスーツSF短編集「この地獄の片隅に」が良かった!中でもトリを飾る「猫のパジャマ」が秀逸でした。磁性砂利を吸引機能付き箱に敷いたゼロGトイレ、猫用マグネットブーツなど宇宙で猫が快適に過ごせるガジェットが色々登場します。宇宙生活のストレスを軽減するのに猫は、この上ないパートナーになっているのですね。エイリアンでもマスコットの猫がリプリーと一緒に生還してましたし。コロナの御時世、疫病小説アンソロジーが何冊も出てますが現実を忘れさせてくれるSFやファンタジーも読みたい!月末のシルヴァーバーグ作品が楽しみです。マジプール年代記はヴァンス作品に負けない、目眩く異世界を見せてくれて大好き!詳細な地図も付いてます。
Re: 初夏の花が早くも咲いています。
いっそ海外みたいに2ヶ月くらいロックダウンした方が効果的なんじゃないかと思いますが、ウイルスもどんどん変異株が出てくるしイタチごっこになりそうで。うちで咲き始めたバラも今年はカイガラムシと最近の北風でいつにも増して不調で、どうにも気分の晴れない連休の入りです。
ロボットものには今一つ食指が動かない私も「猫のパジャマ」は読んでみたい!無重力空間をふわふわ飛ぶんじゃなくてちゃんとマグネットブーツ使っている様子を想像すると楽しいです。
二月に出たフィデルマシリーズの新刊「憐れみをなす者」の上巻をやっと読み終えたところですが、そこでもアイルランドからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステラまで巡礼者を運ぶ船にネズミ捕り係の黒猫が乗ってました。時化にあってものんびり寝棚で寝てましたが、猫って平衡感覚が優れてるから酔いにくいんでしょうか。宇宙時代になってもやっぱり船には猫なんですね。
ロボットものには今一つ食指が動かない私も「猫のパジャマ」は読んでみたい!無重力空間をふわふわ飛ぶんじゃなくてちゃんとマグネットブーツ使っている様子を想像すると楽しいです。
二月に出たフィデルマシリーズの新刊「憐れみをなす者」の上巻をやっと読み終えたところですが、そこでもアイルランドからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステラまで巡礼者を運ぶ船にネズミ捕り係の黒猫が乗ってました。時化にあってものんびり寝棚で寝てましたが、猫って平衡感覚が優れてるから酔いにくいんでしょうか。宇宙時代になってもやっぱり船には猫なんですね。
一億総キャンプ時代?
今年は本当に花の開花が早いです。梅雨が近畿でも観測史上一番早かったためか、もう菖蒲が咲いています。折角の薔薇が雨に打たれて散ってしまいました。趣味の園芸の薔薇回で新品種がたくさん紹介されておりラブロッシュの淡い色合いが素敵。GWは図書館でジャックヴァンストレジャリーを借りてドップリ浸っていました。来月、国書刊行会から海の鎖がようやっと出るみたいで嬉しい!あとホームセンターで金蓮花を買いましたが毎年枯らしてしまうんです。「西の魔女が死んだ」でサンドイッチに使われていて大好きなんですが梅雨を乗り越えられず。ホームセンターで一番目立つ場所にキャンプ用品が山を成していてびっくりしました。コロナのせいでしょうが皆そんなにキャンプが好きなのでしょうか。芸人さんがキャンプをする番組も多いし。
Re: 一億総キャンプ時代?
金蓮花はうちでも冬を越せたためしないですよ。最初のうちは綺麗なんですが、段々ぼさぼさでみすぼらしい感じになってくるのと、葉の内側に潜り込んで白い痕をつけるハモグリバエという雑草にやられるのとでいつも秋口には処分してしまいます。個人的に食用にするには独特の匂いがちょっと受け付けないんですが、中に虫がいては食べるに食べられないですしね。
河本さんのラブロッシュ珍しい茶系のバラですよね。最初「ラブ・ロッシュ」で区切るのかと思ってロッシュって何なのかと調べたら、フランス語で糸紡ぎに使う錘という意味の「ラ・ブロッシュ」なんだそうで、どのあたりが錘のイメージかいまいちピンときません(笑)
>キャンプ
むかしはランサム・サーガ読んで焚火での料理に憧れたりもしましたが、今や外で食事するのならレストランの風通しがいいテラス席が一番と思うようになってしまった…。
この間何気なく見たNHKのサラメシでも昼休みにオフィスビルの屋上でキャンプグッズを使ってランチを手作りする皆さんが出てきて驚愕。私には真似できなさそうです。キャンプ飯はおいしそうでしたけど(ダンジョン飯もまあそうですよね)
河本さんのラブロッシュ珍しい茶系のバラですよね。最初「ラブ・ロッシュ」で区切るのかと思ってロッシュって何なのかと調べたら、フランス語で糸紡ぎに使う錘という意味の「ラ・ブロッシュ」なんだそうで、どのあたりが錘のイメージかいまいちピンときません(笑)
>キャンプ
むかしはランサム・サーガ読んで焚火での料理に憧れたりもしましたが、今や外で食事するのならレストランの風通しがいいテラス席が一番と思うようになってしまった…。
この間何気なく見たNHKのサラメシでも昼休みにオフィスビルの屋上でキャンプグッズを使ってランチを手作りする皆さんが出てきて驚愕。私には真似できなさそうです。キャンプ飯はおいしそうでしたけど(ダンジョン飯もまあそうですよね)
マンリー・ウェイド・ウェルマン復刊希望!
幻夢の英雄、ファンタジー黄金期の早川文庫の装幀みたいでワクワクします。ランズデールの死人街道も楽しみ。主人公の神父さんは平野耕太先生の漫画にでも出てきそう。ハモグリバエは金蓮花だけでなくスナップエンドウの葉もボロボロにしてしまいました。梅雨のせいかナメクジもレタスを食べまくり。サラメシのキャンプ女子、楽しそうでしたが疲れて午後の仕事に支障をきたさないか心配です。達人は準備や片付けもちゃっちゃとできるのかしら?自分はとにかく虫にモテモテなのでキャンプは苦手なんです。ユルキャンとか山と食欲と私とか女子がアウトドアを楽しむ作品もたくさんありますが凄いなあと。梅雨のせいで体調を崩しがちな季節、ご自愛ください。
Re: マンリー・ウェイド・ウェルマン復刊希望!
「幻夢の英雄」と月末の「猫の街から世界を夢見る」で、自分の中でちょっとしたドリームランド祭りになりそうです。クトゥルフ神話大系の中でもとりわけ興味のある場所でTRPG用ドリームランド資料集もいつか入手したいと思っているのですが、2作とも詳しい地図が付いていると嬉しいですね。
もちろん私好みのパルプな雰囲気たっぷりの「死人街道」にも期待してます。新紀元社さんのHPには「幻想と怪奇叢書」シリーズ(これが第1弾?)と紹介されているので、今後のラインナップも気になって仕方ありません。M・W・ウェルマンのシルバー・ジョンシリーズとか出ないかなあ。
スナップエンドウ、いわれてみれば実にもハモグリバエとおぼしき白い筋が入っているのをたまに見るような。家ではキンレンカ以外にルッコラがたまにやられるので、ちょっと癖が強めの味が好物なのか?と勝手に想像してたんですがエンドウはそうでもないですよね…
もちろん私好みのパルプな雰囲気たっぷりの「死人街道」にも期待してます。新紀元社さんのHPには「幻想と怪奇叢書」シリーズ(これが第1弾?)と紹介されているので、今後のラインナップも気になって仕方ありません。M・W・ウェルマンのシルバー・ジョンシリーズとか出ないかなあ。
スナップエンドウ、いわれてみれば実にもハモグリバエとおぼしき白い筋が入っているのをたまに見るような。家ではキンレンカ以外にルッコラがたまにやられるので、ちょっと癖が強めの味が好物なのか?と勝手に想像してたんですがエンドウはそうでもないですよね…
死人街道のみゲット。
7月になりましたが国書刊行会にお布施するお金を捻出するのが大変です。夏は何かと物入りだし。図書館に期待できないし。死人街道、蜘蛛が苦手な人が見たらチビりそうなパルプな装幀。主人公の牧師様がどうやって収入を得ているのかが気になります。馬や弾丸だって無料じゃないし。そしてチリビーンズや腐った馬肉みたいな食事は無理!シルバージョンシリーズの食事シーンは美味しそうだったのに。大草原の小さな家でもお馴染みのひきわりトウモロコシのパンとか揚げパンとか。今年こそはと、あらかわの桃を買いました。お高いけど家族も喜ぶしシーズンはあっという間です。
Re: 死人街道のみゲット。
メーサー牧師、怪異と戦ってないところでは普通にお説教などして稼いでいるのでしょうか?旅の伝道師とはいえ聖職者なら身なりもそれなりにきちんとしていないとまずい気がしますが、大きな町でなければそういったことはあまり問題にされない土地柄のようでもあります。
舞台のテキサス州ナカドーチェスはランズデールが実際に住んでいるところなんですね。テキサスってバーベキューの本場だそうですが、例の馬肉以外そんなシーンはなかったような(笑)
シルバージョンの豚の丸焼きバーベキューのシーンは思い出すだけでお腹がへってきそうです。確かあれのおかげでバーベキューソース風味のスペアリブが食べたくなって作ったけれど、家のオープンレンジだと今一つこんがり感が出ないのが残念。
国書刊行会新刊、ほぼ未訳の短編集2冊分も入る「マルペルチュイ」だけは手に入れておきたいです。そういえばジャン・レイ作品も陰鬱な雰囲気に相反して美味しそうな食事シーン多いのが特徴ですよね…。
舞台のテキサス州ナカドーチェスはランズデールが実際に住んでいるところなんですね。テキサスってバーベキューの本場だそうですが、例の馬肉以外そんなシーンはなかったような(笑)
シルバージョンの豚の丸焼きバーベキューのシーンは思い出すだけでお腹がへってきそうです。確かあれのおかげでバーベキューソース風味のスペアリブが食べたくなって作ったけれど、家のオープンレンジだと今一つこんがり感が出ないのが残念。
国書刊行会新刊、ほぼ未訳の短編集2冊分も入る「マルペルチュイ」だけは手に入れておきたいです。そういえばジャン・レイ作品も陰鬱な雰囲気に相反して美味しそうな食事シーン多いのが特徴ですよね…。
幻想と怪奇ウィアードテールズ良かったです。
九月になりましたが残暑の後は長雨で快適な日がありません。胡瓜が冬並みの高値で悔しいので、最盛期に漬けておいた分を食べています。生の胡瓜に山椒味噌を付けて齧りたい!トマトも裂果して裂け目から傷むため畑から完熟ものを捥いで食べる事が出来なくなりました。近辺の葡萄の産地も長雨にやられたそうです。キノコも雨の後に木漏れ日が射す時に出てきますもの。爽やかな気候カムバーック!今月15日のダンジョン飯新刊が救いです。図書館も今月下旬まで曝書で休館なので買いたい本がたくさんあります。先日買った幻想と怪奇の「うなばらの魔女」に引き込まれました。
ヘルドラが深紅のテーブル掛けを身にまとう場面の美しさ。古代の装身具を付けた時の神々しさ。彼女ならパリの最高級ブランドからNY最先端ファッションまで着こなせるでしょう。あと当時のウィアードテールズの表紙が21世紀から見ても扇情的で、リビングで家族で楽しむものではありませんね。ヴァージル・フィンレイ、リー・ブラウン・コイの挿画が素敵です。うなばらの魔女の作者ダイアリスも謎の人物で「サファイアの女神」も登場人物がキャラ立ちしていて大好きです。もっとこの方の邦訳を読みたい。
ヘルドラが深紅のテーブル掛けを身にまとう場面の美しさ。古代の装身具を付けた時の神々しさ。彼女ならパリの最高級ブランドからNY最先端ファッションまで着こなせるでしょう。あと当時のウィアードテールズの表紙が21世紀から見ても扇情的で、リビングで家族で楽しむものではありませんね。ヴァージル・フィンレイ、リー・ブラウン・コイの挿画が素敵です。うなばらの魔女の作者ダイアリスも謎の人物で「サファイアの女神」も登場人物がキャラ立ちしていて大好きです。もっとこの方の邦訳を読みたい。
Re: 幻想と怪奇ウィアードテールズ良かったです。
幻想と怪奇ウィアード・テールズ号は読み応えありましたね。女性作家たちの特集が興味深く、なかでも「殺人スチーム・ショベル」の怪作っぷりが作者の素性の知れなさもあわせていろいろと強烈でした。
国書刊行会版のウィアード・テールズを読んだ時も思いましたが、きっと本誌には今ではほとんど忘れられてしまった作家たちによる面白い作品がまだまだ山のようにあるんでしょうね。カットナーやM・W・ウェルマンなどなど好きな作家の作品でも追いきれないぐらいなので一生かかっても読み切れそうにないですが。
「サファイアの女神」はどこでだったか忘れましたが異世界転生ラノベ物の元祖みたいだと書いてあるのを読んでふふっつとなった記憶があります。
ヘルドラは10ページに載っているヴァージル・フィンレイのカバーイラストも作中の描写を裏切らない美しさですね。フィンレイ、調べたら日本でも大瀧啓裕先生の文入りの画集が出ていてお値段も手ごろだったので購入してしまいました。どちらかといえば美女よりも奇怪な生き物の絵のほうが多そうですけど。
諸星大二郎展にも早く行きたいな…
国書刊行会版のウィアード・テールズを読んだ時も思いましたが、きっと本誌には今ではほとんど忘れられてしまった作家たちによる面白い作品がまだまだ山のようにあるんでしょうね。カットナーやM・W・ウェルマンなどなど好きな作家の作品でも追いきれないぐらいなので一生かかっても読み切れそうにないですが。
「サファイアの女神」はどこでだったか忘れましたが異世界転生ラノベ物の元祖みたいだと書いてあるのを読んでふふっつとなった記憶があります。
ヘルドラは10ページに載っているヴァージル・フィンレイのカバーイラストも作中の描写を裏切らない美しさですね。フィンレイ、調べたら日本でも大瀧啓裕先生の文入りの画集が出ていてお値段も手ごろだったので購入してしまいました。どちらかといえば美女よりも奇怪な生き物の絵のほうが多そうですけど。
諸星大二郎展にも早く行きたいな…
諸星先生50周年記念トリビュート
殺人スチームショベル、21世紀の作家の作品と言われても信じてしまいそう。ジョー・ヒルとか。ダンジョン飯、翼獅子の恐ろしさに震える。ライオスに見せた亜人とモンスターと人が共存する王国は美しかったのに。諸星先生50周年記念トリビュート、大好きな漫画家さんばかりだし欲しいけど値段が・・・。ナイトランドクウォータリー異界特集も欲しいし、創元文庫復刊もあるし、11月ムーアのノースウェスト・スミスも出るんだよなあ。台風一過、やっと夏の寝具の洗濯が出来ます。やっぱり太陽でパリッと干してからしまいたい。日が長いうちに大掃除も少しずつやらないと。シャカリキになってゴミを捨ててますが全然片付きません。今年の夏は新しい服も買わず、デパートにも行かずでした。雨ばかりだったし。
Re: 諸星先生50周年記念トリビュート
翼獅子、カバーを飾る姿はアスランのようで頼もしげなのですがやはり本性は...でしたね。ただ彼も憎むべき邪悪というよりは他の登場人物たちと同じく、自分本来の性質と欲望に従って動いているだけの生き物なのではないかとも思えてしまいましたが。それとも異次元から来ただけに、人間らしい思考や感情は根本的に通じない異質な存在なのでしょうか。今回ほど続きが気になる巻は初めてです。
創元文庫の復刊「夜の声」はこれまでのよりいい感じの装丁ですが、中身一緒だし単行本でしか持ってなかったマッケンの「夢の丘」を買おうかと考えてます(実はまだ読んでなくて)。どこかで読んだか読まなかったかも定かでないですが、諸星先生もなんとなくマッケン好きなんじゃないかという気がしてます。
諸星大二郎展には次の日曜行くことにしました。会場で人気キャラクター総選挙もやってたとは知りませんでした。知らないキャラ結構いてちょっとショック...
創元文庫の復刊「夜の声」はこれまでのよりいい感じの装丁ですが、中身一緒だし単行本でしか持ってなかったマッケンの「夢の丘」を買おうかと考えてます(実はまだ読んでなくて)。どこかで読んだか読まなかったかも定かでないですが、諸星先生もなんとなくマッケン好きなんじゃないかという気がしてます。
諸星大二郎展には次の日曜行くことにしました。会場で人気キャラクター総選挙もやってたとは知りませんでした。知らないキャラ結構いてちょっとショック...
真夏から初冬へ急に変わりすぎ!
16日土曜日までは真夏の暑さで半袖でガリガリ君を齧るのがちょうど良かったのに、日曜日から寒風が吹き夕食に鍋物をリクエストされました。寝具も冬仕様に変えてタオルケットをしまわないと。今日午前中は衣替えに追われました。冬物は嵩張るから、こんなにあるんじゃ絶対に新品を買わないで春までもたせようと毎年誓うのも一緒です。秋刀魚が皆の大好物なんですが、家族の人数分買うと千円を越えてしまう。小さくて瘦せた秋刀魚なのに。数年前は大きな脂ののった秋刀魚が安く買えたのにと懐古厨に。「よみタイ」というサイトに諸星大二郎展でゲットした御朱印帳で宮司さんと意気投合した話が載っていました。諸星先生50周年記念トリビュートを書店に注文したら品切れで重版かかるまで待って下さいとのこと。流石の人気です。ナイトランドクウォータリー異界の本もまだなんです。大阪も感染者が減ったから大型書店に繰り出そうと
したら、気候激変。絶対に風邪が流行る。怖くて人混みに近づけません。猫さんたち、寒くなったから暖房器具や寝具にラブラブじゃないですか?
