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クトゥルー・オペラ ※本物のオペラです(ネット配信もあり)

2012.03.29 23:49|音楽鑑賞(主にオペラ)
(3/29追記:期間になりましたが、モネ劇場HPによるとテクニカルトラブルで配信の開始が遅れているようです。) やっと始まりました。キャストはやはりフィッシャー/パパタナシュの組み合わせ。リンクはこちら↓
http://www.lamonnaie.be/en/mymm/related/event/149/media/1320/Rusalka%20-%20Antonín%20Dvořák/

 こんなタイトルの本をどこかで見たなーと思うのですが、まさか本当にクトゥルー(?)がオペラのステージに降臨してしまうとは。

 Rusalka-c-Karl-Foster_site_convert_20120319031000_convert_20120507222924.jpg

 
この写真、最近大人気のシュテファン・ヘアハイムが演出したルサルカの一シーンです。ちょっと前に海外の某有名オペラブログで紹介されていて知ったのですが、なんかもうまんま過ぎて笑ってしまいました。
 連れのディープワンもどきも、このあいだの新国立劇場で出てきたのよりまた一段とグロテスク。演出チーム、本当にラヴクラフト読んでたりして。

 ドレスデンのゼンパーオーパーとブリュッセルのモネ劇場との共同制作で、この写真はおととしのドレスデンの公演のものですがブリュッセルではちょうど今上演中です。
 
 モネ劇場のサイトによると、三月の二十七日から三週間ネット上で無料ストリーミングがあるとのことですが、これは映像つき配信のようなので日本からでもどんな舞台か確かめられそう。上演の日程が立て込んでいるため指揮、歌手陣ともダブルキャストなのですが、もしAキャストでの収録なら、その頃ちょうどタンホイザーを振りにきているはずのアダム・フィッシャーの指揮、新国のフィガロで伯爵夫人だったミルト・パパタナシュがルサルカ役ですね。
http://www.lamonnaie.be/en/opera/149/ (配信情報はPractical infoという欄です)
 
短いけれどゼンパーオーパーのときのトレーラーも。こちらは「オランダ人」で来日中のネトピルの指揮。それにしてもどこがどのシーンなのかほとんど判別不能なカオスさです。
http://www.youtube.com/watch?v=mRmixZxlRAQ

変なオペラファンですみません。
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テーマ:クラシック
ジャンル:音楽

コメント

うわ~~~!!

こ、これは…

画像を見て、ブックマークを間違えたかと思いましたよ><
オ、オペラ…クトゥルーオペラ(笑)
懐かしい^^
とはいえ実は読んでないのですよ><
ソノラマ文庫のクトゥルー物では菊池秀行の「妖神グルメ」は読みましたが^^
あれもなかなか、スペクタクルで面白かったです^^
エンタープライズvsダゴンとか(笑)

あ、遅くなりましたがこんばんは^^

なんかすごいですね!
オペラと言うより…何というか…子供番組のエンディングのようです。
着ぐるみキャラと一緒にまた明日~!、的な(笑)
ガチャピンみたいな目をしたクトゥルフもどきは一体何者だ!!
eHollyさんがクトルゥーオペラというのも少し意外なんですが^^

そう言えば、グレン・キャリッグを読み直していて気づいたのですが、ホジソン原作の日本映画って…あの「マタ○ゴ」だったんですね><
私も流石に生まれる前の映画で観てないのですが…
先日からどこかネットで観れないかな~、と探しているのですが、見つからない(笑)

このオペラは観てみたい…
番組チェックしておきますね^^

Re: うわ~~~!!

なんかすごいですよね。基本人魚姫のお話だからとうっかり子供を連れて行ったりしたら大変e-447

無料配信、三週間ありますのでぜひお見逃しなく。自分で紹介しておいてスルーも何なので、私もうちのPCでうまく見られれば感想書こうと思います。

私も「妖神グルメ」は読みましたけど(あれでディープワンて実は相当強いらしいとはじめて知ったかも)「クトゥルー・オペラ」は名前しか知らないんです。SFオペラみたいな意味での「オペラ」?ブックオフで探してるけどぜんぜん出てこないですね。

>ホジソン原作の日本映画

はい、そのとおりですv-63
好きな作家とか最近読んでいる本の話でホジスンの名前を出しても誰も知らないので、マタンゴ(このさい伏字にせずともまあいいか)の原作者って言ってみようかと思うんですがなんか気が引けて(笑)
ユーチューブで検索してみたら英語吹き替え版のトレーラーが・・・。外国のホジスンファンも見てたりするんでしょうか。
グレン・キャリッグ号を実写にしたらやっぱりあんな雰囲気になるのかな。

あ、この間はまた拍手コメありがとうございました。通知は来てるのにどういうわけかブログ内に表示がなくてお返事できないので、ここで一緒にお礼させていただきます。

Re: うわ~~~!!

↑のコメント、SFオペラって・・・。スペースオペラと打とうとして間違えましたe-263

配信延期なんですね。

こんばんは^^

3月末からだと記憶していたので、今日リンク先に行ってみたのですが配信情報を見てみると4月後半(でしたっけ?)とかになってましたね~。
テクニカルトラブルだったのか…
うちの環境で観る事が出来るのだろうか?と少し不安なんですが。
…Youtubeのようにいつでも観る事が出来るのかな。

>SFオペラ

全然気付いていませんでした(笑)
脳内でスペースオペラと勝手に変換していたようです。
書き間違いは私も多くて…><
日々修正しております(汗)

「幽霊船」の紹介完結!ありがとうございます。
お疲れ様でした。
とても面白かった^^

日本に言及されている部分を少しだけ読んでみたのですが・・・
よ、読みにくい・・・
船上の描写、船の設備に関する用語など普段目にする機会はほぼないのでシグハグしながら読んでました(汗)
半分も理解出来なかったかもですが、それにしても日本のエンペラーの四人の息子って一体誰??
と、突っ込みたい気持ちにはなりました(笑)

Re: 配信延期なんですね。

 覚えててくださってありがとうございます。私もしょっちゅうはチェックしてないので、どういう顛末だったかはよく分からないんですが、きのうの夜十一時ごろ覗いたら開始になってました。

 追記のリンク先をクリックするとそのまますぐ見られるはずです。うちのボロPCだとちょっと重いんですが、画質調整(ウィンド下にカーソルを当てると出るバー内の赤白市松模様をクリック)で「低」にしたら良くなりました。

 しかし、面白いけど元のあらすじとは完全に別物・・・サイコホラーみたいです。ちなみに例のシーン、ほんとにあっという間だけど1時間20分前後のところですe-352。なんだろうあれ。ヒロイン父の妄想?
でも音楽と指揮は本当にいいので、よろしければぜひ全曲をe-451

 「幽霊船」、なんせ長過ぎて数回挫折しそうになりましたが、「人狼」のエピソードに象徴されるように部分部分は結構いいと思います。日本への言及、調べてみたら確かにトンデモな一方、それなりに史実を反映してもいるので、作者がどういう方法で歴史を知ったのか気になりますよね。歴史には疎いんですが、こういったあたりには結構興味がもてます。

>船上の描写、船の設備に関する用語
私もホジスン読んでてこれが最大のネックです。普通の英和辞典には載ってない単語も時々あるし。なので最近はこちらのサイトのお世話になってます。

英和海洋辞典
http://www.oceandictionary.net/ej.html

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