したら、気候激変。絶対に風邪が流行る。怖くて人混みに近づけません。猫さんたち、寒くなったから暖房器具や寝具にラブラブじゃないですか?
Re: 真夏から初冬へ急に変わりすぎ!
衣替えにとクローゼットをひっかきまわしていたら愛用の秋物ジャケットが出てきたのですが、この数年はすぐ冬のコートの出番になってしまいほとんど着ていないことに思い至りました。やっぱり以前は過ごしやすい温度の時期がもう少し長く続いてましたよね。yoyoshiさんもくれぐれもお風邪などひかれないようご自愛ください。病院にも行きづらいですしね。
気温とは関係ありませんが今年はイチジクや巨峰を食べ損ねたまま旬が過ぎてしまいました...値段の割にあまりおいしそうに見えないのが多くて買い控えてしまったかも。甘くなければコンポートにでもすればよかったと謎の後悔をしてます。
諸星先生50周年のトリビュート、人気ですね。記念展もなかなかの盛況でしたし充実ぶりもすごくて、二時間近く見入ってしまいました。
中国関連の展示を見たとき「諸怪志異」を2巻までしか読んでなかったのを思い出してすぐ続きを購入したんですが、後半になるにつれて武侠ものっぽいテイストに路線変更していくんですね。前半の中華怪奇幻想が好きだったのでちょっと面食らったものの、これはこれで面白いです。
猫たち、寒いと栞の上で寝るボリスと全く同じことするんですよ...そして二匹ともおそらくボリスより重いはず(笑)
気温とは関係ありませんが今年はイチジクや巨峰を食べ損ねたまま旬が過ぎてしまいました...値段の割にあまりおいしそうに見えないのが多くて買い控えてしまったかも。甘くなければコンポートにでもすればよかったと謎の後悔をしてます。
諸星先生50周年のトリビュート、人気ですね。記念展もなかなかの盛況でしたし充実ぶりもすごくて、二時間近く見入ってしまいました。
中国関連の展示を見たとき「諸怪志異」を2巻までしか読んでなかったのを思い出してすぐ続きを購入したんですが、後半になるにつれて武侠ものっぽいテイストに路線変更していくんですね。前半の中華怪奇幻想が好きだったのでちょっと面食らったものの、これはこれで面白いです。
猫たち、寒いと栞の上で寝るボリスと全く同じことするんですよ...そして二匹ともおそらくボリスより重いはず(笑)
瀬戸ジャイアンツ、もっと食べたかった。
果物の旬はあっという間。家族の好物の梨も豊水は見かけなくなり南水か新高だけに。瀬戸ジャイアンツというマスカットの一種が大好物なんですが何回も食べないうちに消えてしまいました。シャインマスカットより皮が薄くて傷みやすいのですが爽やかで上品な甘さでホント好き!異教の呼び声をゲットしたんですが食卓の上に載せられない禍々しい装幀ですね。ド・グランダンのお話が面白かった。林檎のタルトがどれだけ好きなの?昔は甘いものは別腹とか言ってましたが、今は食後に果物を少ししか食べられない。あんなに好きだったチョコレートも脂っこくて無理なんです。バレンタインチョコが食べられず・・・。でも欧米の小説を読むとデザートは食後の添え物でなく堂々たるメインの一員として重きを置かれているような。糖蜜のタルトはトミーとタペンスにも出てきますね。やっぱり推理には糖分がタップリ必要なのかしら?メガテンの記事も嬉しかったです。メガテン5が11日に発売になりますが主人公が百合の刺繡の制服を着た美少年という時点で萎えてしまう。トリビュートで萩尾望都先生の描く悟空は超絶美少年でした。あと皆さんカオカオ様が大好きなんですね。そして漫勉ネオを観ている。でも先生は驕らず自意識過剰にもならず飄々とワケワカラン道へと進んで行かれる。素敵!今月は異形コレクション狩りの季節を買いたいです。
Re: 瀬戸ジャイアンツ、もっと食べたかった。
瀬戸ジャイアンツ、こちらでは見かけた覚えがほぼないのですがおいしそう!綺麗な楕円でない自己主張の強い形にも好感が持てます。マスカット系は巨峰の濃厚さとはまた違った魅力ですね。
ド・グランダンを虜にしたマッギニスさんのリンゴのタルト、私もレシピが知りたいです。フランスで上等なスイーツに親しんできたはずの彼が夢中になるくらいだからよほどの逸品なんでしょうね。やはりアイルランド風?
前にナイトランドクォータリーに載ったマウンディ牧師の話にはスパイスのきいたラムソース添えとあった気がしますが、ラムソースの作り方を調べたら大量のバターと砂糖が主成分!ド・グランダンは頭脳だけでなく、割と足で歩き回って捜査するタイプのようだしそれぐらいのカロリーは必要なのかもしれません。
カオカオ様そんなに人気なんですか!記念展の人気投票でも上位につけていますしね。
ここだけの話私はクトルーちゃんママとボリスとあんとく様とで迷ったあげく、最終的にクトルーちゃんに投票しました(笑)もちろん人間の主人公たちも好きなんですが、諸星先生のキャラといえばやっぱり異形だなと思ってしまうのです。
ド・グランダンを虜にしたマッギニスさんのリンゴのタルト、私もレシピが知りたいです。フランスで上等なスイーツに親しんできたはずの彼が夢中になるくらいだからよほどの逸品なんでしょうね。やはりアイルランド風?
前にナイトランドクォータリーに載ったマウンディ牧師の話にはスパイスのきいたラムソース添えとあった気がしますが、ラムソースの作り方を調べたら大量のバターと砂糖が主成分!ド・グランダンは頭脳だけでなく、割と足で歩き回って捜査するタイプのようだしそれぐらいのカロリーは必要なのかもしれません。
カオカオ様そんなに人気なんですか!記念展の人気投票でも上位につけていますしね。
ここだけの話私はクトルーちゃんママとボリスとあんとく様とで迷ったあげく、最終的にクトルーちゃんに投票しました(笑)もちろん人間の主人公たちも好きなんですが、諸星先生のキャラといえばやっぱり異形だなと思ってしまうのです。
灯油とガソリン代がボディブロー。
今年も姑さんの故郷の村にムカゴを採りに行きました。採りやすい場所のムカゴはもう無いので樹に巻き付いている山芋の蔓を手繰り寄せたり、斜面ギリギリに身を乗り出したり。空中でホバリングできたらなあ。昔、読んだアラン・グレーのセラファンシリーズに出てきた階段が欲しいです。ラスト、セラファンと親友プリムが階段を組み替えて空に昇っていくシーンが印象に残っています。もっと頻繁に行きたいのですがガソリン代がかかるので。姑さんはエアコンが苦手で灯油ストーブが好きなのでポリタンク一杯に備蓄してます。今日の雨の後、本来の寒さに戻るから覚悟しなければ。昼間20℃のポカポカ陽気だったせいで菜園が青虫に丸坊主にされました。蛹になる前に寒波が到来したら、青虫は凍死しないのかしら?蝶もいっぱい飛んでいてラディッシュに産卵しまくり。ラディッシュの葉も美味しいのに葉脈しか残らず。異形コレクションをゲット出来たから図書館で我慢して本代を倹約せねば。来月も欲しい本が沢山出るのにどうしよう。食品も値上がりしてますしね。
Re: 灯油とガソリン代がボディブロー。
ムカゴ採りうらやましい!山歩きらしい山歩きはもう何年もしていませんが、だいぶ前秋の山で自生している栗を拾って、市販のものよりずっと小さくて皮をむいたらなくなりそうだったので甘皮ごと栗ご飯にしたことがあります。ごはんまで薄茶色になったけれど(灰汁は抜きました)。
>蛹になる前に寒波が到来したら、青虫は凍死しないのかしら?
うちのベランダのバラも油断したら葉バチの幼虫にやられました。育ち切る前に落葉して青虫ごとゴミ箱行きになりそうですが、このあたりだと年を越しても青々している葉っぱもあるので2月の剪定までもてば逃げ切れるかも?
今から駆除するのも面倒なのでいっそ実験してみようかと(笑)
来月は新紀元社から出るランガンの「フィッシャーマン」が楽しみ。考えてみれば長編を読みたいと思ったのは久しぶりです。幻想と怪奇8とナイトランドクォータリー(エルリックの未訳短編が!)も一週違いで出るし、お正月休みどころでは消化できそうにありません。しかし燃料費が上がると付随してあれもこれも高くなっていきそうなのが辛いですよねえ...。
>蛹になる前に寒波が到来したら、青虫は凍死しないのかしら?
うちのベランダのバラも油断したら葉バチの幼虫にやられました。育ち切る前に落葉して青虫ごとゴミ箱行きになりそうですが、このあたりだと年を越しても青々している葉っぱもあるので2月の剪定までもてば逃げ切れるかも?
今から駆除するのも面倒なのでいっそ実験してみようかと(笑)
来月は新紀元社から出るランガンの「フィッシャーマン」が楽しみ。考えてみれば長編を読みたいと思ったのは久しぶりです。幻想と怪奇8とナイトランドクォータリー(エルリックの未訳短編が!)も一週違いで出るし、お正月休みどころでは消化できそうにありません。しかし燃料費が上がると付随してあれもこれも高くなっていきそうなのが辛いですよねえ...。
ヴィリコニウム出るんですね!
図書館で原書房の「プディングの歴史」を借りました。序章にポアロ様の「クリスマスプディングの冒険」が引用されています。そしてスエットプディングも丸々一章に渡って解説されています。ドリトル先生に登場した「脂身のお菓子」ですよね。脂身というと、すき焼きの牛脂を思い浮かべますが、パイ皮をバターと粉で作るみたいにスエットと粉で均一で滑らかな練り粉を作り、蒸すのですね。中に具を入れて良し、ジャムやレーズンを巻いて良し、金欠の場合は練り粉だけ。とにかく腹持ち抜群の労働者や学生の味方!現代のダイエッターからしたら信じられないカロリー爆弾です。見た目もパイみたいにサクサクした黄金色でなくて、灰色がかったドッシリズッシリで日本人にとっては全然美味しそうじゃありません。中華点心の大根餅は豚背脂と大根煮と干しエビに粉を加えて蒸してから薄く切って焼いたものですからスエットプディングの親類でしょうか?訳者後書きでは日本の茶碗蒸しもプディングの仲間だと述べられていました。プディングは限られた食材を余さず利用し、少しでも腹持ちを良くする工夫から生まれたと理解しました。新鮮な食材が好きな時に欲しいだけ手に入るなんて今だけで、ちょっと災害や疫病が発生したら簡単に飢餓へ真っ逆さま。最近、地震が多くて気味が悪いです。災害用備蓄以外は断捨離しないとと思いつつ、ヴィリコニウムを書店に注文してしまいました。今月も良い本がいっぱい出て目移りします。出版予定を見てウットリしてないで大掃除をしないといけないのに。
Re: ヴィリコニウム出るんですね!
大根餅が東洋版スウェットプディング!目からうろこでしたが、考えてみれば点心というジャンル自体西洋でいうプディングに似たところがあるのかもしれませんね。英語だと一応お団子(ダンプリング)扱いらしいちまき類も、どちらかといえばプディングに近いんじゃないかと思ったり。
>食材を余さず利用
プディングのレシピに古い食パンやパン粉を使うものが多いのも古くなったパンをおいしく食べるための工夫でしょうね。真似したいところですが、ちょっと放置したパンにはたいていカビが...。湿っぽいイメージのロンドンといえども、
高温多湿の日本ほどカビは発生しないのでしょうか。
同じ原書房からもうすぐ出る「船の食事の歴史」という本が面白そうでもう予約済みなのですが、「プディングの歴史」も読みたくてたまらなくなりました。幸い区の図書館に複数冊入ったようなのでこの次借りてきます。「船の食事の歴史」のほうは純粋な資料としての興味ですが、こちらは読んでいるとお腹がすいてきそう。
ヴィリコニウム、ようやく一冊にまとめて読めるのは嬉しい限りですね。ちなみに、ナイトランドクォータリー19号に掲載された短編の解説で翻訳者の方が文庫版を読んでの私のツイートを紹介してくださっているので、もし見かける機会でもあればご笑覧ください...
>食材を余さず利用
プディングのレシピに古い食パンやパン粉を使うものが多いのも古くなったパンをおいしく食べるための工夫でしょうね。真似したいところですが、ちょっと放置したパンにはたいていカビが...。湿っぽいイメージのロンドンといえども、
高温多湿の日本ほどカビは発生しないのでしょうか。
同じ原書房からもうすぐ出る「船の食事の歴史」という本が面白そうでもう予約済みなのですが、「プディングの歴史」も読みたくてたまらなくなりました。幸い区の図書館に複数冊入ったようなのでこの次借りてきます。「船の食事の歴史」のほうは純粋な資料としての興味ですが、こちらは読んでいるとお腹がすいてきそう。
ヴィリコニウム、ようやく一冊にまとめて読めるのは嬉しい限りですね。ちなみに、ナイトランドクォータリー19号に掲載された短編の解説で翻訳者の方が文庫版を読んでの私のツイートを紹介してくださっているので、もし見かける機会でもあればご笑覧ください...
やっと主婦に日常が戻ってきました。
明けましておめでとうございます。年末年始は地上波でも面白い番組をたくさん放映してくれるのを片端から録画しまくりましたが、ゆっくり観ていられない。家族がずっと在宅なのは心強い反面、食事の支度が大変です。テレビ画面では桃鉄やポケモンゲームが一日プレイされてるし。やっとダルメインのクリスマスプディング作りをじっくり観ることが出来ました。手間暇も材料費もかかる贅沢な料理なんですね。10時間蒸す前のタネは焼く前のパウンドケーキみたい。それが蒸されまくって真っ黒な物体に。ブランデーとバターと砂糖で作った、こってりしたクリームソースを掛けて頂くのですが、日本人には無理な気がします。香辛料と砂糖と油脂のトリプルアタックに白旗をあげます。葛切りかフルーツゼリーを食べたいよう!ポアロ様は大丈夫だったのかしら?ヴィリコニウムとナイトランドクォータリー19号を書店にお願いしてあるのですが時間がかかりそう。船の食事の歴史、図書館で入れてくれたらなあ。好き勝手に書き散らして毎度申し訳ありません。今年もどうかよろしくお願いします。
Re: やっと主婦に日常が戻ってきました。
新年おめでとうございます。コメントいつも楽しみにしておりますので、今年も何卒よろしくお願いいたします!
NHKのダルメイン、2回くらいしか見られてないのでクリスマスプディング回はスルーしてしまったかな...どこで見たor読んだか忘れてしまいましたが、家族全員が材料の入ったボールをかき混ぜる風習があるんでしたっけ。
クリスマスプディングがAmazonや輸入食材店でも買えることを数年前知ったものの、一人で完食できる自信がないので注文できずにいます。それにあのこってりソースがないとやはり美味しくないのでしょうか。
「船の食事の歴史物語」お正月休みに読みました。帆船時代には布袋に入れた生地をゆでるか蒸してて作るダフというプディングがパン代わりの主食だったなど、こちらにもプディングの話が出てきて面白かったです(しかし平船員が食べていたのは主に何も具の入っていないプレーンダフだったとか)
あとはビスケットや塩漬け肉の実態やら。ホジスンの「グレン・キャリッグ号のボート」で、漂着した島でビスケットと肉の切れ端で作ったごった煮を作って食べる場面がありましたが、この本によると船上でも定番のメニューの一つだったそうで、何も非常事態の間に合わせ料理というわけではなかったのか!などなど、海洋文学好きには新しい発見が尽きない一冊でした。
NHKのダルメイン、2回くらいしか見られてないのでクリスマスプディング回はスルーしてしまったかな...どこで見たor読んだか忘れてしまいましたが、家族全員が材料の入ったボールをかき混ぜる風習があるんでしたっけ。
クリスマスプディングがAmazonや輸入食材店でも買えることを数年前知ったものの、一人で完食できる自信がないので注文できずにいます。それにあのこってりソースがないとやはり美味しくないのでしょうか。
「船の食事の歴史物語」お正月休みに読みました。帆船時代には布袋に入れた生地をゆでるか蒸してて作るダフというプディングがパン代わりの主食だったなど、こちらにもプディングの話が出てきて面白かったです(しかし平船員が食べていたのは主に何も具の入っていないプレーンダフだったとか)
あとはビスケットや塩漬け肉の実態やら。ホジスンの「グレン・キャリッグ号のボート」で、漂着した島でビスケットと肉の切れ端で作ったごった煮を作って食べる場面がありましたが、この本によると船上でも定番のメニューの一つだったそうで、何も非常事態の間に合わせ料理というわけではなかったのか!などなど、海洋文学好きには新しい発見が尽きない一冊でした。
Re: ヴィリコニウム読みました。
遅くなって失礼しました。ヴィリコニウム、発売から1か月遅れでつい2日前に入手したところなのですが、時間ができたら短編からパステル都市の順で読みなおすかその逆にしようかと考え中です。
女王のナナカマド色の髪は私も文庫版を読んだときに強く印象に残った箇所でした。フィクション作品にも今流行りのパーソナルカラーがあるとしたら、ヴィリコニウムシリーズは間違いなく秋(それも晩秋)ですね。タイトルこそパステル都市ですが、色の風合いも柔らかめのパステルカラーじゃなくメタリック系かと。
http://www.lesedwards.com/Edward-Miller/fantasy/viriconium/1720
個人的にはフランス版の表紙に使われたこのイラストの色彩感がかなりイメージに近いです。
日本人と西洋食との出会いの話、情景がなんとなく想像できて面白いですね。航海の記述も出てくるようですし、この本もチェックしておかねば。食べ物そのものもですが、食器や食事マナーで相当苦労したであろうことは想像に難くありませんね。
>黒パンやザワークラウトの洗礼
逆にいったん慣れてしまうと日本に帰ってもそれなしではいられなくなったりして...今でこそ海外の食べ物もそこそこ楽に手に入るようになりましたけど、当時は輸入食品店なんてほとんどなかったでしょうしね。
女王のナナカマド色の髪は私も文庫版を読んだときに強く印象に残った箇所でした。フィクション作品にも今流行りのパーソナルカラーがあるとしたら、ヴィリコニウムシリーズは間違いなく秋(それも晩秋)ですね。タイトルこそパステル都市ですが、色の風合いも柔らかめのパステルカラーじゃなくメタリック系かと。
http://www.lesedwards.com/Edward-Miller/fantasy/viriconium/1720
個人的にはフランス版の表紙に使われたこのイラストの色彩感がかなりイメージに近いです。
日本人と西洋食との出会いの話、情景がなんとなく想像できて面白いですね。航海の記述も出てくるようですし、この本もチェックしておかねば。食べ物そのものもですが、食器や食事マナーで相当苦労したであろうことは想像に難くありませんね。
>黒パンやザワークラウトの洗礼
逆にいったん慣れてしまうと日本に帰ってもそれなしではいられなくなったりして...今でこそ海外の食べ物もそこそこ楽に手に入るようになりましたけど、当時は輸入食品店なんてほとんどなかったでしょうしね。
船の食事の歴史物語、読めました。
船上で温かい出来立ての食事が頂けるのは近代になってからなんですね。凍える冬の海で重労働に
疲れ切っているのに冷えた食事なんてブラック過ぎる!諸星先生の孔子暗黒伝でハリハラが東南アジアから日本海を渡って越の国に漂着しますが、温かい食事は無かったのでしょうね。タイタニックのような豪華客船の食事は陸のレストランに負けない素晴らしいものだったのですね。今じゃ豪華客船はコロナのアイコンみたくなってしまいましたが。あと中国の船の食事について、もっと知りたいです。鄭和の大航海は星野先生が漫画化しておられますが食事シーンがあまりなくて。金針菜の乾物や漢方で壊血病を防いでいたと料理の本で読んだことがあります。冷えた食事を嫌う中国人なら温かい食事を何としても作ったはず。ダンピアのおいしい冒険も面白いです。図書館でホラー短編集小さな手も借りました。有名なアンソロジーピースばかりで殆ど既読でしたが、現代に即した優しく平易な訳文で、新たな気持ちで読めました。キラクーチの小さな手とキプリングの子どもたちが心に残りました。キプリングの作品は南條竹則先生の怪談の悦びにも収載されていますが訳が異なると印象がガラリと変わるのですね。去年より寒く光熱費も恐ろしい額になっていますが、お体に気を付けてお過ごしください。猫さんたちも暖房から離れられませんね。
疲れ切っているのに冷えた食事なんてブラック過ぎる!諸星先生の孔子暗黒伝でハリハラが東南アジアから日本海を渡って越の国に漂着しますが、温かい食事は無かったのでしょうね。タイタニックのような豪華客船の食事は陸のレストランに負けない素晴らしいものだったのですね。今じゃ豪華客船はコロナのアイコンみたくなってしまいましたが。あと中国の船の食事について、もっと知りたいです。鄭和の大航海は星野先生が漫画化しておられますが食事シーンがあまりなくて。金針菜の乾物や漢方で壊血病を防いでいたと料理の本で読んだことがあります。冷えた食事を嫌う中国人なら温かい食事を何としても作ったはず。ダンピアのおいしい冒険も面白いです。図書館でホラー短編集小さな手も借りました。有名なアンソロジーピースばかりで殆ど既読でしたが、現代に即した優しく平易な訳文で、新たな気持ちで読めました。キラクーチの小さな手とキプリングの子どもたちが心に残りました。キプリングの作品は南條竹則先生の怪談の悦びにも収載されていますが訳が異なると印象がガラリと変わるのですね。去年より寒く光熱費も恐ろしい額になっていますが、お体に気を付けてお過ごしください。猫さんたちも暖房から離れられませんね。
Re: 船の食事の歴史物語、読めました。
中国の船の食事についての記述、ほんの少しでしたがすごく興味深かったです。鄭和艦隊が船上で豆苗や生姜を栽培していたというところ、もっと後のヨーロッパの船でも、壊血病対策に少しぐらいの野菜なら木箱のようなプランターで育てられなかったのか?と疑問に感じずにはいられませんでした。世話や管理が大変だし貴重な水もやらなくてはならないからデメリットのほうが大きいとみなされたのか、そもそも誰も思いつかなかったんでしょうか。あと中国船に積まれていたザボン、保存がきくから航海にはもってこいですね。ザボン漬けが大好物の私は皮の行方が気になりましたが、さすがに船で砂糖煮は作れないしそこは処分かな。
>金針菜
私ずっと葉物野菜かと思ってましたが、ちょっと気になって調べたらカンゾウの花のつぼみのことだとは!花粉が栄養源というわけですか。中華食材店に行く機会があったら今度探してみようと思ってます。
「小さな手」表題作はキラ・クーチの作品なんですね。アンソロジーの「恐怖の愉しみ」に入っている「一対の手」と同じタイトルでしょうか?
私は「グラーキの黙示」上下を入手しまして(クラファンに参加したわけではないのですが)、これ昔別の訳で読んだっけ…と記憶をたどりながら収録作をチェックしているところです。青心社のクトゥルー暗黒神話体系とか、10年以上たつとさすがに記憶がかなり薄れてしまったなぁと。
>金針菜
私ずっと葉物野菜かと思ってましたが、ちょっと気になって調べたらカンゾウの花のつぼみのことだとは!花粉が栄養源というわけですか。中華食材店に行く機会があったら今度探してみようと思ってます。
「小さな手」表題作はキラ・クーチの作品なんですね。アンソロジーの「恐怖の愉しみ」に入っている「一対の手」と同じタイトルでしょうか?
私は「グラーキの黙示」上下を入手しまして(クラファンに参加したわけではないのですが)、これ昔別の訳で読んだっけ…と記憶をたどりながら収録作をチェックしているところです。青心社のクトゥルー暗黒神話体系とか、10年以上たつとさすがに記憶がかなり薄れてしまったなぁと。
小さな手と一対の手は同じ話ですが訳が違うと印象も変わります。
100分で名著、今月はエドガー・アラン・ポーでテキストを買ってしまいました。初回がアーサー・ゴードン・ピムの冒険なのも嬉しい!小さな手は本当に優しい心温まる話ですが、イギリスの階級社会をまざまざと感じる話でもありました。ヒロインのミセスが当時とても貧乏だったと語っているのですが、上流階級の貧乏と我々が考える貧乏とは全然違うのですね。田舎のお屋敷を借りて土いじりと散歩と読書三昧という、どこが貧乏やねんとつっこみたくなる毎日。どこからお金が湧いて出てくるのでしょう?信託財産?現在ミセスとして令嬢たちに囲まれ大変慕われているので、同じ階級の殿方と結婚して幸せに暮らしているのが分かります。小さな手の秘密を共有する者同士としてお屋敷住み込みの小作人の未亡人と親友のような関係になりますが、階級差があるので一回こっきりハグを交わすだけなんですね。絶対に越えられない壁。金針菜はヤブカンゾウの蕾で家庭菜園で育てています。今年は寒さのせいかヤブカンゾウの発芽が遅い。新芽を茹でて酢味噌あえにすると美味しいですが年を取ると繊維が歯に挟まって大変です。映像の世紀などで観た悲劇が2022年になってリアルで再現されているので、せめてフィクションの世界で心を自由に解放したいです。ロシアやウクライナにバレエやオペラの勉強に行っている日本人も沢山いるのに。
再レス すみません。
小さな手のヒロインは、上流階級でなくて中産階級かも。上流階級だったら貧乏になりようが無いですものね。イギリスの上流階級は本当のお貴族様で、遺産も土地も何もかも持っているんですから。ヒロインは教育をきちんと受けたとありますから中産階級のご令嬢なのでしょうね。それでも日本の中流とは全然違う。メアリー・ポピンズのバンクス家だって何人も使用人がいるんですもの。
Re: 再レス すみません。
「恐怖の愉しみ」は平井節全開ですから、今風の訳だとかなり雰囲気が違ってきそうですね。語り手の女性は平井訳だと“ミス”・ル・ペティットという名前になってますが、新訳では“ミセス”というのがちょっと気になりますが一体どっちなんだろう。
ヒロインはいわゆるヴィクトリア朝のアッパー・ミドル、中の上くらいの出身なのかなあと思いますが、お金のかかる都会に暮らして、社交にいそしんだりしなければやっていける程度の貧乏ということでしょうか。
私なんか海のそばで花でいっぱいのコーンウォールの家に住めて、仕事も骨の折れる家事もしなくていいなんて天国じゃないかと思ってしまうんですけど(笑) 借家代も出せないくらい本当に困窮したら、住み込みの家庭教師の口とか見つけないと路頭に迷ってしまいますよね。
そういう階級社会の背景を踏まえて考えると、本来ならやるはずのない家事を手伝ってくれる幽霊の女の子の行為にもいろいろ解釈の余地が出てくるような...まあ、そんなに深読みするようなことでもないのかもしれませんが。
メアリー・ポピンズのバンクス家のお父さんはシティ勤めだから銀行員でしたっけ。あとナルニア、ランサムサーガ、とぶ船とか
同じころの有名児童文学の子どもたちも家庭環境というか階層はだいたい似通ってますよね。ランサムのベックフットは一応はお屋敷という感じですが地主なんでしょうか。
ヒロインはいわゆるヴィクトリア朝のアッパー・ミドル、中の上くらいの出身なのかなあと思いますが、お金のかかる都会に暮らして、社交にいそしんだりしなければやっていける程度の貧乏ということでしょうか。
私なんか海のそばで花でいっぱいのコーンウォールの家に住めて、仕事も骨の折れる家事もしなくていいなんて天国じゃないかと思ってしまうんですけど(笑) 借家代も出せないくらい本当に困窮したら、住み込みの家庭教師の口とか見つけないと路頭に迷ってしまいますよね。
そういう階級社会の背景を踏まえて考えると、本来ならやるはずのない家事を手伝ってくれる幽霊の女の子の行為にもいろいろ解釈の余地が出てくるような...まあ、そんなに深読みするようなことでもないのかもしれませんが。
メアリー・ポピンズのバンクス家のお父さんはシティ勤めだから銀行員でしたっけ。あとナルニア、ランサムサーガ、とぶ船とか
同じころの有名児童文学の子どもたちも家庭環境というか階層はだいたい似通ってますよね。ランサムのベックフットは一応はお屋敷という感じですが地主なんでしょうか。
蒼ざめた馬BBCドラマ2020年
NHKで日曜日の深夜、2週連続で放映されたクリスティー原作の蒼ざめた馬、凄く怖かったです。原作よりホラー色が強く、ウィッカーマンやエンゼルハートのような恐ろしさ。マッチディーピングの村はビアトリクス・ポターの絵本の舞台のような美しさで、蒼ざめた馬館も「小さな手」で登場した花に囲まれた借家みたいで禍々しさの欠片も無いのに、どんどん不穏な雰囲気に。村祭りが本当に不気味で、藁人形ってイギリスにもあるんですね。ヘアスタイルやファッション、インテリアは60年代らしく素敵でした。ナイトランド・クォータリー28の「漆黒の花弁」良かったです。ジャングルクルーズと空気を読まない姫君!エルリック様の絵師は天野義孝画伯以外に考えられません。呪いの目のレディシーラも魅力的でもっとシリーズを読みたい。
Re: 蒼ざめた馬BBCドラマ2020年
コメント拝見した瞬間あーっとなりました。「蒼ざめた馬」予告を見て気になっていたのに録画を忘れてた!ドラマ版はホラー味マシマシと聞いてはさらに残念です。実は原作はまだ子供のころ図書館で借りて途中で投げ出してしまった記憶があるんですが、ポアロもマープルも出てこないので当時は興味の枠外だったのかも。クリスティーなら怪奇幻想色が濃い「謎のクィン氏」や「死の猟犬」のような短編集の映像化もいけそうに思うんですが、構成にそれなりのセンスが必要かなあ。
ちょうど発売になる諸星大二郎劇場の新作「アリスとシェエラザード」もヴィクトリア朝版栞と紙魚子というのか、女性二人のオカルト探偵バディものみたいな雰囲気で楽しみです。雑誌の連載らしいので、面白ければどんどん続編が出てほしい!
エルリックの絵柄はKADOKAWAから出ているフランスのバンドデシネのもかなり好きです。ムアコックの原作をアレンジしてる方向性も興味深いものがありますし(まだ完結していないのでどっちに転ぶかわかりませんが...)
ちょうど発売になる諸星大二郎劇場の新作「アリスとシェエラザード」もヴィクトリア朝版栞と紙魚子というのか、女性二人のオカルト探偵バディものみたいな雰囲気で楽しみです。雑誌の連載らしいので、面白ければどんどん続編が出てほしい!
エルリックの絵柄はKADOKAWAから出ているフランスのバンドデシネのもかなり好きです。ムアコックの原作をアレンジしてる方向性も興味深いものがありますし(まだ完結していないのでどっちに転ぶかわかりませんが...)
アリスとシェエラザード
eHolly様のコメントで諸星先生の新刊を知り、書店に走りゲット!最新刊以外はどんどん店頭から消えていくので、ありがたいです。色々な名作のパスティーシュみたいな感じ。眼球泥棒はスコットランドが舞台なので「呪いの目」を思い出します。紅玉の首飾りの女が一番怖かったです。「アダムの肋骨」のハーピーを思い出しました。あとがきで「二人の活躍は、まだしばらく描いてみたいとおもっています。」とあり続編が楽しみです。アリス達も「小さな手」のヒロインと同じ階層のご令嬢なんでしょうかね。交霊術の礼金を貰っているし女性二人で、どこへでも行くし。諸星先生もヴィクトリア朝の衣装を頑張って描いて下さっていますが、主婦の立場から見ると本当に洗濯やアイロンかけが大変そうです。ご令嬢は汚れ仕事はしないし、気候的に汗もかかないから肌着や襟元だけ洗濯して、あとは風にあてて埃を払うくらいだったのかしら。スピード大好き!では汗だくになったのでは?ファブリーズの替わりに香水?洗濯機で洗えてノーアイロンの現代の衣類に感謝!でも衣替えの苦労は相変らずで、初夏の陽気に半袖を引っ張り出し冬物の片付けに大わらわ。図書館で「シャーロック・ホームズの建築」を借りました。各話に登場する建物の間取りが細かに描かれており原作やドラマを見返したくなります。「バスカヴィル家の犬」ではお屋敷だけでなく新石器時代の遺跡の石の小屋の見取り図まで載っています。一番住み心地が良さそうなのは「ボヘミアの醜聞」でホームズと渡り合ったアイリーン・アドラーの邸宅、ブライオニー・ロッジです。アリスとシェエラザードが住んだら素敵そうですがメイドや庭師、馬丁が必要で維持費と人件費がかかるし依頼人の秘密を守るには向かないかも。二人はテラスハウスのような一室で依頼を受け、シェエラザードがお茶を出しているからメイドさんは雇っていないような。ハドスン夫人みたいな大家さんがいるのかしら。東京創元社の「ピラネージ」や早川の「メキシカン・ゴシック」、図書館が入れてくれますように。
Re: アリスとシェエラザード
「アリスとシェエラザード」やっぱり一冊まるまる同じ主人公の連作短編集というのはいいものですね。ヴィクトリア朝が舞台とはいえ、読み終わってみればいつもの諸星ワールドが確立されていて何となく安心しました。あとはボリスやクトルーちゃん、ムルムル的なマスコットがいてくれれば最高なのですが、そこはこれからの続編に期待ですね。
「海から来た男」、あの有名な事件を諸星流に料理するとこうなるのか!という感じで興味深く読みました。船長の家族が出てこなかったりなど、実際の背景とは違うところも少なくないんでしょうが。個人的には「椅子になった男」と「スピード大好き!」の軽妙な味わいが気に入りました(あのペニー・ファージング自転車、傍目には物凄く危なっかしくしか見えないんですが当時はそんな高評価だったとは)
毎話違ったファッション、特に凝った羽根や花飾りつきの帽子はヒロイン二人の個性をよく表しているようで私もその点大いに楽しみました。でも洗濯は本当に大変そうで、特に長いスカートやペチコートは一度外に出たら裾を汚さず帰り着くのは難しそうですし(当時のロンドンの舗道って絶対に清潔とは思えません)やはりまめな洗濯が欠かせないのでは?匂いも気になりますよね。
昔の洗濯機といえば、エドワード朝時代のアッパーミドル層の生活を描いた絵本「ミス・カーター」シリーズに出てきた風呂桶のようなのを思い出しましたが、アリスとシェエラザードも裏ではあんな風に二人がかりで洗いものしているんでしょうか…。私は料理や洗濯はハドスン夫人のような大家さんがやってくれるに一票です。
「シャーロック・ホームズの建築」はこちらの図書館でも人気のようでなかなか予約できません。「ピラネージ」は私もちょうど買いましたよー。
「海から来た男」、あの有名な事件を諸星流に料理するとこうなるのか!という感じで興味深く読みました。船長の家族が出てこなかったりなど、実際の背景とは違うところも少なくないんでしょうが。個人的には「椅子になった男」と「スピード大好き!」の軽妙な味わいが気に入りました(あのペニー・ファージング自転車、傍目には物凄く危なっかしくしか見えないんですが当時はそんな高評価だったとは)
毎話違ったファッション、特に凝った羽根や花飾りつきの帽子はヒロイン二人の個性をよく表しているようで私もその点大いに楽しみました。でも洗濯は本当に大変そうで、特に長いスカートやペチコートは一度外に出たら裾を汚さず帰り着くのは難しそうですし(当時のロンドンの舗道って絶対に清潔とは思えません)やはりまめな洗濯が欠かせないのでは?匂いも気になりますよね。
昔の洗濯機といえば、エドワード朝時代のアッパーミドル層の生活を描いた絵本「ミス・カーター」シリーズに出てきた風呂桶のようなのを思い出しましたが、アリスとシェエラザードも裏ではあんな風に二人がかりで洗いものしているんでしょうか…。私は料理や洗濯はハドスン夫人のような大家さんがやってくれるに一票です。
「シャーロック・ホームズの建築」はこちらの図書館でも人気のようでなかなか予約できません。「ピラネージ」は私もちょうど買いましたよー。
6月に欲しい本が大量に!
本当に各話で違うドレスだし、小物やアクセサリーもきちんと描いてあるし諸星先生すごいです。ドレスにフリルやドレープも付いているから畳んで仕舞うのでは無く、ワードローブに吊るしたんでしょうね。帽子は帽子箱に。「泣き叫ぶ髑髏」という怪談を子供の頃に読み、溶けた鉛を注がれるなんて絶対嫌だ!こんな死に方だけはしたくないと子供心にトラウマになりました。その髑髏を隠したのが被害者の帽子箱で、「ハウルの動く城」を観てもヒロインの仕事場の華やかな帽子や帽子箱に恐怖を覚える始末。若い女性二人だからドレスや小物なども結構な量になりますよね。現代でも今の季節、クリーニング店は大行列でクリーニング済の冬物を仕舞うスペースがまた問題です。常春の国マリネラが羨ましい。まあ四季の花を楽しめるのは日本の良さですが。公園の花水木やツツジが綺麗です。薔薇も若葉が艶々して開花が楽しみです。「椅子になった男」、娘が一番気に入ってました。食事はこっそり台所に忍び込んでましたがトイレはどうしたのかしら?「シャーロックホームズの建築」でも「金縁の鼻眼鏡」「ノーウッドの建築業者」の隠れ部屋が出てきてワクワクしますが、やはりトイレが気になります。おまるを使用したのかしら。快適な多機能トイレに慣れた現代人ではなく、あの時代の人間なら自分の排泄物の臭いよりも餓えや渇きの対策の方が大切だったのでしょうか。あと馬丁という言葉は差別的だとして現在では馬扱い人と訳さなければならないんですね。イギリス児童文学でよく出てきたのになあ。6月に幻想と怪奇10と怪奇幻想の文学1怪物が出るんですね。どっちも欲しいけどGWで物入りだし、物価は上がる一方だし悩ましい。
Re: 6月に欲しい本が大量に!
クロフォードの「泣き叫ぶどくろ」、懐かしい。私は創元文庫の怪奇小説傑作集で読みました。しかし「帽子箱」って靴が入った箱を大きくしたような厚紙の箱なんでしょうが、あの医師の夫も語り手の船長も、頭蓋骨をもう少し頑丈で音の漏れてこない箱なり金庫なりにしまおうと思いつかなかったのか?という疑問が浮かんでしまいました(あちこち忘れた個所もあるので的外れな意見だったらすみません)。
それにしたって戸棚でも帽子箱はかなり場所を取りそうですね。「アリスとシェエラザード」では主人公たちはあえて生活感薄めに描かれている印象で、二人が住んでいる家も居間と応接室くらいしか出てきませんでしたが、衣装類や小物をしまっておく専用の小部屋くらいはあってもおかしくないような。
>食事はこっそり台所に忍び込んでましたがトイレは
台所の行き帰りに猛スピードで済ませるしかない...と思いますがあれだけ使用人がいる家だと誰かと鉢合わせそうで気が気じゃないかも。あの規模のお屋敷というのは主人一家と使用人階級ではトイレや洗面所も別なんでしょうか。その辺も「ホームズの建築」を読むとわかるのかもしれませんね。
「怪奇幻想の文学」の1はエルクマン・シャトリアン以外既訳ありの作品ばかりですから、今回はパスかなあ...まだ収録作の全容がわからないのがじれったいんですが、月末の「吸血鬼ラスヴァン 英米古典吸血鬼小説傑作集」はかなり気になってます。
それにしたって戸棚でも帽子箱はかなり場所を取りそうですね。「アリスとシェエラザード」では主人公たちはあえて生活感薄めに描かれている印象で、二人が住んでいる家も居間と応接室くらいしか出てきませんでしたが、衣装類や小物をしまっておく専用の小部屋くらいはあってもおかしくないような。
>食事はこっそり台所に忍び込んでましたがトイレは
台所の行き帰りに猛スピードで済ませるしかない...と思いますがあれだけ使用人がいる家だと誰かと鉢合わせそうで気が気じゃないかも。あの規模のお屋敷というのは主人一家と使用人階級ではトイレや洗面所も別なんでしょうか。その辺も「ホームズの建築」を読むとわかるのかもしれませんね。
「怪奇幻想の文学」の1はエルクマン・シャトリアン以外既訳ありの作品ばかりですから、今回はパスかなあ...まだ収録作の全容がわからないのがじれったいんですが、月末の「吸血鬼ラスヴァン 英米古典吸血鬼小説傑作集」はかなり気になってます。
No title
暖房器具や冬物を片付けると肌寒い気候になるアルアル。最低気温が10℃をきると寒い!薔薇の最盛期が楽しみですが今週は走り梅雨なんですね。折角発芽したオクラの苗が片端からネキリムシにやられました。プランターに植えたばかりのペチュニアを雨とナメクジから守らねば。「泣き叫ぶドクロ」の帽子箱、被害者がいかに軽んじられていたかということですよね。惨いやり方で命を奪われドクロは適当な入れ物に放り込まれ・・・。生前も死後も大切にしてもらえずガラクタ扱いされたら祟りますわ、そら。格調高い文章で淡々と語られますが殺害方法も復讐も大変エグく本当にゾッとするお話でした。「ピラネージ」は図書館で貸出中だったので「メキシカン・ゴシック」を借りました。ラノベかハーレクインみたいな装幀だと思っていたら、内容もホラー色より恋愛成分が強い小説でした。作者はあの「フンギ菌類小説選集」を編んだ女性なんですね。「モロー博士の娘」という新作が出る予定だそうで楽しみです。イギリスのお屋敷のトイレは新築して水洗トイレを作ったのでなければ、おまるが普通だったそうです。主人一家のおまるは使用人が綺麗にし、使用人が使う大人数用のおまるは一番下っ端が洗ったそうで、汚物がこぼれないか心配になります。排泄物が直ぐに流れて消え去る現代と違い、汚物や悪臭に耐性があったんでしょうね。自分の子供時代はドッスン便所で肥溜めも普通にありましたが今は耐えらそうにありません。ウォッシュレットと温熱便座に感謝してもしきれません。乾物や木材を食害するシバンムシが、どこからともなく湧いてしまい粉類は密閉して冷蔵庫に仕舞い、掃除もしたんですが電灯の紐にいつのまにか何匹もたかっています。ヨーロッパのご婦人の華麗な帽子や小物にも、きっと湧いたんだろうなあ。羽毛とか植物の茎とか大好物ですもんね。樟脳で防げたのかしら?
Re: No title
ほんとうに今年は冬がずるずる長引いたと思ったら、いつの間にか早くも梅雨入りしたようなじめじめ感が漂いだしてますね。幸いうちのバラは例年よりは好調なのですが、やはり晴天の下で花を見たくなってしまいます(あまり日差しが強すぎても花びらが傷むとはいえ)。
>おまるが普通
ええ~。さすがに蓋はしてあったでしょうけどハエとかの虫もすごそう...などと考えていて、だからこそハエ取り紙など使っていたんだろうと腑に落ちました。ハエ取り紙は実物を目にするより先に本で読んだような記憶があるのですが、ある時観光で見学した牧場の売店の壁にかかっているのを初めて見たときのカルチャーショックは強烈でしたね。せいぜい数匹がまばらにくっついてる程度を思い描いてたらほぼ真っ黒で。
衣類の虫害を予防するのも大変だったでしょうね。樟脳といえば、ナルニアの「ライオンと魔女」で四兄妹が入った衣装たんすには樟脳玉がごろごろ転がっていませんでしたっけ。少し前までは、満員電車の中なんかでたまに強烈な樟脳のにおいを漂わせている人がいましたけど最近はすっかり遭遇しなくなったような。
メキシカンゴシック、そんなに恋愛成分強めなんですか。私の口に合うかなあ。原書のカバーはどうなのかと確かめたら、なんだか日本版よりさらにハーレクインぽい雰囲気が漂ってますね...(ハーレクインの表紙はたいてい実写調でドレスの女性がいるイメージですw)
https://www.amazon.co.jp/Mexican-Gothic-Silvia-Moreno-Garcia/dp/0525620788?asin=0525620788&revisionId=&format=4&depth=1
>おまるが普通
ええ~。さすがに蓋はしてあったでしょうけどハエとかの虫もすごそう...などと考えていて、だからこそハエ取り紙など使っていたんだろうと腑に落ちました。ハエ取り紙は実物を目にするより先に本で読んだような記憶があるのですが、ある時観光で見学した牧場の売店の壁にかかっているのを初めて見たときのカルチャーショックは強烈でしたね。せいぜい数匹がまばらにくっついてる程度を思い描いてたらほぼ真っ黒で。
衣類の虫害を予防するのも大変だったでしょうね。樟脳といえば、ナルニアの「ライオンと魔女」で四兄妹が入った衣装たんすには樟脳玉がごろごろ転がっていませんでしたっけ。少し前までは、満員電車の中なんかでたまに強烈な樟脳のにおいを漂わせている人がいましたけど最近はすっかり遭遇しなくなったような。
メキシカンゴシック、そんなに恋愛成分強めなんですか。私の口に合うかなあ。原書のカバーはどうなのかと確かめたら、なんだか日本版よりさらにハーレクインぽい雰囲気が漂ってますね...(ハーレクインの表紙はたいてい実写調でドレスの女性がいるイメージですw)
https://www.amazon.co.jp/Mexican-Gothic-Silvia-Moreno-Garcia/dp/0525620788?asin=0525620788&revisionId=&format=4&depth=1
ブリティッシュベイクオフ
年輩の方は今でも樟脳信仰が強く、パラゾールを箪笥や引き出しに大量に入れますよね。姑さんもそうです。娘は殆どの衣類は数年以内に処分して新品を買うので防虫剤は不要。昔は大事に長期間衣類を保管しましたもんね。ヘンリー・ジェイムズ「ある古衣の物語」でも長持にギッシリの衣装が悲劇を・・・。現代だったら樟脳に埋もれた古い高価な服よりユニクロの新素材の服の方が有難いです。ヴィンテージ品とかなら価値があるのでしょうか?着物も着なくなり、娘も和服に興味が無いし悩みます。あと昔の服は厚い布をタップリ使用しているせいか重くて肩が凝ります。セーターとかも防弾チョッキ並みにズッシリ編んであって、今はとても着られない!毎週木曜の夜にブリティッシュベイクオフを放映してくれるようになり毎回楽しみにしています。再放送もあるし。明日はいよいよプディングの回でワクワクです。ヴィクトリアサンドイッチケーキやコブローフのようなイギリスらしいお題の回が好きです。途中で挟まれるお菓子の歴史の小ネタも面白い。ヴィクトリア女王のウェディングケーキの御下がりを家宝にしているとか南極で悲劇に見舞われたスコット隊のビスケットを大枚はたいて入手したとか。会場もイギリスらしい古いお屋敷の芝生などに設置され、こんな所でお茶を頂いたらさぞ美味しいだろうと思います。「メキシカン・ゴシック」の銀製品が大量にあるお屋敷の雰囲気は素敵なんですが「レベッカ」みたいに美味しそうな料理やお菓子が出てこないのが残念です。メキシコなのにイギリス流を頑なに貫いている一族のお話なので紅茶も出るのですがエイクマン作品並みに不味そうなんです。
Re: ブリティッシュベイクオフ
ブリティッシュベイクオフ、ツィッターのTLでもときおり話題にしている人がいてどこかで配信中なのかと思ったらNHK教育でしたか!どんなプディングを作るのか気になって録画していたのをようやく見られました。イギリスらしいお菓子といえばやっぱりプディングですしね。最初の課題の各自オリジナルのレシピ、洋ナシやブルーベリーなど果物をふんだんに使ってあるのが美味しそう。イギリスの各家庭にはああいうプディング鉢が置いてあるものなんですね。日本でいうなら土鍋的な存在でしょうか?
共通課題のレモンスフレは具の多いプディングに比べるとシンプルで楽なイメージだったので、皆さん四苦八苦していたのがちょっと意外。私も子供の頃メアリー・ポピンズのお料理の本に載ってたレモンスフレにかなりの回数挑戦したんですが、だいたい上等とはいえないけれどまあまあ美味しいという70点くらいの出来ばえだった覚えがあります(←なぜかメレンゲを作るのだけは得意なのです)
またもう一度挑戦したくなってきました(笑) 次回の後編も忘れずに見ないと。
英国菓子が美味しそうな小説個人的ナンバーワンはクリスティの「葬儀を終えて」かなあ。冒頭の葬儀の参列者に出された食事のデザートがスフレでしたね。映像版は悪くなかったと思いますが、グルメ要素が綺麗にカットされていたのがつくづく残念でした。
共通課題のレモンスフレは具の多いプディングに比べるとシンプルで楽なイメージだったので、皆さん四苦八苦していたのがちょっと意外。私も子供の頃メアリー・ポピンズのお料理の本に載ってたレモンスフレにかなりの回数挑戦したんですが、だいたい上等とはいえないけれどまあまあ美味しいという70点くらいの出来ばえだった覚えがあります(←なぜかメレンゲを作るのだけは得意なのです)
またもう一度挑戦したくなってきました(笑) 次回の後編も忘れずに見ないと。
英国菓子が美味しそうな小説個人的ナンバーワンはクリスティの「葬儀を終えて」かなあ。冒頭の葬儀の参列者に出された食事のデザートがスフレでしたね。映像版は悪くなかったと思いますが、グルメ要素が綺麗にカットされていたのがつくづく残念でした。
ラバグルートは吸血鬼のビロードのマントのよう。
東京創元社の吸血鬼ラスヴァン英米古典吸血鬼小説傑作集は買われましたか?自分は図書館頼みです。公園でラバグルートが満開で深紅のビロードのような花びらが吸血鬼のイメージです。溶岩の炎という意味だそうですね。趣味の園芸の薔薇回、盛り上がってました。今年は各地でローズフェスも開催されよかったですね。スフレが上手に作れるなんて凄いです。河出文庫の美食ミステリー傑作選にも「すばらしいスフレ」というお話がありますね。こういうアンソロジーをもっともっと読みたい!竹書房から美食SF傑作選が出ると何年も前に予告されていて待ちわびているのですが編者の中村融先生は新紀元社の英雄コナン全集1風雲篇を出されるのですね。「葬儀を終えて」の映像版、グルメ要素カットだなんて。ハムと鶏と、牛タンとサラダ、そのあとでレモンのスフレとアップルパイ、まず最初に熱いスープ。本当に美味しそう・・・。スウィンドンの駅の食堂で喪服の女性が食べるバース・パンも美味しそう。
Re: ラバグルートは吸血鬼のビロードのマントのよう。
以前うちにあったラバグルートはカイガラムシにやられて枯れました...。オースチン社のイングリッシュローズはニュアンスカラーが人気になる一方、赤バラ白バラがどんどんカタログ落ちしていくのが残念です。ロードルスヴン(ラスヴァン)って名前、響きも悪くないし新品種のバラ(深紅)の名前にいいと思うんですがだれか作ってくれないでしょうか(笑)
吸血鬼ラスヴァンはあと数日したら「幻想と怪奇」10とあわせて購入予定です。幻想と怪奇はエイクマン、ラムジー・キャンベル、ク・リトル・リトル収録の短編が印象的だったベイジル・コッパーと、比較的新しめの作家陣のタイトルが楽しみ。
美食ミステリはともかくSFというのはなかなか斬新なような。私の好きなジャック・ヴァンス作品にも時折風変わりな惑星の珍味とか出てきますし、そのアンソロで紹介できそうな面白い未訳作とかないかなあ。自分で食べてみたいかどうかはともかく、日本や世界各地の郷土料理や珍しい食材の話を読むのが好きなんです。
吸血鬼ラスヴァンはあと数日したら「幻想と怪奇」10とあわせて購入予定です。幻想と怪奇はエイクマン、ラムジー・キャンベル、ク・リトル・リトル収録の短編が印象的だったベイジル・コッパーと、比較的新しめの作家陣のタイトルが楽しみ。
美食ミステリはともかくSFというのはなかなか斬新なような。私の好きなジャック・ヴァンス作品にも時折風変わりな惑星の珍味とか出てきますし、そのアンソロで紹介できそうな面白い未訳作とかないかなあ。自分で食べてみたいかどうかはともかく、日本や世界各地の郷土料理や珍しい食材の話を読むのが好きなんです。
ドミトリー・グルホフスキー氏の無事を祈ります。
趣味の園芸の薔薇回で紹介されていたのも淡く繊細な色の品種が多かったです。幻想と怪奇10をゲットしました。ピラネージも図書館で借りる事が出来ました。装幀のモンス・デジデリオ「冥界の風景」がよく合っています。「魔術師のおい」のチャーンの都の光景にインスパイアされたそうで、やっぱりチャーンの都のファンはいたんだ!世界各地の郷土料理というと「カリオストロ」にでてくる「そーめん」の謎がいまだ解けず。ちくま文庫で出た「ロシア文学の食卓」を読んでも分かりませんでした。大きなカブの作者のトルストイとは別人の「吸血鬼」の作者A・K・トルストイの「白銀公爵」で描かれる饗宴が凄い。白鳥の丸焼き200羽から大宴会が始まるのですが、ロシアの絵画やモスクワ食文化博物館の展示では生前の姿そのままで食卓に載っているんです。皆にお披露目した後で羽をむしってローストしたんでしょうか?時間がかかりますが種類豊富な前菜をつまんで焼き上がりを待ったのかしら?
Re: ドミトリー・グルホフスキー氏の無事を祈ります。
年齢一桁台からのチャーンの都のファンここにもいますよ!ということは「ピラネージ」は廃墟文学でもあるんですね。積読が山のようでなかなか手が出せませんが読みたくてうずうずします。恥ずかしながらカバーアートに使われたデジデリオのことを全く知らなかったのですが、こちらも荒廃した風景や建築を題材に選ぶことで知られた画家でしたか。作品をネットで見てみると確かにチャーンを彷彿とさせる光景が...
白鳥の丸焼きの謎、私も気になったので調べてみました。
https://www.phantaporta.com/2019/12/entremets.html
なんと白鳥や孔雀のような鳥はいったんローストしたあと、取っておいた皮をかぶせ頭や脚、羽をくっつけなおして生前の姿に戻したのを食卓に出していたそうです!いや絶対衛生的にまずいでしょうけど、あるいは実際に食べられることは少なかったのでしょうか?
昔の人たちにとっては美味しそうというよりはひたすら視覚的な豪華さを演出することがおもてなしの極意だったというのはなかなか衝撃でした。孔雀のパイが描かれた絵画もいろいろあります。
https://www.medievalists.net/2014/12/medieval-food-taste/
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/87/File-Bruegel_d._%C3%84.%2C_Jan_-The_Senses_of_Hearing%2C_Touch_and_Taste_-_1618.jpg
https://www.nga.gov/collection/art-object-page.132271.html
グルホフスキー氏、ロシア国内にいないようだとはいえ心配ですね。応援にもなるし、いずれメトロシリーズの続編も翻訳してくれればいいのですが…
白鳥の丸焼きの謎、私も気になったので調べてみました。
https://www.phantaporta.com/2019/12/entremets.html
なんと白鳥や孔雀のような鳥はいったんローストしたあと、取っておいた皮をかぶせ頭や脚、羽をくっつけなおして生前の姿に戻したのを食卓に出していたそうです!いや絶対衛生的にまずいでしょうけど、あるいは実際に食べられることは少なかったのでしょうか?
昔の人たちにとっては美味しそうというよりはひたすら視覚的な豪華さを演出することがおもてなしの極意だったというのはなかなか衝撃でした。孔雀のパイが描かれた絵画もいろいろあります。
https://www.medievalists.net/2014/12/medieval-food-taste/
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/87/File-Bruegel_d._%C3%84.%2C_Jan_-The_Senses_of_Hearing%2C_Touch_and_Taste_-_1618.jpg
https://www.nga.gov/collection/art-object-page.132271.html
グルホフスキー氏、ロシア国内にいないようだとはいえ心配ですね。応援にもなるし、いずれメトロシリーズの続編も翻訳してくれればいいのですが…
吸血鬼ラスヴァンが図書館に入りました。
吸血鬼ラスヴァン、コルネリス・フローリスの装画が目を引きます。中世のフランドルの建築家、彫刻家でもあった芸術家一族の生まれらしく不気味かつエロティックな忘れられない絵です。これを読んで暑さをしのぎたい。早朝から30℃近くで6月でこれでは8月とかどうなってしまうのか。ピラネージに触発されて「魔術師のおい」を読み返しています。チャーンの都が本当に魅力的でスピンオフで歴史絵巻が読みたい!フェリンダ、ソルロイス、ブラマンディンの歴史も知りたい。あと世界と世界のあいだの林も行ってみたい。プラム入りのケーキみたいに豊かな感じだそうで。ちょっと異世界転生ぽいですね。最後にアスランと一緒に林に戻って来た時、「世界のいくつかの大国は暴君たちによって支配されることになろう」と言われたのが現実とリンクして怖い。黄色と緑の指輪も魅力的なアイテムで「さいごの戦い」でもチラッと言及されますね。孔雀のパイ、帽子箱に鳥の頭部と羽を付けたみたいでグロテスクに感じますが、西洋人からすれば日本の「活け造り」「海老の踊り食い」が残酷に思えるのでしょうね。白鳥もローストしてから生前の姿に飾り付けたのか・・・。あのすんなりした首は針金とか仕込んであるのかしら?野食ハンマープライスというサイト様に「野生の孔雀の実食体験」が載っていました。ブリティシュベイクオフ、シーズン1が終わりましたがシーズン2も引き続き放映してくれるようで一安心。コーニッシュパスティが美味しそうでした。「死者のあやまち」を思い出します。ドリトル先生にもダブダブが肉のパイを先生のポケットに入れる場面があり、潰れたり汁が漏れたりしない、しっかりした包み焼きなんですね。とりとめなく書き散らしてすみません。
Re: 吸血鬼ラスヴァンが図書館に入りました。
「吸血鬼ラスヴァン」、最後の「魔王の館」以外は読み終えました。英国古典吸血鬼小説といえど、英国本国でも吸血鬼ゆかりの地東欧でもなく、かなりの比率でイタリアをはじめとする地中海沿岸の国々が舞台なのが面白いですね。バイロン卿本人が顔出しするエイクマンの「ある少女の日記帳より」を思い出さずにはいられませんでした。東欧に比較的近いのもありますが、バイロンと関係の深い土地であるからか、「オトラント城」のようなゴシック小説の流れをくんでいるからでしょうか。
アン・クロフォード(マリオン・クロフォードと姉弟で、しかも妹は日本と関わりがあったというのに驚き)の「カンパーニャの怪」で屋敷の管理人が用意するニンニクのきいた野草とソーセージのサラダ、黒パンとチーズの食事が妙に美味しそう。
語り手の口には粗野すぎて合わなかったようですが、豊かな大地の恵みそのもので、吸血鬼の食事とはある意味対照的な、「自然で健全」な食のシンボルであるようにも思えます。
パスティの皮の食感はちょっと想像がつきませんが、外からの衝撃にも具の水分にも耐えらるるということは相当な硬さと密度なのでしょう。そういえば先週NHKのポアロで放送されていたエピソード「二十四羽の黒つぐみ」のタイトル、これも昔の宴会料理で余興的に生きた鳥をパイ皮に入れて出したのが元ネタとかで、本当にパイ万能すぎます(笑)。
孔雀とか白鳥のローストの飾り用にする頭、よくできた作り物の使い回しとか、せめて剥製じゃ駄目だったんですかね...。
アン・クロフォード(マリオン・クロフォードと姉弟で、しかも妹は日本と関わりがあったというのに驚き)の「カンパーニャの怪」で屋敷の管理人が用意するニンニクのきいた野草とソーセージのサラダ、黒パンとチーズの食事が妙に美味しそう。
語り手の口には粗野すぎて合わなかったようですが、豊かな大地の恵みそのもので、吸血鬼の食事とはある意味対照的な、「自然で健全」な食のシンボルであるようにも思えます。
パスティの皮の食感はちょっと想像がつきませんが、外からの衝撃にも具の水分にも耐えらるるということは相当な硬さと密度なのでしょう。そういえば先週NHKのポアロで放送されていたエピソード「二十四羽の黒つぐみ」のタイトル、これも昔の宴会料理で余興的に生きた鳥をパイ皮に入れて出したのが元ネタとかで、本当にパイ万能すぎます(笑)。
孔雀とか白鳥のローストの飾り用にする頭、よくできた作り物の使い回しとか、せめて剥製じゃ駄目だったんですかね...。
ソーメンはスープ・ラプシャー?
自分も、管理人さんが用意してくれた食事がとても美味しそうで、人様がわざわざ作ってくれたのに偉そうに文句つけるんやない!と思いました。野草はスイバとかロケットとかイラクサかしら?フォアグラとかより体に良さそう。吸血鬼譚といっても陽光燦々な感じでドラキュラとは印象が違います。白鳥の丸焼きを調べていたらロシアビヨンドというサイト様に辿り着き、「麺を使った古いロシアの伝統料理キノコのヌードルスープ」の記事を読みました。更にラプシャーで検索するとチェーホフの「ワーニャ伯父さん」にソーメン、うどんスープという訳で登場いたします。干し茸をもどして出汁を取り、きしめん風の平たいパスタを入れたものと、岩波文庫版に註釈がついています。日本のソーメンも干し椎茸で出汁を取るから、そう訳したのでしょうね。ユーチューブ動画にロシアの地方で暮らしている森翔吾という方の生活記録が上がっていて凄く面白いです。料理や市場での買い出しシーンも沢山あって、夏はスイバやイラクサを摘んでスープやサラダにして食べ、蕎麦の実のカーシャや自家製ベリージュース、白樺の樹液なども登場し、とても体に良さそうなんです。ロシア料理というと塩分と脂肪過多で体に悪いイメージがあったのですが・・・。ゴーゴリやチェーホフの作品でもブリヌイに熱いバターを掛けてスメタナをタップリ塗り、イクラや脂ののった魚の切り身を載せて食べる場面が出てきましたし。森さんご本人もスレンダーです。
Re: ソーメンはスープ・ラプシャー?
ラプシャー、知りませんでした!ロシアの麵料理で調べてもなかなかヒットしなかった記憶があるのはなぜなのか…。
ついでに英語版の電子書籍も調べてみたところ、ラプシャーではなく"ヌードル"となってたので、やっぱり違う文化圏の人にはわかりにくいのでしょうね。
それにしても、私もおばさんと同じくソーメンを食べることの何が気に食わないのかわかりませんが、伝統食だけに洗練されていない素朴な献立という印象だからか、あるいはズルズルすするのであまり淑女にふさわしい食べ物とされてないとか?画像検索してみると金色のスープでわりあい具沢山(チキンがよく使われてる)なんですね。
「カンパーニャの怪」にしても、こと本で読むかぎり手の込んだよそゆき料理よりその土地の食材を活かした素朴な食べ物のほうがおいしそうに思えてしまいます。そういえば野草のサラダと一緒に出された山羊肉とトウモロコシのメイン、最初はトウモロコシはバーベキューみたいに輪切りのをどーんと出したのかと思いましたけれど、イタリアならトウモロコシ粉で作ったポレンタかな。
「吸血鬼ラスヴァン」に続いて読み始めた「幻想と怪奇10」、ベイジル・コッパーの「灰色の家」がボリュームもあって収穫。こちらはフランスのブルターニュに家を買った英国人の作家夫婦の話ですが、やっぱり吸血鬼譚といえなくもないような。
ついでに英語版の電子書籍も調べてみたところ、ラプシャーではなく"ヌードル"となってたので、やっぱり違う文化圏の人にはわかりにくいのでしょうね。
それにしても、私もおばさんと同じくソーメンを食べることの何が気に食わないのかわかりませんが、伝統食だけに洗練されていない素朴な献立という印象だからか、あるいはズルズルすするのであまり淑女にふさわしい食べ物とされてないとか?画像検索してみると金色のスープでわりあい具沢山(チキンがよく使われてる)なんですね。
「カンパーニャの怪」にしても、こと本で読むかぎり手の込んだよそゆき料理よりその土地の食材を活かした素朴な食べ物のほうがおいしそうに思えてしまいます。そういえば野草のサラダと一緒に出された山羊肉とトウモロコシのメイン、最初はトウモロコシはバーベキューみたいに輪切りのをどーんと出したのかと思いましたけれど、イタリアならトウモロコシ粉で作ったポレンタかな。
「吸血鬼ラスヴァン」に続いて読み始めた「幻想と怪奇10」、ベイジル・コッパーの「灰色の家」がボリュームもあって収穫。こちらはフランスのブルターニュに家を買った英国人の作家夫婦の話ですが、やっぱり吸血鬼譚といえなくもないような。
エイクマンの眺望、良かったです。
森さんの動画でも圧力鍋で丸ごとの鶏や七面鳥、骨付き肉を煮込み黄金のスープを作っていて凄く美味しそうでした。ロシア料理は煮込みや庭でシャシルィクみたいに炙るのが殆どで、中華みたいな炒め物は無いんですね。スープを取った後の肉は骨から外しほぐしてハムみたいにサラダに入れたり、スープと一緒に冷やして煮凝りにしたり、無駄にはしません。管理人さんのトウモロコシ、山羊肉と一緒に皮ごと焚火であぶったものだったら野趣がありますね。昔はトウモロコシの皮を剝いて塩水で茹でていましたが今は皮ごとレンチンした方が美味しいです。幻想と怪奇10買った甲斐がありました。「灰色の家」は良くできたテレビドラマのようでした。美女を引き込んで仲間を増やすところや呪われた旧い家柄、不気味な猫などは吸血鬼譚の要所をおさえています。眺望はファムファタルものでしょうか?色々な解釈が出来そうな・・・。現実が怖すぎるので「ドリトル先生の世界」を読んで気を紛らわせております。ウィンドルミアのあん入りまんじゅう、架空の菓子パンだったのですね。「すっきりとやせるためには、あん入りまんじゅうはたいへんにわるい。」「あれは、すこぶるふとる食べ物だ」食養生中のガブガブは米とうすいスープしか許されないのですね。自分ももずく酢と蒸し鶏を主食にして頑張ってます。本当に身につまされます。こんなに汗だくなのに痩せない。東京創元社の秋の復刊マキリップの「茨文字の魔法」をゲットしたい。ダンジョン飯の新刊は来月なんですね。
Re: エイクマンの眺望、良かったです。
「眺望」は結末もああだし、どこか寓話チックで西洋版浦島太郎みたいだなと思いました。エイクマンの作風は2022年でもいささかも古めかしさを感じさせないのがすごい。「灰色の家」と同じかそれ以上に館の奇怪さも際立っていましたが、こちらはおぞましいというよりはヒロインの分身のような妖しい魅力がありますね。(しかし、「灰色の家」の主人公夫婦はなぜ地所を買ってすぐに隅々までひととおり回ってみようと思わなかったのかと...)
>ガブガブは米とうすいスープしか許されない
刷り込みというのは恐ろしいもので、幼少期の私はここを読むたびガブガブがご飯茶碗と具の少ないおつゆを前に食卓に着く光景を思い描いていたような記憶があります。実際にはお米は甘さ控えめライスプディングのようなレシピでしょうか。「あん入りまんじゅう」こと菓子パンはバターと砂糖を大量に使うカロリーの塊っぽいですね。
「幻想と怪奇」10号に南條先生が寄稿されたエッセイ「イギリスの本屋さん」も面白く読みました。海外からの古書の取り寄せ、今ならネットであっという間に済むことですが、郵送されてくるカタログを介してのやりとりはさぞかし胸躍るものだったろうと思うと便利な時代になってよかったと思う半面、妙にうらやましいような複雑な気分になります(笑)
ダンジョン飯新刊待ってました!前回からもう一年近く経つんですね。いよいよクライマックスでしょうか。
>ガブガブは米とうすいスープしか許されない
刷り込みというのは恐ろしいもので、幼少期の私はここを読むたびガブガブがご飯茶碗と具の少ないおつゆを前に食卓に着く光景を思い描いていたような記憶があります。実際にはお米は甘さ控えめライスプディングのようなレシピでしょうか。「あん入りまんじゅう」こと菓子パンはバターと砂糖を大量に使うカロリーの塊っぽいですね。
「幻想と怪奇」10号に南條先生が寄稿されたエッセイ「イギリスの本屋さん」も面白く読みました。海外からの古書の取り寄せ、今ならネットであっという間に済むことですが、郵送されてくるカタログを介してのやりとりはさぞかし胸躍るものだったろうと思うと便利な時代になってよかったと思う半面、妙にうらやましいような複雑な気分になります(笑)
ダンジョン飯新刊待ってました!前回からもう一年近く経つんですね。いよいよクライマックスでしょうか。
エーミールと探偵たちのさくらんぼケーキ
「眺望」で音楽室で過ごす合間に出てくるロクムとコーヒー美味しそうでした。トルココーヒーかしら。バターをたっぷり使った朝食とはバタートーストか、クロワッサンか。卵料理にもバターを使っているのか。入江荘は現実に存在したのか?絨毯の模様も不思議。古き良き時代のカタログ通販、園芸の世界でもあったのでしょうね。この薔薇は本当の花好きにしか売らない!とか。ガブガブのダイエット食、日本人なら主食のご飯と味噌汁を思い浮かべますよね。今なら糖質オフで米を控えてオカラとか。ドリトル先生の好物もブタの肉つきあばら骨、砂糖ダイコンのうす切り、油であげたパン、糖蜜入りのパイとダイエットの天敵みたいな食物ばかり。グレーテルのかまどで「エーミールと探偵たち」のさくらんぼケーキを放映していました。ホイップクリームをてんこもりに添えるんですね。あとエーミールの好物「ハム入りマカロニに粉チーズをかけたの」はいかにも育ち盛りの男の子が好きそう。「ふたりのロッテ」からはホットチョコレート、「飛ぶ教室」からはお菓子の切り落としが紹介されていました。あん入りまんじゅうは、すこぶるふとる・・・。近所の和菓子屋さんで季節ごとに「あん入りパイ」が売り出され今の季節はブルーベリーあん。春はイチゴ、秋は栗、冬は紅玉。ブルーベリーの酸味と漉し餡の甘味のバランスが絶妙で大好きなんです。我慢できずに買ってしまう。瘦せない訳ですわ。わらび餅も美味しいの。
Re: エーミールと探偵たちのさくらんぼケーキ
ロクムって何だっけと調べたらターキッシュデライトと同じものなんですね。ナルニアの雪の魔女といい、イギリス人のあいだでは妖しい美女のイメージと結びつきがちなエキゾチックなお菓子というイメージでもあるんでしょうか。まあ、エアリアルはあんな本質的に邪悪な存在じゃないと思いますけど(笑)
ロクムって見た目はちょっと和菓子の求肥とか切山椒を思わせますよね。私は餡入りの和菓子はそれほどでもないのですが、ちょっと甘味のついた何も入ってないお餅は昔からとにかく無限に食べられてしまうので、すぐ近くに美味しい切山椒とか売ってる和菓子屋さんがあったらガブガブ化が止まらなくなりそう...
ケストナーはあんまり読んでない上に処分してしまった本が多くて記憶がおぼろなのですが、「ふたりのロッテ」でロッテと入れ替わったルイーゼが料理に苦心惨憺する場面は台所で失敗したときに時折脳裏をよぎります(何を作ってたかは忘れてるのに!)あと「五月三十五日」にも何かおいしそうというか、印象的なごちそうが出てきたような気が。あの本がケストナーで一番好きだったし、買い戻したいけれど文庫化されてないのが残念です。
ドリトル先生の好物「ブタの肉つきあばら骨」(スペアリブ料理?)って、当時の調理法は塩コショウしてオーブン焼きなんですかね。日本風に醬油ベースのたれに漬けるわけでなし、イギリスだとバーベキューソースを使うイメージもあまりないし...ハチミツとか塗るのかな。
ロクムって見た目はちょっと和菓子の求肥とか切山椒を思わせますよね。私は餡入りの和菓子はそれほどでもないのですが、ちょっと甘味のついた何も入ってないお餅は昔からとにかく無限に食べられてしまうので、すぐ近くに美味しい切山椒とか売ってる和菓子屋さんがあったらガブガブ化が止まらなくなりそう...
ケストナーはあんまり読んでない上に処分してしまった本が多くて記憶がおぼろなのですが、「ふたりのロッテ」でロッテと入れ替わったルイーゼが料理に苦心惨憺する場面は台所で失敗したときに時折脳裏をよぎります(何を作ってたかは忘れてるのに!)あと「五月三十五日」にも何かおいしそうというか、印象的なごちそうが出てきたような気が。あの本がケストナーで一番好きだったし、買い戻したいけれど文庫化されてないのが残念です。
ドリトル先生の好物「ブタの肉つきあばら骨」(スペアリブ料理?)って、当時の調理法は塩コショウしてオーブン焼きなんですかね。日本風に醬油ベースのたれに漬けるわけでなし、イギリスだとバーベキューソースを使うイメージもあまりないし...ハチミツとか塗るのかな。
切山椒は奈良では見かけません。
切山椒、美味しそうですね。関西では餅も丸いですし。幻想と怪奇11、ジュールドグランダンとメーサー牧師だけでも買う価値ありです。もっと詳しい内容が知りたい!トロウブリッジ博士の家に滞在し、この家の家政婦さんに胃の腑を掴まれているとのことですが食客という身分なのでしょうか?博士とグランダンの間には敬意と親愛があるのでしょうが、赤の他人が家族同様に長期に同居するというのが分からないんです。吸血鬼カーミラとかでも、いくら高貴な身分の御婦人といっても会ったばかりの他人を自分の館に住まわせ、姉妹同然の付き合いをするのが不思議。ドリトル先生のスタビンズ少年は書生さんというか助手というか上下関係がありますよね。動物達もスタビンズ少年やマシューには上から目線でガブガブもあん入りまんじゅうを買いにやろうとするし。でもグランダンは居候でなく客人という感じで、是非とも我が家にずっと留まって下さいと・・・。庶民とは感覚が違うのですね。「ふたりのロッテ」でルイーゼちゃんがトライするのは牛肉入りマカロニ・スープ。料理初心者には高すぎるハードルです。最初は火を使わないコールドミールにすれば良かったのに。そしてロッテちゃんとイレーネ・ゲルラハ嬢ことチョコレートの魔女との女の戦いがシビアでビックリしました。9歳とは思えない!「五月三十五日」はスケートをはいた馬という題で読んだ記憶があります。おじさんと食べる木曜日の自由な昼ご飯とか、南洋の酋長さんがご馳走してくれる珍味とかワクワクしました。
Re: 切山椒は奈良では見かけません。
京都には切山椒とはまた違う山椒餅というのがあるんですね。食べたいな~。
>赤の他人が家族同様に長期同居
日本の古め小説でも頻繁に下宿人や書生さん、居候の親戚など出てきますし、核家族化が進む前は他人と同じ屋根の下で暮らすことにそれほど抵抗ない人が多かったのかもしれませんね。カーミラの主人公のお城ほどでなくても家も広かったでしょうし。
ド・グランダンのシリーズ全集を電子書籍で少しずつ読んでますが、第3巻の「栄光の手」という話に、トロウブリッジ先生は初恋の人が早世してしまったため独身を通す決心をしたというようなことがちらっと書かれてました。互いに相手の事情をどれほど知ってるかは不明ながら(グランダンの方は長編で過去を打ち明けてたような)似た境遇同士共鳴しあう部分もあり、家庭を持てなければ同居人がいたほうが楽しいという理由で一緒に住んでるのではと考えてます。それにしてもド・グランダン、トロウブリッジ家で我が物顔に振舞いすぎ(笑)
そうでした、牛肉入りマカロニ・スープ!スープというかメインディッシュなのでおそらく肉とパスタ?ヌードル?が入る煮込み料理でしょうか。具材の多い煮込みは一つ手順を間違えるとどんどん歯車が狂ってリカバリーできなくなりますよね。お父さんがウィーンの歌劇場の指揮者で、観劇に行ったロッテを待ち構えてるイレーネとチョコの箱とか、断片的ながら結構思い出してきました。
ダンジョン飯新刊もう読まれましたか?上の肉、パスタ、スープというキーワードがマルシルの郷土料理の話とかぶります。センシが作ったのはああでしたが実際はどんな食文化の土地だったのかな...
>赤の他人が家族同様に長期同居
日本の古め小説でも頻繁に下宿人や書生さん、居候の親戚など出てきますし、核家族化が進む前は他人と同じ屋根の下で暮らすことにそれほど抵抗ない人が多かったのかもしれませんね。カーミラの主人公のお城ほどでなくても家も広かったでしょうし。
ド・グランダンのシリーズ全集を電子書籍で少しずつ読んでますが、第3巻の「栄光の手」という話に、トロウブリッジ先生は初恋の人が早世してしまったため独身を通す決心をしたというようなことがちらっと書かれてました。互いに相手の事情をどれほど知ってるかは不明ながら(グランダンの方は長編で過去を打ち明けてたような)似た境遇同士共鳴しあう部分もあり、家庭を持てなければ同居人がいたほうが楽しいという理由で一緒に住んでるのではと考えてます。それにしてもド・グランダン、トロウブリッジ家で我が物顔に振舞いすぎ(笑)
そうでした、牛肉入りマカロニ・スープ!スープというかメインディッシュなのでおそらく肉とパスタ?ヌードル?が入る煮込み料理でしょうか。具材の多い煮込みは一つ手順を間違えるとどんどん歯車が狂ってリカバリーできなくなりますよね。お父さんがウィーンの歌劇場の指揮者で、観劇に行ったロッテを待ち構えてるイレーネとチョコの箱とか、断片的ながら結構思い出してきました。
ダンジョン飯新刊もう読まれましたか?上の肉、パスタ、スープというキーワードがマルシルの郷土料理の話とかぶります。センシが作ったのはああでしたが実際はどんな食文化の土地だったのかな...
マルシルの父の好物はローストポーク。
センシ謹製ラーメン美味しそうでした。マルシルも完食。汁まで飲み干してます。若い頃ならともかく塩辛い食事に弱くなり麺類の汁は残すし、吸い物の素なんかは半量を規定の湯で薄めて丁度いいです。うっかり塩分をフル摂取すると喉が渇き、水分過多だとトイレばかりで安眠できず。ローストポークやパスタ、パイが登場するのでヨーロッパ系の食文化で豚肉に禁忌がない土地なんでしょうね。パイの場面で猛烈にブルーベリー餡のパイが食べたくなりました。翼獅子の本能は「人の欲望を永遠に味わいたい」というものなんですね。翼獅子の体内では永遠に続く完全な幸福を全ての人々に用意できると。悪魔や・・・。途中で魔物大行進になり一体でも倒せない炎竜が何体も並ぶのが壮観でした。闇堕ちマルシルの山羊ドレスが色っぽい。グラマーだったのね。魔王ライオスとか言われて喜んでる奴もいますが、翼獅子とどう決着をつけるのでしょう?
Re: マルシルの父の好物はローストポーク。
ダンプリングのところでいろんな点心や餃子類も作ってましたし、センシってアジア風の料理にも詳しいですよね。ワールドガイドによるとセンシの出身地東方大陸は「さまざまな文化が入り乱れる多国籍な土地」とありますので、食文化に関してもおそらくそうなのでしょうね。
マルシルは北方大陸生まれということで、郷土料理のパスタというのは実際にはロシアのラプシャに近い感じなんじゃないかと思ったり。鶏も入ってますし。レモンに似た人喰い植物の実のパイは私も食べたいw
あの世界って悪魔という概念は比較的周知されている一方、それに対抗する善なる神性のようなものは少なくともこれまでには描かれてないですよね。西洋ファンタジーにしばしば登場する聖職者的なキャラクターもいないですし。
完全にクライマックスに近づいている感じはしますが、どう運べば事態が収束するのか見当もつきません。魔物食が悪魔(魔力)の一部をこの世界の住人の体内に取り込むことになるのなら、それが関わってきそうな気もしますが...。
マルシルは北方大陸生まれということで、郷土料理のパスタというのは実際にはロシアのラプシャに近い感じなんじゃないかと思ったり。鶏も入ってますし。レモンに似た人喰い植物の実のパイは私も食べたいw
あの世界って悪魔という概念は比較的周知されている一方、それに対抗する善なる神性のようなものは少なくともこれまでには描かれてないですよね。西洋ファンタジーにしばしば登場する聖職者的なキャラクターもいないですし。
完全にクライマックスに近づいている感じはしますが、どう運べば事態が収束するのか見当もつきません。魔物食が悪魔(魔力)の一部をこの世界の住人の体内に取り込むことになるのなら、それが関わってきそうな気もしますが...。
メルトン・モウブレイのパイ
NHKのブリティッシュベイクオフの予告を見たらポークパイのお題が!ポークパイといえばメルトン・モウブレイ!絶対に録画しなければ。南條先生も現地で元祖のパイを召し上がったそうで絶賛しておられます。元祖のディキンソン&モリスの店のドリーという木の道具を使ってパイ皮を形成する写真を見ると陶芸家みたいです。パイを焼き上げた際にできる隙間にゼラチン入りストックを流し込んで固めるって想像できません。コーニッシュパスティの時はそんな手間はかけていなかったし。現地で召し上がった日本人の方のブログも沢山あって読み応えたっぷり。アフタヌーンティーやパブ飯にもポークパイが出てくるそうでご当地の誇りなんですね。マルシルの故郷は北方だから温暖な気候を好む柑橘類は自生していなかったはずで柑橘系のパイは想い出の味には無かった筈。よくあるメレンゲとレモン果汁のフワフワレモンパイではなくて、果実を煮詰めたジャムを詰めたほろ苦さと甘さのバランスが絶妙な焼菓子なんでしょうね。センシは多国籍な料理だけでなくお菓子も何でも来いなのね。指輪物語では善なる神性はエルフが担っていましたがダンジョン飯のエルフは傲岸不遜でヤバイ奴揃い、善から一番遠いような。マルシル達、ダンジョンスタンピードの戦犯ですし、事態が収束しても恨まれるんじゃあ・・・。アマゾンプライムで九月に放映される力の指輪、生きている間に第二紀の映像化がなされるなんて夢のよう、評判が良ければ円盤買いたいです。
Re: メルトン・モウブレイのパイ
私もブリティッシュベイクオフの録画見ました。メルトン・モーブレイのポークパイかなりフィーチャーされてましたね。いわゆるお取り寄せグルメの元祖といわれてましたし、すっかりブランドとして定着してるのですね。お店の職人さんはこともなげにパイを成形していたのにベイクオフの参加者の人たちは慣れないのか苦心している様子でしたから、ホットウォータークラストの生地って一般の家庭料理ではあまり作られないのでしょうか。ゼラチンの層というのもてっきり肉から出たエキスが自然に固まってできるのかと思ってましたが、わざわざゼラチン液を流し込んで固めて作るものなんですね。上流階級にも好まれた味ということで、お手軽庶民料理のパイとは一線を画した手間をかけている?
中つ国第二期はシルマリリオンでも割と控えめな描写だった記憶があるので、かなり独自の設定が追加されそう。指輪のエルフたちも善の存在ではあるんでしょうけど、少なくともシルマリルを奪い合って血で血を洗う争いを繰り広げたノルドールの一族はかなり傲慢でヤバイ気性なのでは(笑)揃いも揃って自分の欲望に忠実なダンジョン飯カナリア隊面々と似た匂いがしなくもないような……
中つ国第二期はシルマリリオンでも割と控えめな描写だった記憶があるので、かなり独自の設定が追加されそう。指輪のエルフたちも善の存在ではあるんでしょうけど、少なくともシルマリルを奪い合って血で血を洗う争いを繰り広げたノルドールの一族はかなり傲慢でヤバイ気性なのでは(笑)揃いも揃って自分の欲望に忠実なダンジョン飯カナリア隊面々と似た匂いがしなくもないような……
ウィアード・ヒーローズ
幻想と怪奇11読みました。黒い蘭おもしろかったです。今回はお菓子は無しでお酒の方でした。事件解決の後はウィスキーを楽しむのですね。新編 怪奇幻想の文学2「吸血鬼」の内容が紹介されていましたが有名なアンソロジーピースばかり。でも本邦初訳のエイクマン「不十分な答え」が気になります。メルトン・モウブレイの紹介で狩りに向かう貴族の大群にビックリ!ベンスン「塔の中の部屋」のノウサギ狩りを思い出します。そら熊も猪も狩りつくして絶滅させるわけですわ。狩りのシーズン中、町にはお金が落ちるのでしょうね。男衆は狩りのお供、名物のパイは全国的に有名になる、人口が何倍にも膨れ上がり物資が搬入されると。狩猟馬の世話だけでも大変。ダブダブがポケットに入れてくれたのはコーニッシュパスティではなくピクニックパイとも言われるポークパイのような気がします。ホットウォータークラストはラード入りだから皮だけでも凄いカロリーの筈でお店にあった切り株のような大きなパイは多人数用なのかしら?狩りでお腹が空いてペロリと平らげたりして。ホットウォータークラストは甘いパイには用いず塩味のパイに使うものらしいです。ブリティッシュベイクオフに今まで登場しませんでしたね。最近、食パン以外はパンを買わないようになりました。惣菜パンが高くなって。あと好きなナチュラルチーズも700円が1200円にまで値上がりし買えません。コンテチーズが食べたいよう。円安とウクライナ情勢が好物に影響を及ぼすなんて。地方のスーパーやデパートで世界の珍味佳肴がお手頃にゲットできたのは強い円と平和のお陰だっただけで子供の頃に戻った気分です。
Re: ウィアード・ヒーローズ
幻想と怪奇11、やはり自分にはパルプマガジンの世界が合っているなと思いながらソロモン・ケーンまで読みました(メーサー牧師は最後の楽しみにとってあります)。既訳の作品も新訳だとかなり違った印象を受けます。
今回嬉しかったのは「不死鳥の彼方に」がラインナップに入っていたこと。ずっと前にこのブログで書いたレイノル王子もそうですが、カットナーのヒロイックファンタジーはわりと平凡な主人公とその背後で存在感を放つ超自然の存在という対比の構図がとても好きです。世界観も魅力的ですし。
ブリティッシュベイクオフのおかげでセイボリーパイが食べたくなってしまい、ちょうど母が先日まで開催されていた英国展に行くというので拝み倒して会場で売られていたのを買ってきてもらいました。それぞれビーフとチキン&マッシュルーム入りでどちらもおいしかったですが、こってりしているから小さいパイ1個でも十分なボリュームですね。カロリー面でも価格の面でも相当にヘビー(笑)せめて円安だけでももう少し何とかなるといいんですが...
しかしその翌日にエリザベス女王の訃報を聞くことになるとは思わなかったです。ニュースで流れる現地の映像を見ながら、ヴィクトリア朝が終わった時の人々の反応もこれに近かったんだろうかとふと思ってしまいました。
今回嬉しかったのは「不死鳥の彼方に」がラインナップに入っていたこと。ずっと前にこのブログで書いたレイノル王子もそうですが、カットナーのヒロイックファンタジーはわりと平凡な主人公とその背後で存在感を放つ超自然の存在という対比の構図がとても好きです。世界観も魅力的ですし。
ブリティッシュベイクオフのおかげでセイボリーパイが食べたくなってしまい、ちょうど母が先日まで開催されていた英国展に行くというので拝み倒して会場で売られていたのを買ってきてもらいました。それぞれビーフとチキン&マッシュルーム入りでどちらもおいしかったですが、こってりしているから小さいパイ1個でも十分なボリュームですね。カロリー面でも価格の面でも相当にヘビー(笑)せめて円安だけでももう少し何とかなるといいんですが...
しかしその翌日にエリザベス女王の訃報を聞くことになるとは思わなかったです。ニュースで流れる現地の映像を見ながら、ヴィクトリア朝が終わった時の人々の反応もこれに近かったんだろうかとふと思ってしまいました。
園芸用品も苗も種も値上がり。
カットナーは本当に多才な作家様で、もっともっと作品を読みたいです。力の指輪やハウスオブドラゴンの人気にあやかってファンタジーのアンソロジーが出てくれますように。英国展、スコーンや紅茶だけでなくセイボリーパイも売っているのですね。関西人はつい、551の蓬莱の豚まんを買ってしまいそう。エリザベス女王の葬儀関連の映像、歴史絵巻のようでした。ブリティッシュベイクオフでヴィクトリア朝のお菓子やセイボリーをお題に選んで欲しい。オクラ以外の夏野菜が終わったのでホームセンターに行ったら何もかもが高い!薔薇の苗とかも値上がりしていますか?培養土だけ買って、手持ちの葉物野菜とラディッシュを種蒔きしました。倉庫の奥から古い肥料が
出てきたのを使い、何とか家計の足しになるくらい育てば良いのですが。パンジーやビオラも値上がりしたら困ります。仏様に供えるお花も凄い値段で菊を育ててみようかと思うくらいです。
出てきたのを使い、何とか家計の足しになるくらい育てば良いのですが。パンジーやビオラも値上がりしたら困ります。仏様に供えるお花も凄い値段で菊を育ててみようかと思うくらいです。
Re: 園芸用品も苗も種も値上がり。
カットナーは「ご先祖様はアトランティス人」に数話収録されているお化け一家の話がアダムスファミリーみたいで面白いのでどこかでまとめてほしいです。あと「その名は悪魔」とか「住宅問題」みたいな日常系ホラー・ファンタジーも。
菊の栽培というと、何年か前まで輪っかつきの支柱が立った大輪の鉢を家の前にずらっと並べて丹精している近所のお宅があったのでどうしても骨が折れそうなイメージが...でも供花用の小菊ならもっと楽なのでしょうか。
バラ苗はもう鉢の置き場所がないのでしばらく我慢のつもりですが、海外ブランド苗は育て始めた10年くらい前と比べると軒並み1.5倍くらいに値上がりした印象です。これ以上高くなられたら買い辛いので、いっそ今ある品種を挿し木で増やしてみようかとも思いますが、これまでの挑戦で成功したのは丈夫な野バラ1回だけ。"みどりのゆび"があったらと思わずにはいられません…。ミントだけが唯一挿し枝でどんどん増殖していきます。
ブリティッシュベイクオフ、現代人の口には合わないのも少なくないでしょうが、ヴィクトリア朝のレシピを再現してどれほど忠実に作れるかという企画なんて見てみたいかも。
菊の栽培というと、何年か前まで輪っかつきの支柱が立った大輪の鉢を家の前にずらっと並べて丹精している近所のお宅があったのでどうしても骨が折れそうなイメージが...でも供花用の小菊ならもっと楽なのでしょうか。
バラ苗はもう鉢の置き場所がないのでしばらく我慢のつもりですが、海外ブランド苗は育て始めた10年くらい前と比べると軒並み1.5倍くらいに値上がりした印象です。これ以上高くなられたら買い辛いので、いっそ今ある品種を挿し木で増やしてみようかとも思いますが、これまでの挑戦で成功したのは丈夫な野バラ1回だけ。"みどりのゆび"があったらと思わずにはいられません…。ミントだけが唯一挿し枝でどんどん増殖していきます。
ブリティッシュベイクオフ、現代人の口には合わないのも少なくないでしょうが、ヴィクトリア朝のレシピを再現してどれほど忠実に作れるかという企画なんて見てみたいかも。
ブリティッシュベイクオフ終わってしまった。
ブリティッシュベイクオフがソーイングビーに。もっと放映して欲しかった。プディング回も一回しかなかったし。本当に、古代から現代までのイギリス菓子の忠実な再現とか、やって欲しいです。やっぱり薔薇苗も値上がりしているんですね。支柱付きの大輪の菊を作る方が田舎でも減りました。昔ながらの日本家屋に和風の庭のお家が多いですが、松や槇などは常に刈り込んで手入れしないと、すぐに見苦しくなります。代替わりしてモダン家屋に建て替えると庭も樹木を減らしウッドデッキや駐車場にスペースを作り変える事が殆どです。高齢の家庭では雑草対策で全面に砂利を敷き詰め草木はプランターだけのお宅も。レモンブライトなどの菜の花色のキバナコスモスを植える家が増えました。11月末に出る「英国クリスマス幽霊譚傑作集」が楽しみです。12月に入ると幻想と怪奇12も。どちらも詳しい内容はまだなんですね。幽霊譚は初訳が多くて期待してます。
Re: ブリティッシュベイクオフ終わってしまった。
マンション住まいからするといつも青々と草木が茂っているような和風庭園は永遠の憧れですが、きちんと手入れするだけでも想像もつかないくらい大変なんでしょうね。近所の別々のお宅にそれぞれ海棠とミモザのかなり大きな木があり、どちらも好きな花なので春満開の姿を見るのが楽しみだったのに、この夏海棠は工事で切られ、ミモザは突然枯れてしまって他所事ながら残念でなりませんでした。庭木といえば近所にいくつかあった生垣も最近はほぼ絶滅状態のような。生垣の本場?イギリスではまだあちこちで見かけられるのかちょっと気になります。
「クリスマス幽霊譚傑作集」で唯一既訳ありの一作というのはやはり「クリスマス・キャロル」でしょうか。恥ずかしながら児童向けバージョンやディズニー映画(キャラがミッキーその他の)で知っているとはいえどちゃんと読んだか疑わしい作品なので、ようやくしっかり読めるということになるかもしれません。他の収録作早く知りたいですね、どちらかといえば古典寄りなのかモダン系なのかも楽しみです。久しぶりにデュ・モーリアが読めそうな幻想と怪奇12も。
「クリスマス幽霊譚傑作集」で唯一既訳ありの一作というのはやはり「クリスマス・キャロル」でしょうか。恥ずかしながら児童向けバージョンやディズニー映画(キャラがミッキーその他の)で知っているとはいえどちゃんと読んだか疑わしい作品なので、ようやくしっかり読めるということになるかもしれません。他の収録作早く知りたいですね、どちらかといえば古典寄りなのかモダン系なのかも楽しみです。久しぶりにデュ・モーリアが読めそうな幻想と怪奇12も。
パンジー植えました。高いからプランター1つ分だけ。
ラディッシュが収穫出来る様になり毎日食べています。ポリポットに撒いたサラダ菜と高菜を間引きして畑に植え付けた途端にヨトウムシとバッタの絨毯爆撃に。毎朝虫退治に励んでいますが翌朝には何事もなかったかのようにリスポーンしてくるのが不思議。キプリングの愛したベイトマンズの邸宅にも見事な生垣がありますが、「子どもたち」に出てくる兵士の形に刈り込んだトピアリーなんかは手入れが大変でしょうね。ちょっと油断したら形が崩れてホラーなクリーチャーみたいになってしまう。東京創元社の近刊案内にクリスマス幽霊譚の内容が出ていて嬉しい!ディケンズはクリスマス・ツリーの方でしたね。未読ばかりで買う価値ありです。図書館で「ルビーが詰まった脚」と「兎の島」を借りました。どちらも目を引く装幀で美しい。ルビーが詰まった脚、脚に見えず、赤い果実の入ったガラス容器に見えます。子供が虐待されるような場面があるけれど虐待した大人がハッキリ「ざまぁ」される場面が無くてちょっとモヤモヤします。最初の話の水にひたしたトーストなんて食べられたもんじゃない!最後の話のエメリーンの行く末に幸あれ!表題作の邪悪な不死鳥、映画「オーメン」並の偶発事故で主人公の左脚を狙ってくるのが怖い。ネズビット「火の鳥と魔法の絨毯」に登場する不死鳥と全然違う。なのにラストは唐突なハッピーエンドで訳が分からない。ルビーとか金の卵とか、キーアイテムになりそうなのに。表紙絵にもガッツリ描かれているのになあ。「兎の島」は英語圏の作家とはまた違った不穏さが心をかき乱します。
Re: パンジー植えました。高いからプランター1つ分だけ。
「ルビーが詰まった脚」、表紙絵のルビーを食べ物かと思ったのが私だけではなかったと知りホッとしています(笑)どうしてもおいしそうな赤いキャンディを入れたガラス容器に見えてしまいどれだけ甘いものが欲しいんだろうと我ながら呆れました。果実といえば最近あれに近い皮ごと食べられる赤いブドウもありますよね。
私もこの本買おうと思ってるのですが、前作の「月のケーキ」を積んだままだったので今更ながら読んでいるところです。表題作、紹介文(ケーキの材料)からは何か陽気な祭りかお祝い事の際にでも食べるお菓子かと想像していたのですが正反対のものでした。でもこういう不気味なメルヘン好きですね。魔女と呼べる存在がさまざまな姿で出てくる話が多いのも興味深いです。
ヨトウムシって結構図体が大きくなっても地中に潜んでるのかと思うくらい巧妙に隠れているのがいますよね。夏にミントを一晩で丸坊主にされてしまい、翌晩何度か見回りしたのですがついに見つかりませんでした。レディッシュとかサラダ菜とか、育てていると食卓の彩りに便利そうですね。食費節約にもなるし、うちもビニールで保温できるようにしたプランターで何か育てようかしら…
私もこの本買おうと思ってるのですが、前作の「月のケーキ」を積んだままだったので今更ながら読んでいるところです。表題作、紹介文(ケーキの材料)からは何か陽気な祭りかお祝い事の際にでも食べるお菓子かと想像していたのですが正反対のものでした。でもこういう不気味なメルヘン好きですね。魔女と呼べる存在がさまざまな姿で出てくる話が多いのも興味深いです。
ヨトウムシって結構図体が大きくなっても地中に潜んでるのかと思うくらい巧妙に隠れているのがいますよね。夏にミントを一晩で丸坊主にされてしまい、翌晩何度か見回りしたのですがついに見つかりませんでした。レディッシュとかサラダ菜とか、育てていると食卓の彩りに便利そうですね。食費節約にもなるし、うちもビニールで保温できるようにしたプランターで何か育てようかしら…
みどりの指が欲しい。
「世界一美しい透明スイーツレシピ」という本に載っていたサクランボゼリーを「ルビーが詰まった脚」の表紙を目にして思い出しました。絶対に美味しそうです。やっと町内会の草刈りが終わりましたが、最近の陽気で草木が生い茂り「これ雑草ちゃう、薪や」という硬さで引っこ抜けず鎌でも切れず汗だくになりました。高菜も大きく育ちましたが辛さをものともせず青虫が貪っています。アブラナ科の野菜の菜の花は美味しいので春まで抜かずに少しずつ葉を収穫したいです。エンドウ豆を蒔いたのに発芽せず、みどりの指が欲しい!主人や姑さんの発芽率は七割なのに自分は三割以下。農家さんは本当に凄い。野菜苗以外を買えないのでパンジービオラの素敵なサイト様を見てウットリしています。サトウ園芸様のフリルパンジー本当に素晴らしい!幻想と怪奇12にマージョリー・ボウエン「擦り切れた絹布」が載るそうで楽しみです。エリザベス・ボウエンは何冊も作品集が訳されているのにマージョリー・ボウエン作品は・・・。
Re: みどりの指が欲しい。
最近のパンジーやビオラ、名前も凝っていればパステルカラーから真っ黒に近い紫まで色とりどりで、昨日行ったホームセンターで一面に並んでいた様子は圧巻でした。フリルパンジーも揃っていたので注目品種「ドラキュラ」もないかと探してみたのですが、さすがに人気ですぐ売れてしまうのか見当たりませんでした。それにしても「ドラキュラ」って上手いネーミングだなあと写真を見るたび思います。パンジー吸血鬼シリーズでカーミラ、ラスヴァン、ヴァーニーとか揃ったら面白いんですけど(笑)
「幻想と怪奇12」「ルビーが詰まった足」「英国クリスマス幽霊譚傑作集」3冊がちょうど届いて、どれから読もうかわくわくしているところです。シャーロット・リデルの作品は両方に収録だし、「クリスマス幽霊譚」も女性作家の作品がかなり多いですね。デュ・モーリア作品は「秘密の池」というタイトルだけでもう期待してしまいます(初訳でしたっけ)。
私もみどりの指は欲しい物リストの上位です。バラの挿木なんか何度本に書かれている通りにやっても、成功したのは一番丈夫な野バラの一度だけ……花束のバラを適当に土に挿したら芽が出るなんて話があるのが信じられません(泣)
「幻想と怪奇12」「ルビーが詰まった足」「英国クリスマス幽霊譚傑作集」3冊がちょうど届いて、どれから読もうかわくわくしているところです。シャーロット・リデルの作品は両方に収録だし、「クリスマス幽霊譚」も女性作家の作品がかなり多いですね。デュ・モーリア作品は「秘密の池」というタイトルだけでもう期待してしまいます(初訳でしたっけ)。
私もみどりの指は欲しい物リストの上位です。バラの挿木なんか何度本に書かれている通りにやっても、成功したのは一番丈夫な野バラの一度だけ……花束のバラを適当に土に挿したら芽が出るなんて話があるのが信じられません(泣)
人気品種はずっと売り切れ。
期待の本が三冊も!じっくり楽しみたいですね。幻想と怪奇12、幽霊よりも生きた人間が一番怖い!幻想と怪奇13にクラーク・アシュトン・スミスが載るそうですが未訳の作品だといいなあ。サトウ園芸さんのパンジービオラは芸術作品のようで花壇の主役をはれる美しさです。これが何か月も咲き続けるなんて。吸血鬼シリーズ、怪奇マニアの育種家の方が作ってくださらないかしら。薔薇は天使シリーズありますよね。ユニークな品種のパンジービオラが一面に並んだホームセンター行きたいです。近所のホームセンターは昔ながらの安いパンジービオラしか置いておらず、フリルパンジーはミルフルが数鉢だけ。今月は異形コレクション最新刊と東京創元社の「吸血鬼は夜恋をする」も買いたいです。それにしてもパンもハムもチーズも卵も値上がりしてサンドイッチが贅沢な食べ物になってしまいました。ベーグルにクリームチーズとスモークサーモンを挟んだのを食べたいよう。本や漫画を買わなければお金に余裕が出るんですが、それだけはやめられない。
Re: 人気品種はずっと売り切れ。
吸血鬼といえば「新編怪奇幻想の文学2」ですね。1も未読ですが、エイクマンの初訳作品もあるし、イヴリル・ウォレルの「夜の運河」が国書刊行会のウィアード・テールズ所収とは違う結末のバージョンになっていると聞いて俄然気になってきました。近所の図書館が入れてくれるといいんですけど...もし読まれましたら是非感想をお聞かせください。
幻想と怪奇12、マージョリー・ボウエンの作品はまさしく「幽霊よりも生きた人間が一番怖い」ですね。「罌粟の香り」や「看板描きと水晶の魚」のようなどちらかといえばロマンチックな作風の幻想小説のイメージが強かったのですが、ああいうド直球なホラーも書いていたとは。
などといいつつ登場人物たちがお茶をするシーンで出される"ナポリケーキ"の正体が気になって読むのを中断して調べたりしていました。neapolitan cakeで検索するとバニラ、チョコ、ストロベリーの生地を重ねた3色ケーキがヒットしますが、果たして舞台の18世紀にあったのでしょうか?
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4565
小説に出てくるお茶のシーンを読むときの解像度も上がりそうで、自分用クリスマスプレゼントにしようかと考えてます。お昼に入るチェーンカフェのサンドイッチやケーキ類も値上がりするばかりだし、こういう本を読んだほうがまだ満足感を得られるかも...(笑)
幻想と怪奇12、マージョリー・ボウエンの作品はまさしく「幽霊よりも生きた人間が一番怖い」ですね。「罌粟の香り」や「看板描きと水晶の魚」のようなどちらかといえばロマンチックな作風の幻想小説のイメージが強かったのですが、ああいうド直球なホラーも書いていたとは。
などといいつつ登場人物たちがお茶をするシーンで出される"ナポリケーキ"の正体が気になって読むのを中断して調べたりしていました。neapolitan cakeで検索するとバニラ、チョコ、ストロベリーの生地を重ねた3色ケーキがヒットしますが、果たして舞台の18世紀にあったのでしょうか?
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4565
小説に出てくるお茶のシーンを読むときの解像度も上がりそうで、自分用クリスマスプレゼントにしようかと考えてます。お昼に入るチェーンカフェのサンドイッチやケーキ類も値上がりするばかりだし、こういう本を読んだほうがまだ満足感を得られるかも...(笑)
ナポリケーキで検索するとパスティエラナポレターナしかヒットせず。
パスティエラナポレターナにはリコッタチーズが必要ですが、ロンドンで入手出来たのでしょうか?3色ケーキで検索すると、ひな祭りケーキばかりヒットするしネット全盛時代でもナポリケーキの実体がわかりません。寒い季節だからスコーンは邸の台所で焼いたのでしょうが。ウィッティントンの猫は猫好きには怖いよりもカワイイやら嬉しいやら。現代ならチュールもあげたいです。1番快適な寝床と旨いものをせしめるのが猫らしい!
吸血鬼と名画のティータイムは図書館にリクエスト。あと宮田ナノさんのコミックエッセイ、ハラヘリ読書に、ナルニア国でいただいたプリンが載っていて共感しました。甘く上品で可愛らしいのに、その甘さを暗い魅力にも変えられるプリンという絶妙なチョイスは翻訳者の技量なのですね。グレーテルのかまどで機関車トーマスのクリスマスプディングが放映されましたが、ホンマにカロリー爆弾ですわ。
吸血鬼と名画のティータイムは図書館にリクエスト。あと宮田ナノさんのコミックエッセイ、ハラヘリ読書に、ナルニア国でいただいたプリンが載っていて共感しました。甘く上品で可愛らしいのに、その甘さを暗い魅力にも変えられるプリンという絶妙なチョイスは翻訳者の技量なのですね。グレーテルのかまどで機関車トーマスのクリスマスプディングが放映されましたが、ホンマにカロリー爆弾ですわ。
Re: ナポリケーキで検索するとパスティエラナポレターナしかヒットせず。
3色のナポリケーキというのはhttps://www.mycakeschool.com/blog/neapolitan-cake/な感じので、調べたら19世紀初頭のナポリ王国の国旗と同じ赤白黒なのが名前の由来と出てきました。でもボウエンの小説は18世紀の話なのでそれより前だし、パスティエラナポレターナのようなナポリの郷土菓子を英国風にアレンジしたものだったのでしょうか。
いま「名画のティータイム」読んでいるところですが、バタつきパンをはじめとするお茶請けは、そもそも刺激の強いお茶の成分から胃を守る目的で用意されたものだというのは新発見でした。いわれてみればレ・ファニュの「緑茶」みたいな話もありますね。夕方ごろバターをたっぷりの腹持ちのよいものを食べると、はたして晩餐時にお腹が空いていたのかと気にはなりますが……
>クリスマスプディング
実は今年、ついに実物を入手して食べることができました!グレーテルのかまど見ていて唐突に気が付きましたが、材料のスエット(ケンネ脂)ってすき焼きの時使う牛脂と同じものだったとは…(今更)動物臭は全くなく、ドライフルーツとよく合う濃厚な食感で美味しかったです。図書館から借りようと思っては忘れてしまうプディングの本も今度こそ読まねば!
早いもので明日は大晦日、今年一年もとても楽しく参考になるコメントありがとうございました!
来年も何卒よろしくお願いいたします。
いま「名画のティータイム」読んでいるところですが、バタつきパンをはじめとするお茶請けは、そもそも刺激の強いお茶の成分から胃を守る目的で用意されたものだというのは新発見でした。いわれてみればレ・ファニュの「緑茶」みたいな話もありますね。夕方ごろバターをたっぷりの腹持ちのよいものを食べると、はたして晩餐時にお腹が空いていたのかと気にはなりますが……
>クリスマスプディング
実は今年、ついに実物を入手して食べることができました!グレーテルのかまど見ていて唐突に気が付きましたが、材料のスエット(ケンネ脂)ってすき焼きの時使う牛脂と同じものだったとは…(今更)動物臭は全くなく、ドライフルーツとよく合う濃厚な食感で美味しかったです。図書館から借りようと思っては忘れてしまうプディングの本も今度こそ読まねば!
早いもので明日は大晦日、今年一年もとても楽しく参考になるコメントありがとうございました!
来年も何卒よろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
取りとめのないコメントにいつも温かい返信を下さりありがとうございます。今年も宜しくお願い致します。ナポリケーキ、3色の段だったら華やかな見た目で結婚を控えた若い娘さんが参加するお茶会に相応しいですね。吸血鬼だけ図書館で入れてくれて読み始めた処です。エイクマン作品は長めの短編で読み応えありそう。次は恐怖がテーマだそうで、また未訳作品を入れて欲しい!昨年のお正月と同じ質と量の料理を用意しようとすると五割増くらい費用がかかるようになり、このまま値上げが続いたら堪りません。数の子やイクラも無しで餅も最小限に。図書館を利用する方が増え、ベストセラーは順番待ちの間に文庫化されることも。雑誌も気軽に買える値段でなくなりました。今年こそは竹書房からSF美食アンソロジーが出ますように!
Re: 明けましておめでとうございます。
こちらこそ、明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いします。
お正月休みは積んでいたがっつり目の長編にでも挑もうと思っていたのですが、結局あちこちの短編をつまむ程度で終わってしまいました。まあどれも読み応えあったのでよいのですが(1年前に出た「幻想と怪奇」のvol.8魔女特集の号をやっと読めました)。
怪奇幻想の文学2のエイクマン、長めなのは嬉しいです。Twitterでちらっと感想を見かけたところでは、相変わらず不可解なエイクマン節全開な感じなのも期待大ですし。そういえば国書のドーキー・アーカイヴで出るという話だったエイクマンの自伝?はどうなっているんでしょうね。
食材はじめ何もかも、お正月気分が薄れるくらいには値上がりしてますね。私はもともとお餅以外の正月料理はあまり食べたいと思わないほうなので、今年はお節らしいお節は用意せず元旦の夜からラザニアとか食べてました。普段なかなかできない時間のかかる煮込み料理なんかもお正月休みに作るのが一番合理的かと(笑)
お正月休みは積んでいたがっつり目の長編にでも挑もうと思っていたのですが、結局あちこちの短編をつまむ程度で終わってしまいました。まあどれも読み応えあったのでよいのですが(1年前に出た「幻想と怪奇」のvol.8魔女特集の号をやっと読めました)。
怪奇幻想の文学2のエイクマン、長めなのは嬉しいです。Twitterでちらっと感想を見かけたところでは、相変わらず不可解なエイクマン節全開な感じなのも期待大ですし。そういえば国書のドーキー・アーカイヴで出るという話だったエイクマンの自伝?はどうなっているんでしょうね。
食材はじめ何もかも、お正月気分が薄れるくらいには値上がりしてますね。私はもともとお餅以外の正月料理はあまり食べたいと思わないほうなので、今年はお節らしいお節は用意せず元旦の夜からラザニアとか食べてました。普段なかなかできない時間のかかる煮込み料理なんかもお正月休みに作るのが一番合理的かと(笑)
吸血鬼、名作揃いです。
毎日寒くてたまりませんが昔はろくな暖房も無くてお風呂も今みたくワンタッチのパネル操作で沸かせませんでした。水が溢れたり、よくかき回さないと上だけ熱くて下が冷水だったり。夢のような便利さなのに自分の身体は年々ポンコツになり文句ばかり増えます。グレーテルのかまどのクリスマスプディングはパウンドケーキの豪華版といった感じで日本人の口にも合いそう。実食されたプディング、濃厚で美味しかったそうで良かった!幻想と怪奇8魔女特集はマージョリー・ボウエン作品が面白かったです。皮肉がきいていました。「吸血鬼」の「夜の運河」は国書刊行会の既約とラストが異なるそうですが、映像化もされているなんて。貌も青白いハート形としか分からず襤褸を纏っているのに、主人公もキャンパーも囁き声を聴いただけで魅入られてしまう。でも雪女も鶴女房も見知らぬ若い娘がスルリと相手のテリトリーに入り込むんですよね。さすが人外の魔性。「不十分な答え」は、とにかく熱いお風呂に肩までゆっくり浸かりたくなるお話でした。国書刊行会のドーキーアーカイブ、今年一冊でも出ますように。ウプイリはロシアのお話ですが途中イタリアが舞台となり「カンパーニャの怪」を思い出しました。
Re: 吸血鬼、名作揃いです。
今年の寒さはここ数年でもかなりきつい方ですよね。それでも電気代節約のためにホットカーペットをつける時間を例年より減らしているのですが、いつもカーペットべったりだった猫たちがキャットタワー天辺のハウスから食事の時以外は出てこない引きこもりと化してしまいました。タワーは天井近くで日当たりもいいので暖かいみたいです。
>スルリと相手のテリトリーに入り込む
こういう話を読むたび、非社交的で人付き合いの悪い人間が吸血鬼にされてしまったらさぞ苦労しまいかと考えてしまいます(笑)昔ヴァンパイア・ザ・マスカレードという吸血鬼のキャラを演じるTRPGを遊んだ時、毎日の食事を確保するのも楽じゃなかった記憶がありますし。目を合わせて催眠術で精神支配下に置くのが最終手段でしょうか。
国書は最近始まった「奇想天外の本棚」シリーズも知らない作家陣ばかりながらちょっとばかり気になります。ダートムアを舞台にしたジュブナイルという「濃霧は危険」とか、「ネタバレの恐れがあるのであらすじ等は一切書きません。」という紹介にまんまと引っかかってしまった「恐ろしく奇妙な夜」とか。
>スルリと相手のテリトリーに入り込む
こういう話を読むたび、非社交的で人付き合いの悪い人間が吸血鬼にされてしまったらさぞ苦労しまいかと考えてしまいます(笑)昔ヴァンパイア・ザ・マスカレードという吸血鬼のキャラを演じるTRPGを遊んだ時、毎日の食事を確保するのも楽じゃなかった記憶がありますし。目を合わせて催眠術で精神支配下に置くのが最終手段でしょうか。
国書は最近始まった「奇想天外の本棚」シリーズも知らない作家陣ばかりながらちょっとばかり気になります。ダートムアを舞台にしたジュブナイルという「濃霧は危険」とか、「ネタバレの恐れがあるのであらすじ等は一切書きません。」という紹介にまんまと引っかかってしまった「恐ろしく奇妙な夜」とか。
光熱費が五万円越え。
濃霧は危険、図書館にリクエストしてます。日曜に「名画のティータイム」を借りる事が出来て嬉しい!絵画の印刷がとても綺麗で茶器の細かい絵柄まで良く見えます。濃く入れたお茶を何杯も砂糖をタップリ入れて飲んだそうで胃を守るためにバター付きパンを食べたくだりを読んで、利尿作用は大丈夫だったのか心配になりました。自分も家族も夕方以降はカフェインレス紅茶でないと夜間にトイレに何べんも通う羽目になって安眠できないんです。紅茶の名店でつい、おかわりをしてしまい帰り道トイレに駆け込んだりとか。女性客はお茶会の帰りの馬車で催したらどうしたのかしらと気になって。カフェインレスとか砂糖抜きは豊かで餓えの心配のない世界の話で、富の象徴であるお茶は目一杯濃く、砂糖もスプーンが立つくらいにぶち込んでなんぼなんですね。エイクマンの「不十分な答え」、吸血鬼の話と言われても結局誰が吸血鬼だったの?と訳が分からず。スロヴェニアの古城へ行かされたカストが寒い中、不慣れな乗馬で目的地に着いたところまで読んだだけで温泉に浸かりたくて堪らなくなりました。そして古城には勿論お風呂は無く、桶に湯を入れたものしか無い!地下の井戸から水を汲んで台所まで運び、そこで沸かして各部屋の客人に配るという、人件費が無料同然だから出来る膨大な労力。ポリタンクに入れて台車に載せて運ぶならまだしも桶を人力で運ぶと揺れるし零れますよね。何往復もしないと。水道と給湯器に心から感謝しました。お城になんか住まなくていいから快適なお風呂とトイレを!そして猫さんたちの一番快適な場所に陣取る才能を尊敬します。光熱費が最高値をたたき出してしまって。ヒートショックが怖いから姑さんの行動範囲はヌクヌクにしておかないと。やっと発芽したエンドウ豆も半数が霜にやられましたが寒さで虫がいないせいか高菜は大きく育ちました。
Re: 光熱費が五万円越え。
急に暖かくなったと思ったら数年ぶりの花粉症と風邪(薄着で出て夜冷えたのがまずかったです)のwパンチを喰らってまる二日寝込んでしまいました。こんな食欲がない時には砂糖たっぷりのアイスティーが栄養補給に最高!あいにくお供のバター付きパンは用意できませんでしたが。
甘党なもので砂糖たっぷりのお茶やコーヒーはスマートでないという一部の風潮が理解できません。カフェに置いてあるガムシロも2,3個くらいは入れたいところつい視線を気にして1つだけにしてしまったり…これからは外でもティータイムの歴史に思いを馳せて堂々と甘くしようと思います(笑)
馬車とトイレ問題、私は長距離の駅馬車や乗合馬車で旅行するときはどうするんだろうと昔から気になってました。馬を交換するタイミングと、後はドライブインのような役割で道中の宿屋とかに停まってくれたのでしょうか?「ドラキュラ」の冒頭でジョナサンが体験したような馬車旅行は特に女性にはなかなかきついものがありますよね。旅の疲れを癒すために熱いお風呂に入るのも簡単にはいきませんし。
「不十分な答え」の入っている「怪奇幻想の文学吸血鬼」、先約があったらしくまだ借りられてませんがそんな面白そうな描写があるとなるとやっぱり欲しくなってしまいます。「濃霧は危険」は1/3ほど読み進めたところですが、舞台デヴォンとダートムアの雰囲気もいいしワクワクさせられる筋運びで面白い!作者クリスチアナ・ブランドの他作品も気になります。
甘党なもので砂糖たっぷりのお茶やコーヒーはスマートでないという一部の風潮が理解できません。カフェに置いてあるガムシロも2,3個くらいは入れたいところつい視線を気にして1つだけにしてしまったり…これからは外でもティータイムの歴史に思いを馳せて堂々と甘くしようと思います(笑)
馬車とトイレ問題、私は長距離の駅馬車や乗合馬車で旅行するときはどうするんだろうと昔から気になってました。馬を交換するタイミングと、後はドライブインのような役割で道中の宿屋とかに停まってくれたのでしょうか?「ドラキュラ」の冒頭でジョナサンが体験したような馬車旅行は特に女性にはなかなかきついものがありますよね。旅の疲れを癒すために熱いお風呂に入るのも簡単にはいきませんし。
「不十分な答え」の入っている「怪奇幻想の文学吸血鬼」、先約があったらしくまだ借りられてませんがそんな面白そうな描写があるとなるとやっぱり欲しくなってしまいます。「濃霧は危険」は1/3ほど読み進めたところですが、舞台デヴォンとダートムアの雰囲気もいいしワクワクさせられる筋運びで面白い!作者クリスチアナ・ブランドの他作品も気になります。
今年の花粉は公害レベル!
家族全員、花粉症でティッシュは直ぐ無くなりゴミ箱は一杯に。眼も痒いし頭は重いし。砂糖をたっぷりチャージして回復して下さい。人工甘味料はなんか味が違いますよね。糖質ゼロを謳うチョコレートやクッキーは美味しくない!グレーテルのかまどで古代メソポタミアのクックというお菓子が登場し、興味を惹かれて「古代メソポタミア飯ギルガメシュ叙事詩と最古のレシピ」を図書館にリクエストしました。古代には精製された小麦粉や砂糖が無かったため全粒粉や豆の粉を使いハチミツやデーツも貴重な甘味料だったのですね。白いエンゼルケーキやメレンゲなんかは精製技術の恩恵を受けた近代の産物。とにかくパンもケーキもクッキーも全部茶色い古代メソポタミア飯ですが大変身体に良さそうです。著者の遠藤先生は音楽家サリエリのグルメ本も読み応えありました。怪奇と幻想の文学「恐怖」にブラックウッド「木に愛された男」が収録されるそうですが他の作品も知りたい!五月に創元文庫から出る「迷いの谷」も面白そうです。
Re: 今年の花粉は公害レベル!
グレーテルのかまどのメソポタミアパン回私も興味深く見ました。クックって塩気はまったくないのですね。日本の古典に出てくる「あまづら」なんかもそうですが、砂糖が高嶺の花だったころの甘味の入手方法は世界各地でいろんな工夫が凝らされていて読むだけで面白いです。キャロットケーキも起源を調べたら中世のころからニンジン自体の甘味を生かしたプディングのようなスイーツが作られていたのが元のようだし、とにかくちょっとでも糖分があるものは甘味料という扱いだったのでしょうか。
>「迷いの谷」
収録作が出ましたね。http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/sogen-Hirai.html#Lost%20Valley
表題作のブラックウッド作品はそれ自体も未読なんですが舞台を日本に移した水木しげる先生の翻案があるというのも気になります。
今読んでいるアーカムハウス特集「幻想と怪奇」、好きな作家が多い中でもCAスミスの「死者たちの惑星」が自分の好みど真ん中で久しぶりにスミスブームが再来しそう。スミスの異世界ファンタジーは寝る前に読むとあまり夢見が良くないかもしれませんが(笑)
>「迷いの谷」
収録作が出ましたね。http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/sogen-Hirai.html#Lost%20Valley
表題作のブラックウッド作品はそれ自体も未読なんですが舞台を日本に移した水木しげる先生の翻案があるというのも気になります。
今読んでいるアーカムハウス特集「幻想と怪奇」、好きな作家が多い中でもCAスミスの「死者たちの惑星」が自分の好みど真ん中で久しぶりにスミスブームが再来しそう。スミスの異世界ファンタジーは寝る前に読むとあまり夢見が良くないかもしれませんが(笑)